さつまの重賞ステップ「七夕賞」
皆さんこんちゃ!
先週は個人的な都合でさつまの重賞ステップをお休みしてしまい、申し訳ありませんでした!
今週から改めて連載?(笑)を再開致しますので、よろしくお願いします!
今週はプロキオンSと七夕賞の2重賞が行われる予定ですが、さつまの重賞ステップでは七夕賞についてお話しさせて頂きます。
では早速ですが、七夕賞の分析をしていきましょうか!
7月12日の福島メインレースで発走を迎える七夕賞は夏のサマー2000シリーズの第1戦として位置付けられています。
近年では人気サイドの好走パターンも多く、ハンデ競走の中でもトップハンデを背負う事になる馬が馬券に絡む事が多いレースとなりますね。
今年の出走メンバーの中で57キロを背負う事になるのはこの2頭です。
エアウィンザー
クレッシェンドラヴ
七夕賞は重賞での勝利経験がある馬の方がデータ上も優秀ですし、この2頭はどちらも重賞での勝ちがあります。
まぁ、斤量57キロ背負うのですから、そこはそうでしょうね。笑
エアウィンザー
まずエアウィンザーになりますが、福島の舞台経験を持っていない点はやはり減点材料として捉えたいかなと僕は考えています。
そして前走、前前走はどちらも見せ場を作る事なく負けているのですが、ここで気になるのが、ローカルでの重賞なら力は上位って見方をされてるのか想定よりも人気をしている点が気掛かりです。
昨年の京都大賞典からの休養明けになった新潟大賞典での負け方はまだ分かりますが、叩いて使えた鳴尾記念でも以前ほどの闘争心は無かったように見受けられました。
ここで更に復調気配を出してる可能性もあるのですけど、やはり人気に見合ったコンディションでは無いと思えるので、福島経験の有無、このタイミングでの斤量57キロ、昨年よりもパフォーマンスを落としてきている点、後はここの所の不安定な天気で良馬場よりも重めの馬場を想定する所まで考えるとなると、ここも厳しい評価になりそうかなと思っています。
クレッシェンドラヴ
もう1頭のトップハンデを背負う事になるクレッシェンドラヴは前走の中山金杯から約6ヶ月ぶりのレースとなります。
前走の中山金杯では7着と敗れましたが、スタート出遅れの不利と有馬記念での除外など幾つかの要因もあったので、多少は仕方なかったとも捉える事が出来ますかね。
デビューして以来ここまで間隔をあけての出走になるのは初めてではありますが、休み明けにはめっぽう強いタイプで馬券圏内に入る可能性の高い1頭ではあるかなと考えています。
ただ、想定では1番人気ですし、相手次第ではありますが印はどこにするかまだ決めかねている段階かなーといったところです。
福島では4戦して1-3-0-0と連対を外していませんし、人気になるのも仕方ないかなといった戦績ですかね。
想定では◎○☆のどれかを考えているので、買い目でどこまでの配当になるのかを見極めてから最終的に決定したいです。
鞍上の内田騎手は先週のラジオNIKKEI賞をバビットで勝っていますし、芝のレースではありますが自信を持って乗ってくるかなと。
昨年は55キロを背負っての2着で、今年は2キロ増えた57キロ、ここの分とメンバー関係の変化まで踏まえるなら、能力的には上位の位置づけとして考えても良いかなと。
馬場が重くなる点は問題ないですし、自然と前が止まる展開の方が合いそうですね。
先程休み明けは走るって話をしましたが、この馬も6歳ですし、多少は動きにくくなってきている可能性もあるので、1番人気であるならばその辺の物差しも少しは厳しく見ていった方がヤケドはしにくくなるので、慎重に決めていきたいですね。
ここからは何頭かピックアップしながら話していこうと思います!
今年は福島の舞台で連対を外していない馬が5頭いますので、買い目を組む際はそこの所にも注目していきたいですね。
他には例年に比べてもハンデ差が少ないですし、この舞台を得意としている馬には差し馬が多いので、前のマークが薄くなりすぎるようなら、ジナンボーやノーブルマーズあたりはだいぶ楽の出来る展開も予想されます。
ノーブルマーズは重賞でも大崩れなく3戦連続の4着と地力のある所を見せていますし、最終追い切りではCWで追われて軽快な動きを披露しています。
前走の目黒記念よりも仕上がりに関しては良くなっているのではないでしょうかね。
ジナンボーは前走の大阪杯では豪華メンバー相手に6着と善戦していましたし、ディープ産駒ながらも馬場が渋るのも割りと歓迎している所も見受けられるので、メンタル的な所と間隔的な所でも高水準な状態でレースに挑めそうです。
昨年の七夕賞以来となるソールインパクトは8歳と年齢的な衰えもありますし、さすがに追い切りでも動いてはいるけど、息の入りは以前ほどの所にはないと思うので、忙しくなりそうなこの条件では厳しいレースを強いられることになるかなと思っています。
七夕賞のもう1つのデータとして、前走大敗からの巻き返しや大幅な条件変化をしてくる馬も比較的好走パターンにハマる事が多いので、前走からの距離短縮や延長、ダート→芝などの馬も簡単には軽視せずに目を通していくのも必要かなと思っています。
特にタフな展開になった時は前が垂れてきて、淡々とスタミナを活かした形での持続力のある馬が上位に入ってくる可能性も考えられるので、距離短縮に当てはまるノーブルマーズ、バレリオ、レッドローゼスの中でも先程述べたノーブルマーズとバレリオには注目したい所ですかね。
レッドローゼスは極端な競馬になる馬でステイゴールド産駒ですけど、そこまで重めの馬場は得意ではないと思うので、当日の天気であまり重たくなるようなら、軽視でも良さそうです。
福島を得意としているマイネルサーパスは馬自体の仕上がりは非常に良さそうですし、夏の競馬も問題なさそうですが、鞍上の優作くんは重賞の経験値も少ないので、その点は減点したいかなと。
今年も難解な七夕賞ですが現段階で軸として推奨するならば以下のような感じで。
人気サイド
クレッシェンドラヴ
中穴サイド
ノーブルマーズ
穴サイド
バレリオ
最終的な判断は当日の天気予報とオッズや土曜日の傾向を見ながら決める事になりそうですが、今年も楽しみなレースをじっくりと予想したいかなと思います。
皆さんも色んな角度から分析をして楽しみましょう!
ここまで長くなりましたがお付き合い頂きまして、誠にありがとうございます!
それでは今週も皆様の馬券(買い目)が当たりますように祈っております!
Good Luck
さつま
さつまはここからいったいどんな本命にたどり着き、そしてどんな買い目を導き出すのか!?
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