人気馬が崩れにくいレース

皆さんこんちゃ！




さつまです！



今週は日曜日にダート重賞の東海Sが中京を舞台に、非根幹路線を得意としている馬が適性部分をしばしば見せるAJCCが中山を舞台に行われます。

どちらをコラムの題材にしようかなと考えてたんですけど、今週は東海Sに出走予定のオーヴェルニュを軸にちょっとしたお話をしようかなと思います。皆さんが時々耳にすると思う｢本命馬がオッズや条件次第で変化する｣って部分を例を挙げながら書いてみようかなと。

なので総合的に見ると東海Sの分析って感じでは無いので、興味がそそられない方はここで離脱して貰って構いません。

それではサクッとになりますがよろしくお願いします！



【東海S】

先日行われたチャンピオンズCと同条件で、中京のダート1800mを舞台に行われるレースとなります。フェブラリーSの前哨戦ともなるレースですが、1.2番人気に支持された馬が2頭とも崩れることはここ最近は無く、特に2013年に中京に舞台を移してからは1番人気は5-0-3-1と昨年崩れたインティを除いて全て馬券内に収まっていることからも、人気馬が総崩れをおこしにくいレースとしてまず考えておきたいですかね。

そんな今年の東海Sですが、1番人気になりそうな馬がオーヴェルニュとサンライズホープの2頭。今回はその片割れと考えているオーヴェルニュを題材に本命馬としての差し引きのお話を致しますのでよろしくお願いします。

オーヴェルニュを本命にすべき時はいつ？

オーヴェルニュ

昨年のこのレースの1着馬で、中京のダート1800-1900って条件に絞ると4戦して3-0-0-1と3勝をマークしているのがまず1つ。

その中でも知られているのが乾いたダートよりも湿った脚抜きの良い条件の方が好走パターンに偏っていること。今回はそういった条件ごとに変わる時にこの馬を本命にすべき時は何時にするのがベターなのかって所を少し考えてみようかなと。

これが偶に聞くと思う｢この条件ならこっちを本命にしてたのにとか、これなら期待値薄いかな｣って感じの部分に繋がるので。

まず簡単な例として幾つか今回出走するにあたって条件を適当に仮定して考えてみましょうか。あくまでもニュアンスを伝えたいので仮定する部分は多少矛盾点や辻褄が合わない部分も出てくると思いますけど、その辺は流しておいてください。


1 想定1番人気 単勝オッズ2.5倍
良馬場

2 想定2番人気 単勝オッズ3.5倍
良馬場

3 想定1番人気 単勝オッズ2.5倍
重馬場

4 想定2番人気 単勝オッズ3倍
重馬場

まずケースとして4つのパターンを適当に書いてみました。この場合だと自分の裁量では本命を打つ可能性を持っているのが4つ目の場合と相対的な意味合いまで踏まえたら3つ目ケース。

1つ目は幾らこの条件で好走が目立っているとはいえ、力が抜けていると仮定しても単勝オッズなど考えるとやや買いにくいイメージを抱いてしまいます。ここに最内枠など引いて尚且つ先行勢が被せてくるような枠の並びになった場合は揉まれ弱いこの馬にとっては割引き条件が並ぶ形。

2つ目だと単勝オッズは少しマシになりますけど、それでも良馬場だとパフォーマンスを落とすことの多い馬なので、そうなった時に自分の中で3.5倍に妙味があるのかって所が1つの焦点。メンバーなどの比較を踏まえて鞍上も今回は好転するターンではありませんし、オーヴェルニュで3.5倍も付くのかって考えには至らないのでおそらく本命は打たないって結論になりそうですかね。

3つ目が単勝オッズは売れてしまうけど、得意の脚抜きの良い馬場ってパターンですね。この場合はおそらくですけど、余程周りに期待値取れそうな馬がいなかったりだとか、消去法を重ねた上で台頭して来れそうな馬がいなかったら選ぶ世界線もあるのかなくらいです。おそらく重賞で配信するって縛りを考えなかったり、相手に配当見込めそうな穴馬がいなかったらスルーしてもおかしくないくらいの人気馬ってなるかもです。

4つ目がギリギリだけど本命打って買うかもしれないなってケースです。枠次第って感じもするけど、このメンバーで相手関係から見たら3回に1回くらいは勝てそうですし、条件的にも減点要素が少なくなるパターンの1つになるので。この3回に1回が人によっては5回に1回に見えたり、2回に1回に見えたりと期待値が変わることに難しさはありますけど、指数なんか組んでる人はこれを数値化していくことによって目でも期待値を分かりやすくする事が出来ますし、予想の上手な人はこの○回に○回って所の精度や買う買わないのボーダーの付け方が優れているって僕はイメージとして持ってます。

今回は適当に条件4つ挙げたけど、これが稀なケースとして不良馬場まで条件が変わって単勝で7.8倍とか付くことも競馬なので有り得る現象です。あくまでもオーヴェルニュの適性面で馬場の所を切り取って付けてみただけなのでそれが一概に期待値でいう1を超えるって所に直結する訳ではありませんが、条件次第で本命を変えるのを自分は悪いことだとは思っていないので、こういった場合で悩んだ時の判断のパターンとして条件やオッズから線引き出来ることもあるかもよって感じで捉えて貰えればなって思います。

なんでこの手のパターンのお話が嫌われるのかと言うと、結局幾ら御託を並べても先程の例の中で1つ目のパターンに該当した時でも勝ってしまうことが全然有り得るからだと思います。例えば｢2.5倍だけど他の馬そんなに強くないしこれめっちゃ美味しいよね？｣みたいな質問をされた時に｢いや、これは○○で○○だから期待値低いから買わない方が良いよ｣みたいな説明しても勝たれてしまったら悪者はおそらく後者になることが競馬の難しい所。

自分の中でこの手のケースを先程サクッと挙げた手順を踏んで消化した(もっと複雑だと思うけど)上で買うことの難しさが競馬の難しさでもあると思うので、まあ本命を打つってことは意外と単純では無いのかなってお話になります。

今回はたまたまオーヴェルニュって馬に目が付いたのでこの様なお話を書かせて頂きましたが、参考になったのであれば幸いです！

競馬に正解は無いので、この話を読んで今までシンプルに本命を打っていたのをそのまま貫くのも全然問題ないですし、ちょっとボーダーの取り方などをアレンジして馬券の成績が上方修正出来たりなどに繋がったら嬉しいですかね。

まあ今週は本命の打ち方をちょっとした工夫で変化させるお話でお終いです。笑

これで良馬場開催、単勝2.5倍のオーヴェルニュに◎打ってたら僕にクレーム入れてください。笑



ではでは今週も最後までお付き合いありがとうございましたー！！

皆様の馬券が当たりますように祈っております！




Good Luck





さつま

さつまはここからいったいどんな本命にたどり着き、そしてどんな買い目を導き出すのか!?
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レース前日の夜に配信！