さつまの重賞ステップ「阪神JF」

ここまでのパフォーマンスが高い2頭



皆さんこんちゃ!




さつまです!



先週はジャパンカップで出し切ったのもあったので、コラムに関してはお休みさせて頂きました!




今週からまた再開させて頂きますので、年内残り3週の中央競馬を楽しみましょう!!





今週は阪神JFのお話をしようと思っているのですが、その前に残念なニュースが入ってきたので、少しだけそちらのことも触れていきます。





2002年の天皇賞・秋、有馬記念、そして2003年も同様のレースで連覇を果たしたシンボリクリスエスが先日この世を去りました。


現役時代は主に岡部さんとペリエさんが跨り、2001年の新馬戦デビューから、2003年の有馬記念で引退するまで1度も掲示板を外したことの無く、勝負根性もあり、ファンの多い1頭でしたね。

重賞6勝の内GI4勝と勝負強さの光るものがあり、2世、3世と活躍している馬も数多くいる競馬界のスターホースの1頭ですね。



種牡馬生活を引退してからまだ1年ほどですし、もう少し安らかな余生を過ごして欲しかったなぁと思います。



関係者のコメントを見ると、9月から蹄葉炎の治療をしていたとのことですが、今月には自力で立ち上がる事も出来なくなり、安楽死の処置がとられたとのことです。




悲しいですけど、種牡馬としてもエピファネイア(デアリングタクト)など子、孫と優秀な競走馬を輩出していますし、今後も自信の子供たちを通して夢を託した形かなと。









しんみりしたお話からになりましたが、ここからは切り替えて日曜日に発走を迎える阪神JFについて分析を少し挙げていきますかね。









阪神ジュベナイルフィリーズ




舞台は阪神芝の1600m外回りコースを使用する形で、2歳牝馬のNo.1を決めるレースとなりますね。




主に人気を集めそうなのが、白毛の見た目からもファンが多く、ここまで目下3連勝と勢いにのるソダシ、前走のファンタジーS(阪神芝1400m)では最後に鋭い伸び脚を見せてレコード勝ちとソダシ同様に3連勝でこの舞台に挑むことになるメイケイエール、前走のサウジRCでは牡馬相手に2着と健闘したインフィナイト、デビュー戦から休み明けのサフラン賞とまとまった上がりを繰り出しての快勝で鞍上にルメールさんの乗るサトノレイナスとこの4頭は比較的人気を集めてきそうです。







この中でも先に挙げたソダシとメイケイエールの2頭はここまでのパフォーマンスが高く、阪神芝1600の経験こそはありませんが、ここもしっかり好走してきたとしても不思議ではありませんね。




メイケイエールは白毛では無いんですけど、血統の系譜を遡ると確かですがシラユキヒメが入ってるので、ソダシとは親戚にあたるのかなと。笑






単勝1番人気は僅差ですが、応援票も入ると考えてソダシになりそうなので、この馬の考察を書いてみますかね。


馬券は瞬発力重視!





ソダシ


デビュー戦は函館の芝1800mを選択して、早い時期でのデビューとなりました。


デビュー戦では道中2番手の追走で終始手応えの良い印象だったのですが、4コーナー手前からの加速で直線入口では先頭に立つとそのまま後続を振り切り快勝と前評判よりも断然強い内容でしたね。


どちらかというと飛びの大きなタイプですので、函館コースは窮屈だったと思いますし、その中で危なげなく勝った点からも素質の高さを感じました。




2戦目となった札幌2歳Sではスタートも速く前に付けることも可能だった中で敢えて付き合わずに中団よりもやや前の5番手辺りから追走する形を選択しましたが、3.4コーナーの中間から動いていって早目に先頭に立つと、そのままユーバーレーベンの追走を振り切っての完勝でした。



途中早目に動いていった分ゴール手前の手応えに関してはやや怪しくなっていましたが、3着以降は突き放していた上にレコード決着の内容って事を考えると、やはり能力ベースの高さは伺えたと思います。



ここで最後の手応えの部分も考えると1800よりも1600の方が良さそうだなって感じもありましたし、身体全体を使って走るフォームからも次走の東京1600への条件変化で更にパフォーマンスを上げる格好になりましたね。




アルテミスSでは外枠から好発を決めて2番手に付けると、スローからのギアチェンにもある程度対応して結果を出してきているので、持続性のある脚とスタートの速さも含めて、阪神JF本番ではこの馬を負かすには同型の馬というよりは瞬発力に特に秀でている必要があるかなと。




距離短縮組よりも、前走1600か延長組で1600まで持たせてくるタイプの瞬発力型の馬が逆転候補としては第1になってくるかなって印象です。





なのでどちからというと前走は勝ち馬が強かった上に伸びない内で頑張ったとはいえ、想定以上の人気を集めそうなインフィナイトや穴馬の中では堅実なパフォーマンスを続けているアオイゴールドなどはこの条件でソダシより早くゴール版を駆け抜けるって姿は想像しにくいですし、あまり狙いたくはないかなと。





他にもアルテミスSでの格付けの部分も踏まえると相当な上積みがない限りはウインアグライア、ユーバーレーベンは落としても良いかなってアプローチですかね。





ユーバーレーベンは2戦目でソダシに迫りましたが、パフォーマンスの発揮力を考えると低速の札幌1800はユーバーレーベン寄りであったからこそ、ソダシ寄りの条件が好転した東京1600の所で不利と騎乗の悪さを加味しても、格付けは済んでいたと思うので、阪神1600の条件でここが差し有利の展開になったとしてもサラッと覆るとは考えにくいです。



デムさんもここ最近は本当に乗れていないので、前走の結果で人気を落としてきたとしてもちょっと推すには物足りませんね。







仮にソダシを本命にすると仮定してアプローチを考えていけば、個人的には上記の4頭はパスしても良い気がします。


ソダシ自体が人気馬ですので、曖昧な所は割り切ってバンバン切っちゃうって考え方ですね。



牽制する馬が多くて、前有利の展開になってソダシとインフィナイト辺りのワンツーが結果論で決まったとしても、僕はここを1.2点で取れるようなメンバー構成だと思ってませんし、予想アプローチを持ち合わせてはいないので、ここの部分の人気決着は捨てるタイプです。


最終追い切りはインフィナイトの動きがかなり良かったので怖い部分もありますが、良馬場開催なら完全にパスで、渋ったとしても△ギリギリのオッズラインかなと。




ここを狙うなら、更に人気的には上になるメイケイエールとの3連複2頭軸とかで相手に穴馬並べて待つ方とか、3連単フォメでこの2頭を2着に据えて、頭で穴馬が割り込んでくる決着の可能性を選択しちゃうと思います。




展開的には共倒れまではいかないと思うので、ソダシとメイケイエールの2頭共が馬券内を外す可能性は低いと思うので、少なくとも1頭は絡むであろうアプローチの元予想はしていきたいかなと個人的には考えています。




元々ソダシ自体はダートよりの血統なので、負けるとしたら瞬発力勝負で横の比較をしていない馬が台頭してくるパターンが濃厚かなと。





まあそれは陣営も考えているでしょうし、開催が進んで阪神の馬場自体もある程度パワーが必要になってきている点はプラス材料かなと。





ざっくりとした感じにはなりましたが、人気馬の一角ソダシのお話と予想アプローチの部分を切り取って書かせて頂きました!





最後までお付き合い頂きまして、誠にありがとうございます!





今週も皆さんの馬券が当たりますように祈っております!





Good Luck





さつま

さつまはここからいったいどんな本命にたどり着き、そしてどんな買い目を導き出すのか!?
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レース前日の夜に配信!