さつまの重賞ステップ「エプソムC&マーメイドS」
皆さんこんちゃ!
さつまです!
今週から夏の名物の1つである函館開催がスタートしますね!
割りと好きな条件の競馬場ですけど、開催が短い分馬場読みとかのところで順応する頃には終わってたりと悲しいパターンの人もいるかもですね。笑
今週の日曜日には東西重賞のエプソムCとマーメイドSが発走を迎えます!
エプソムCは好メンバー揃っていますし、抜けてる馬がいるというよりは大混戦ムードな感じが見受けられます。
かたやマーメイドSは難解な牝馬のハンデ重賞ですから、展開とハンデ次第では大荒れ決着になったりもするレースの1つかなと思ってます。
本日のコラムは両重賞のステップの所を話していきたいと思いますので、気になる方はお付き合いお願いします!
ではまずはマーメイドSからいってみましょうか!
マーメイドS
先程も触れましたが、思っている以上に難解な部類に入るハンデ重賞だと思います。
格の部分も大事ですが、条件クラスからの格上挑戦になってる馬も馬券に絡む事が多く波乱傾向の多いレースです。
過去10年の3連単の配当を見ましても10万超えの配当をが7本と波乱含みですし、オッズ帯の割に単勝10倍以上の馬の好走率が非常に高いかなと。
まず斤量面の所で特徴的なデータを挙げていきます。
トップハンデを背負う事になる人気馬の成績がコチラです。
1-1-1-12
勝率6.7% 連対率13.3% 3着内率20%
このように比較的奮わない成績となってますね。
斤量別で1番成績の良いのが53キロを背負ってる馬ですね。
成績はコチラ
5-3-3-17
勝率17.9% 連対率28.6% 3着内率39.3%
この様に能力的な所も評価出来る馬に割りと軽めのハンデを見積もられることもあるのか、好走パターンにハマってるように見えますね。
逆に49キロ以下の馬は0-0-0-12とここ10年では馬券に絡んでいませんが、今年は抽選を突破してくるとなるとオスカールビーが背負う事になります。
(このコラムは水曜日の夜から書き始めてますので、現時点ではまだ馬柱決まってません)
では斤量面も踏まえながらになりますが、展開の所にも触れてみましょうか。
阪神コース内回りの芝2000メートルを舞台に行われるレースなのですが、軽量ハンデの馬がテンから飛ばす可能性が高く、レース名に似合わないタフな展開になることが多いです。
なので切れで勝負するタイプよりも、比較的持続力のある脚を使えてスタミナの部分でリードしているタイプの方が好走傾向にハマりやすいんじゃないかなと思っています。
今年はオスカールビーのような最軽量の馬に泉谷君みたいな若手ジョッキーが乗りますし、Hペースのバテ差し決着といったことも計算出来るかなと。
前走が緩い流れで展開が向かずに負けていたり、ハンデが見込まれていないタイプの馬は注意しておきたいですね。
昨年の当レース4着馬で今年の1番人気が見込まれているセンテュリオなんかには比較的向いてくる展開になるかもですね。
昨年の優勝馬サラスは休み明けから叩いて上積みがありそうですし、陣営も前走以上の出来で出走させることが出来ると踏んでいるんじゃないでしょうか。
ぼちぼち梅雨入りもしてくる時期なので、週末の天気は雨模様ですし、最後の直線は前が止まった上に上がりの掛かる馬場コンディションを想定してみるのも1つの切り口にはなるかなと思っています。
最終追い切りの面から見てみますと、サトノワルキューレやレイホーロマンス辺りの動きがパッとしないように思えるので、この辺の馬が穴人気するようなら僕は展開面でハマる可能性あるとはいえあまり買いたくないかなーと思ってます。
前走以上の状態面に当てはまりそうなのが、センテュリオ、リュヌルージュ、サマーセント、レッドアネモス辺りかなと。
展開、斤量、仕上がり面、そこに馬の能力や夏の時期にパフォーマンスを上げてくる馬なんかの評価も織り交ぜながら狙っていきたい重賞の1つですかね。
エプソムC
今年は例年以上に重賞での好走経験のある馬が集まりましたし、ハイレベルなレースになりそうですね。
パフォーマンスが高い馬が好走確率が高いのは勿論なのですけど、5歳馬よりも4歳馬の方が好走確率が高く、レースの立ち回りに関してもイン有利の傾向があるレースとなってます。
芝の1800m戦ではGIは組まれていないので、コース適性や枠の部分でリードしてる馬なんかの評価は自然と1段階ほど上げてもいいかもしれません。
今年は1番人気に推されそうな馬がサトノアーサーとレイエンダの2頭になりそうですけど、コース適性、時期特性、鞍上の力の部分ではややレイエンダの方がオッズに見合ってるかなとは思います。
多頭数で位置取りも重要になってくるレースになるので、いつも以上に騎乗するジョッキーのファクターは重要度が高くなってくると思っておいた方がいいかもしれませんね。
レイエンダは気性的なところで問題があるので、道中の折り合いは欠かせませんし、無観客開催の今はレース直前までのテンションの上がり具合もキープしやすく、いつもよりも力を発揮しやすいかもです。
最終追い切りでは古馬のゴーフォザサミットと併せて抜かせず先着していますし、順調さが伺えます。
久々の重賞挑戦になるピースワンパラディなんかも時期的な疲れを感じさせずに、馬が若々しいですし、いきなりの重賞制覇があっても良いかもしれません。
前走は得意な左回りコースで見せ場を作れなかったシャドウディーヴァも相変わらず仕上がりは良いみたいですし、メンバーレベルが一気に楽になるここでは勝ち負け候補の1頭に入ってくると思います。
手前を上手く替えることが出来れば最後は伸びてくるので、デムーロさんの手話んに期待したいですね。
人気上位馬は仕上がり面も良いですけど、やはり展開次第で凡走する可能性もあるレースかなとは思いますので、紐荒れパターンなんかも想定した買い方をするのもいいかなと思います。
混戦レースですし、展開がピタリとハマった差し馬あたりが最後はかっさらっていくようなことになるんじゃないかなと思います。
逆に右回りが得意で左回りになるとパフォーマンスを落とすタイプの馬に関しては点数的な意味でも、メンバーを相対的にみても少し評価を下げても良いかなと。
穴馬で面白いなと思うのが、近走は以前よりも走りの迫力が増しているアトミックフォースや前走は完全に後方に構えすぎて届かなかったインビジブルデイズなんかも面白そうな1頭です。
特に同型の少なくなりそうなアトミックフォースなんかは先手を主張することになると思うので、展開のカギを握ってくるんじゃないかなと思っています。
当日の空模様も気になりますが、枠や能力的にここに入ると前走よりも楽を出来る馬なんかに注目しながら最終的な印と買い目を決めたいかなと思います。
重賞2つ分なので掻い摘んでのお話になりましたが、ここまでお付き合い頂きまして誠にありがとうございました!
今週も皆さんの馬券(買い目)が当たりますように祈っております!
それでは!
Good Luck
さつま