さつまの重賞ステップ「セントウルS」

背景的にパワーもあるタイプに適性面の後押しあり



皆さんこんちゃ!




さつまです!



夏競馬も終わり(サマーシリーズは今週が最終週)、いよいよGIに向けた秋競馬が今週から始まりますね!




10月
1週目スプリンターズS
3週目秋華賞
4週目菊花賞

11月
1週目天皇賞・秋
3週目エリザベス女王杯
4週目マイルCS
5週目ジャパンC

12月
1週目チャンピオンズC
2週目阪神JF
3週目朝日杯FS
4週目
中山大障害
ホープフルS
有馬記念


競馬ファンとしては本当にワクワクしてしまう時期です。笑




私事ではありますが、来月からは今まで以上に分析に充てることの出来る時間が増えるので、結果に拘りながら頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします!!




さて、今週はスプリンターズSに向けてのステップレースとなるセントウルSについて少しですが書かせて頂きます。



興味のある方はこのままお付き合いお願い致します!




先週までの札幌、小倉、新潟開催が終わりまして、今週からは中山と中京を舞台とした開催になります!



中山好きー!って声を良く聞きますが、中京の舞台も特徴的なコース条件ですし、個人的には好きな舞台の1つでもあるので、楽しみな開催かなと思っています。




例年であればセントウルSは阪神を舞台に行われるのですが、今年は開幕週の中京コース芝1200mを使って行われことになります!


例年とは違った前哨戦になりますので、データ自体は少ないですが、コースの特徴も意識しながら切り口を見つけていけたらと思います。




セントウルS(中京芝1200m)が行われる中京コースを舞台としたコースレイアウトは向正面半ばからスタートする形で、3コーナーまでは約300程となります。



スプリント戦にしては前半は落ち着いた流れになりやすいコース設定なのですが、今年はメンバー構成的にも走力のある馬が多いですし、前半から流れる可能性も考慮はしておいた方が良いかもしれませんね。



1200mの内、約400mが直線となりますし、直線に入ってからすぐに急坂もこしらえてあるので、スプリント戦の中でもタフなレース模様になりそうかなと。




軽い馬場の平坦コースのスプリント戦を得意としているタイプよりも、背景的にパワーもあるタイプが適性面の後押しを受ける傾向が強いかなと。



今年はサマースプリントシリーズを狙ってるタイプと秋のスプリンターズSに向けての2通りのローテが主に考えられますし、仕上がり面に関しても余裕残しとメイチ組とで別れる可能性もありますので、最終追い切り含む中間の動きには注目しておいた方が良さそうです。



それではセントウルSに出走する中でも注目を集めていそうな所を中心にお話させて頂きますね!


人気の3頭をがっつり分析。気になる穴馬も紹介





ダノンスマッシュ


既に重賞5勝を挙げている素質馬なんですけど、決まって悲願のGIレース本番では壁に跳ね返されてしまっています。

以前は急坂が苦手な傾向が顕著に出ていましたが、力を付けてきた分多少は克服してきたかなと。


それでもやはり坂を登っている時の脚色と坂を登り切った後の平坦な部分での脚色の変化具合が坂を得意としている馬のそれよりも大きな印象ですし、本質は苦手なのかなといった感じですね。




休み明けでの好走パターンを持っているタイプでいつも通り追い切りは動いてますね。


馬の気持ちは分かりませんが、休み明け1本目の方が横の比較を踏まえたとしてもパフォーマンスが高い様にも思えますし、1度くらいぶっつけのローテで本番に挑んだらあっさりもあるのかなぁとか考えちゃいますね。苦笑



まぁ、それは置いておきますが、当レースのここでもやはり好パフォーマンスを発揮してきそうな1頭ですし、普通に人気馬の一角でも危険な人気馬にはなり得ないかなと思います。

個人的には本命に指名する予定はありませんが、2年前の高松宮記念では1.07.5で昨年は重馬場も影響したとはいえ1.09.7と良馬場時のパフォーマンスの高さは軽視する訳にもいかないかなと。


セントウルSが行われる当日は雨予報でもあるので、馬場がどこまで渋るかにもよって評価は変える形で、人気馬なので特に慎重に扱う形が良さそうかなと思っています。


安易に休み明けの好走パターンと能力の比較だけで◎を打つまではいきたくないかなって1頭だけど、切るまではいかないタイプって所に着地したいですかね。


中途半端な感じですけど、多少でも疑いのある部分があるからこそ、人気馬としては厳し目の切り口の方が配当面の所からも無駄な買い目を作りにくくなるので、とにかく当てたいって感じで無ければ、このスタンスで良いかなと。






クリノガウディー


今年のセントウルSの開催が中京に変わる点で1番の恩恵を受ける事になりそうなのがこの馬かなと思います。



春に行われた高松宮記念では新馬戦以来の待望の2勝目がGI制覇となったかなと歓喜の瞬間を迎えたと思ったのですが、1位入線後にまさかの降着判定が下りました。


タフな条件のスプリント戦では目を見張るような好走を見せることが多く、完全な切れ味勝負よりも馬場が渋った時計の掛かる条件の方があうと思いますし、降着にはなったとはいえ、GIで一番最初にゴールを通過したことのある、中京コースでの開催はやはり歓迎するべきかなと。




高松宮記念の後の始動戦に選んだCBC賞では1勝馬ながらに斤量(ハンデ)58キロを背負わされる運の無さもありましたし、スタートで出負けする形で位置取りも1列目では無くて2列目になり、尚且つレース自体は前が断然有利の決着。


直線では前が詰まる→外に出す→また詰まるを繰り返して、どうにもならない様な内容でしたので、力負けとは言えません。


前走の関屋記念では適性のある距離ではなかった上に高速馬場も相まってなのか、レース途中で息が上がりジョッキーが馬の安全を考慮して意図的に下げる形での最下位となりましたが、レース後に喉の検査をした所、異常も見付からなかったとのことなので、やはりこの馬にとっての好走条件とはかけ離れた所だったかなといった印象ですね。



崩れたこの2走で大きく人気を落としてくるのであれば面白い1頭ですし、ボーダーとしては単勝オッズで10倍くらいは付いてくれる所までは欲しいかなと思っています。




ビアンフェ



器用なタイプではないので、引き続きのスプリント戦はこの馬にとっては好材料かなと思います。


タメを効かせて勝負するよりもシンプルに前々での競馬で勝負する方がこの馬の気質には合うと思いますので、展開の部分は後付けで自分の良さの生きる形を選ぶのかがポイントになりそうです。


正直前残り1番手なのがビアンフェだと思っているので、この馬が残れない展開となると差し、追い込み勢が台頭する決着の可能性が高いので、ダノンスマッシュがハナを取りに来るような事になればどちらも走力あるだけに、譲らずの共倒れになりかねないかなとも思います。


条件云々は除いたこのメンバー内での横の比較でも、能力的な見劣りは少ないと思っているので、前走から斤量が3キロ軽くなる点はかなり大きなアドバンテージになるので、その点も踏まえると個人的には切りにくいですね。




今週は1頭ごとの分析量をいつもよりも多めにしたので、3頭で力尽きました。苦笑


軽めにそこまで人気しない所の話をすると、前走前傾ラップで好走したフェルトベルクは物凄い脚に見えましたが、ここではあそこまで展開がハマるとは思えないので少し買いにくくて、逆に前走前傾ラップをいつもよりもポジション後ろ目の位置になってしまったけど、6着に留まったトゥラヴェスーラあたりはオッズ次第では相手くらいには入れても良いかもしれませんね。

ただ、後者は鞍上が武さんなので人気してくるかな。。




スプリント戦ですし、特に天気も気になりますね。


休み明け組、前哨戦組、サマースプリントシリーズ最終戦組とメンバーのローテだけでもとっつきにくい上に、更にスプリント戦で重馬場開催とかになったら、それは大荒れしてもおかしくない合図だとは思うので、皆さんも悔いのない様に分析して挑みましょう!




長くなりましたが、ここまでお付き合い頂きまして誠にありがとうございます!



今週も皆さんの馬券が当たりますように祈っております!




Good Luck




さつま

さつまはここからいったいどんな本命にたどり着き、そしてどんな買い目を導き出すのか!?
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レース前日の夜に配信!