さつまの重賞ステップ「宝塚記念」

ここ10年でピンク帽が7勝!




皆さんこんちゃ!




さつまです!





GIが続いていたので、コラムに関しては2週間ほどお休み頂きましたが、今週からまた再開させて頂きますのでよろしくお願いします!


今週はシーズンの総決算となる宝塚記念が発走を迎えるのですが、土日は台風も接近していることから天気は不安定になりそうな感じです。

まあ関東から北陸に掛けてなので大丈夫だとは思いますけど、無事開催されるように祈っておきたいですね。


【宝塚記念コース特徴】

春のグランプリとなる宝塚記念の舞台となるのは阪神の芝2200m内回りコースです。

外回りコースの4コーナー出口からスタートする形で、3.4コーナーに掛けては内回りコースを使用する設定。

前半が下り坂でのスタートになるので、比較的前がかりな流れになりやすく、内回りコースにしては上級条件らしく中団からの差しは届く印象を自分は持ってますけど、やはり本質は前有利だと考えられます。

瞬発力に特化している馬よりも、持続ベースで長いこと脚を使える馬や前半が速くなっても終いまで我慢出来るタイプの方が好走確率は高いかなと。

前半から速くなりやすいって条件があるので、追走力に不安のあるタイプは不利なポジションに付きやすい為、あまり成績が伴っていないのが特徴として良く出ていて、ハーツクライ産駒なんかは苦手としているGIの1つですかね。


【枠の特徴】

これはさすがに偏り過ぎではあると考えていますけど、ここ10年でピンク帽子が7勝を挙げていて、断然な勝率なんですよね。

ここ2年は勝つべき馬が勝った印象はありますけど、相対的に見ても穴馬が外枠で勝っている重賞でもありますし、顕著な分わざわざマイナス材料と捉えることはせずに、普通に前進材料の1つとして自分は考えたいかなと思います。

よほど切りたい馬が入った場合は切ると思いますけどね。笑


アリストテレスは中距離でパフォーマンスUP?





【人気サイドを考えてみる】

クロノジェネシス

この馬は語る必要も無い感じですけど、今回は北村友一騎手がケガで離脱しているため、ルメールさんに乗り替わる形での参戦。

海外帰りと体調面の不安はあるかもしれませんが、馬と喧嘩をするジョッキーではありませんし、余程のことがない限りは順当に走ってきそうなタイプとして位置付けて良さそうです。

持続ラップに強い傾向も示せるタイプですし、今年は天気の不安もありますが、この馬にとっては不安となり得ない事などは寧ろプラス材料の1つです。

仮に負けた時にどんな理由になるのかなとは思いますが、逃げ馬に楽をされて完封されるパターンやそれこそ変則な考えだと北村友一ジョッキー専用機的なパターンですかね。

まあ妙味はほぼ無いオッズになる事は間違いないですし、この馬を軸として考える場合は買い方はシビアになりそうな感じです。



レイパパレ

前走は流して緩めて最後も突き放す形とほぼ完璧な形でのGI制覇を果たした訳ですが、今回は逃げ馬のやり合いと距離が伸びることにパフォーマンスを下げる可能性を秘めているかなと。

とはいえ前走の様な展開に持ち込めば勝てるだけの素質を秘めていることは証明している訳ですし、テンの速さに関してはユニコーンライオンよりもこちらが上だと思うので、オッズ妙味は格段に落ちるけど自分の中では危険な人気馬にはならないかなと思いますね。

鞍上も心強いので距離延長に対応してくるのであれば突き抜けても特におかしくは無い1頭です。



アリストテレス

ここが分岐点なイメージを持っている1頭で、前走騎乗したルメさんの印象だとステイヤーでは無さそうとのコメントを残していることからも、前走からの短縮は悪くないんじゃないかな。


単純に菊花賞を好走したことで長めの距離に良さげなイメージが付いたけど、菊花賞と天皇賞・春を比較しても前半のラップに大きな差があり、菊花賞は楽をした分距離が持ったからこその好走であった可能性も高まってくるかなと。

馬場状態と展開面でスタミナを大きく削られると、横の比較が同レベルかそれ以上の所ではまだ、余力を残して走りきる体力ベースでは無いのかもしれないですね。

現状では長距離よりも中距離の方がパフォーマンスが高まる可能性は考えておきたいです。

非根幹距離は得意ですし、追走間に合ってポジションが取れるようならチャンスはありそうだけど、ここの所調子を下げてる武さんが乗るのは客観的に見ると少し不安ですかね。

まあ2つ負けが続いたことでこのメンバー構成でどの程度人気を落としてくるのかを見極めたいです。



【まとめ】

簡潔にまとめると、今年の宝塚記念は人気が落ちるに連れてシンプルに不安点がちょこちょこ出てくる様な構成と考えていて、オッズに関しても概ねどの馬も適正オッズに留まるんじゃないかなと思います。

クロノジェネシス中心になるのは仕方ないですし、言い方は難しいけど粗を探すと言うよりも、仮にこの馬が飛ぶ場合は単なる結果論になりそうなので、この馬が飛んでも「やっぱり飛んだ」とか言ったりするのは僕の中では逆に違和感ある表現のイメージのある馬です。

なので自分は相手なり軸なり高めの評価を付けると思うので、一応こちらで伝えておきますね。笑

まあ単勝は買えるオッズにはならない気がしますが、その辺は他馬のオッズなどを踏まえながら考えることにしたいです。


宝塚記念のコラムはここらでお終いです!

最後までお付き合い頂きましてありがとうございました!



皆様の馬券が当たりますように祈っております!



Good Luck



さつま

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