さつまの重賞ステップ「スプリンターズS」
例年は差し優勢。決め手に長けた馬が好走。
皆さんこんちゃ!
さつまです!
今週は秋のGI開幕戦となるスプリンターズSが日曜日に発走を迎えます!
木曜日の時点でアンケートにより募集した2頭プラス僕の選んだ1頭の考察を今回は記載致しますのでよろしくお願いします!
今週のコラムでは今年のスプリンターズSを予想する上で自分が決めている方向性と考察のみのサラッとした内容でシンプルにお伝え致します。
それでは早速ですが綴っていきますね!
【スプリンターズS特徴】
スプリンターズSの好走条件の偏りを見ると基本的には差し、好位からの差しと上級条件のスプリント戦らしく決めてに長けた馬に好走実績が偏っております。
逃げ馬に関してはモズスーパーフレアのように強力なテンの速さと先行力を持っていても近年は勝つ所まで持っていけていませんし、例年通り前では無くて中団辺りまでを目安とした差し勢を上に置きたいレースかなと。
特に顕著に出たのが昨年のスプリンターズSで、勝ち馬のグランアレグリアと3着に入ったアウィルアウェイは4角ではまだ外めの後方よりから押し上げる形にも関わらず、最後は先行した各馬が脚を止める中で中々見ることが出来ないような末脚を見せての決着となりました。
これは昨年の傾向が今年よりも外差しに強く出でいたことに起因する訳ですけど、あそこまでのあからさまな外差しでは無いにしても、やはり前のめりになった馬は掃除される傾向が強いレース質を持っています。
今年は内がまだ生きているのでどこまでラチ沿いを走った馬が頑張れるのかって部分も確かにありますが、前に行きたがるメンバーが昨年にも増して激化しそうなこと、ここにメイケイエールって馬が加わることでテンで遅れた馬の押し上げが行われる可能性も高まるので、32秒台半ばくらいで突っ込むようなレースになるのではって感じです。
個人的にはレシステンシア辺りがこの流れを前で受けて掃除されることを危惧しているので、強いんでしょうけど凄い買いにくいです。。
ルメールさんの事だから付き合わない可能性も全然ありますけど、気性面にも前で受けているレースが多いので非常に難しいレースを強いられるのではと思ってます。
上記で書いたようにこの辺のことを加味しても前に掛かる負荷は相当な物になると思いますし、それならば詰まるなどの不利込みでも例年通り差しに振った方が理にかなっているかなと。
ただ、昨年ほど強烈な差しまでは想定しにくい所もあるので、中団前後くらいにポジション取れそうな馬を狙いたいレースかなと。
まずは前残りを狙うのか、明確に前が掃除されると考えて後ろからの馬を狙うのかで極端な感じになっても狙いは定めた方が自分は良いかなってスタンスですね。
モズスーパーフレアや逃げ馬が残せるレースだと思うなら、前半の隊列から予想して前を買う。
モズスーパーフレアだけ着内残せる可能性を加味しつつ、基本は差しの台頭。
前は壊滅でほぼ差し馬~追い込んでくる馬での決着。
簡単に分けるだけでも予想感としては見えてくるものがあると思いますので、自分の考えを上手く纏めてみると予想もしやすくなるかもしれません。
まあこんな感じで予想の入り方を自分はまず決めて今年のスプリンターズSを考え始めたって所です。
それでは3頭だけ記事本文にも載せる予定の考察を紹介しますね!
ローテーションに好感の持てるダノンスマッシュ
【出走馬考察】
ダノンスマッシュ
自分のアプローチなどを踏まえて、人気サイドですんなり軸にして買いたいなと考えられるのはこの馬くらいかなと考えています。
海外のレースにも積極的に参戦していて、昨年の暮れには香港スプリントを制して待望のGI制覇を成し遂げ、その実績を引っ提げて挑んだ今年初戦の高松宮記念では得意の休み明けのローテを活かして国内GI制覇も達成と充実していると考えて良いですし、間隔を詰めて挑んだチェアマンズスプリントで負けているのもこの馬のいつものパターン。
結局の所いつもの前哨戦の位置付けが高松宮記念になって、本番がチェアマンズスプリントに変わっただけで、相対的に馬の能力で劣って負けたと言うよりもこの馬の本質が休み明けでフレッシュな時こそ高いパフォーマンスを示すと言うだけのことだったかなと。
あと2年くらい早く陣営はこの馬に沿ったローテを組んでいればもう2つくらいGI勝ってたと思うけど、それもまた競馬のしがらみや難しさではあるので仕方ないですかね。
今年はセントウルSを挟まなかった事である意味準備は整っていると思いますし、能力を出し切ったのならばこの馬が1番勝つ確率自体は高いと思っています。
あまり妙味はありませんけど、最近は坂でピタッと止まることも軽減出来ていますし、入念に乗り込まれて態勢は整っていると踏んでいます。
鞍上も心強いので上位評価したい1頭といった位置付けになりそうですかね。
ジャンダルム
マイル路線で思った様な結果が残せなかった為に徐々に距離を短くして新たな可能性を模索したのが近走パフォーマンスに繋がっているような典型的な1頭といったところです。
元々好位から捲りつつポジションをあげてそのまま押し切るような競馬を得意としている訳ですが、北九州記念とセントウルSはほぼ致命的な出遅れをして7着、4着と惜しくも馬券には収まることが出来ず。
前走のセントウルSは北九州記念で7着と負けた事で人気を落としていて妙味の確保は出来ていたんですけど、あそこまでの鬼脚を披露してしまったことで負けて逆に人気するパターンで挑む事になりそうなのが今年のスプリンターズSです。
間違いなく前走で馬券になる事が買ってた人にとって救いのパターンだと思う馬ですし、蓄積してた妙味も吐き出したタイミングではあるので、期待値は低くなるのは仕方の無いこと。
そこの部分に目を瞑ってシンプルに分析すると、馬場の状態に関しては時計の掛かる方が合っていると思うので、週末前の台風の影響でどれだけ馬場のレベルを落としてくれるのかなってのが1つ。
後は終盤に失速するラップがここ2走の計算でいくと合いそうではありますし、下手にスタート決めて前受けするよりも意図的に控えて終いの爆発力に賭けるような形の方が結果的には頭で入る可能性は高まるのかなと思います。
浜中さんがどう乗るのかはちょっと疑問ですけど、元々そこまでレースを動かすタイプのジョッキーではありませんし、出たなりと言うよりも控える方に今は傾いているんじゃって予想で見ておきます。
まああまり買いたくは無いですけど、前走の様な競馬がスプリンターズSのレース質とはマッチすると思いますので一応押さえておくべき1頭にはなりそうです。
中山の急坂で脚が止まるイメージはないので、そこの面は相対的に考えても前進材料だと思います。
アウィルアウェイ
昨年のスプリンターズSではグランアレグリア、ダノンスマッシュに続いての3着と穴をあけた1頭ではありますが、格上相手の3着後の成績がさすがに芳しくないのとからも如何に昨年は展開やバイアスに恵まれていたのかが分かるかなと思います。
元々展開面の助けを必要とするタイプではありますけど、スプリンターズS、マイルCSからの格下げ戦となるオーシャンSで休み明けにも関わらずマイナス体重の出走から凡走。
ここから馬体重の移り変わりが激しくて、前走の北九州記念ではキャリアで最も重い502キロと調整の部分に関しての不安もありますし、差し優勢とはいえ昨年ほど外の伸びる馬場までは想定していないことから、この馬の出番を今年も期待するには臨戦もそうですけど、状態面含めてここまでの過程と成績が推しにくい印象です。
本来であれば2走前のCBC賞の様なレースは逆に差し損ねるのがこの馬のキャラだとも思いますし、特徴など含めて昨年とはまた違った位置付けが必要になってくる気がしますね。
今年はこの馬よりも人気しなさそうな穴馬に魅力を感じる事からも自分はパスしたいかなと思います。
この様な感じで全頭の考察を書く予定となっております!
人気上位勢では自分はダノンスマッシュを高めの評価してる感じですかね。
正直ダノンスマッシュ、レシステンシア、ピクシーナイトの内2頭くらいが綺麗に走ってしまえば入ってしまいそうなレースではありますが、それをさせない為にメイケイエール含めて強力な先行勢がレースを乱す可能性を見ているので、自分はオッズも加味しつつ別の所からになりそうな気がします。
ここまでお付き合い頂きましてありがとございました!!
皆様の馬券が当たりますように祈っております!
Good Luck
さつま
さつまはここからいったいどんな本命にたどり着き、そしてどんな買い目を導き出すのか!?
買い目入りの予想はこちらから!
レース前日の夜に配信!