さつまの重賞ステップ スプリングS

スプリングS

皐月賞への優先出走権が1着~3着まで与えられる春の名物レースだと勝手に解釈しているスプリングSが日曜日の中山第11競走で発走を迎えますね!


今年も休養期間を上手く使い仕上げてくるメンバーや早い時期から始動してレースを使いつつ照準を合わせてくるメンバーといくつかのパターン別の参戦過程になりそうです。

元々先行有利のコース設定で、スタートからコーナーまでの距離も短く、内目から経済的に立ち回った穴馬なんかもちょくちょく馬券に絡んだりする事のあるレースといった印象かなと。


前哨戦という事もあり、断然人気の差し馬なんかは想定よりも脚が使えなかったりして、ここでの権利を取りこぼしたりするけど、元々暮れのGIの賞金もあるので、皐月賞本番では仕上がり面で挙げてきて好走するってパターンもあるので、頭の片隅にでも置いておきましょう。笑

中山芝1800mはタフであり器用にこなせるといった特徴を持った馬が立ち回りのしやすい競馬になる事が多いので、基本的には中山コースでの好走経験のある馬やここまでのレースで自在的な立ち回りの出来るセンスの高さを見せている馬をベースに予想していくのがまず1つかなと。

よっぽどの成長力と前走の舞台で不利や適性外で差し脚(追い込み)を使えなかったりなとがあった馬で無い限り、人気薄が豪快に差して来るパターンは狙いにくい傾向にあると思います。


特に良馬場で開催される場合は持ち時計も着順にリンクしやすいですし、先行有利の舞台をそれ以上の脚で差し切れる馬ってフィルターで振るいに掛けたりすると、大まかな分類も出来たりして予想はしやすくなると思いますので、もし良かったら試してみてください!

頭数が少ないので、1頭ピックアップして話そうと考えていたのですが、どの馬にしようかなーと考えた結果、サクセッションに決定です!

ヴェルトライゼンデを期待していた方すみません。笑


ちょうど題材も前走で獲得していたので、印云々は置いといて、新馬戦からこの時期までに馬の変化が大きいなと感じたサクセッションに付いて話してみるのが良いかなとか思ってたんですよ。

おあつらえ向きに上位人気の一角だし、気になってる人も多い1頭になりそうなので。

新馬戦では良血馬らしく断然の人気を背負っての出走になりましたけど、危なげなく卒の無い走りで快勝といった感じでしたね。

ここまでは特に強調材料は無いけど、弱点の少なそうでバランスの良い程々に活躍しそうな馬だなーくらいに僕は考えていました。

実際2戦目のアスター賞でも先週行われたファルコンSで良い脚を見せて3着に食いこんだヴェスターヴァルトにも完勝していますし、決してメンバーに恵まれた訳では無いと思います。

デイリー杯では我慢のしきれない競馬で負けたものの、この時点での能力差を含めた結果であって、クラシック路線に乗れるかどうかはまだ分からなかったけど、やはり成長してこないと仮に乗れたとしても通用しないだろうなと僕は考えていました。

新馬戦~デイリー杯までは軽い走りをするキンカメ産駒の馬で、まぁ距離も伸ばせてこれるかなーといったのがこの馬の評価だったんですけど、そこから2ヶ月の休み明けでジュニアCは正直良い意味でびっくりしましたね。


まず馬体重の増え方が新馬戦の時と比べて20キロ程増えていたのですけど、太め感を見せる訳でもなく、これは筋肉量増えて、更に馬体もパワーアップしたなぁといった印象でした。

実際レースでも明らかにここまでの優等生っぽい走りではなくて、力強い走りで今後の幅が広がるような成長力を見せてくれたのですから、やはり競馬の面白さ可能性の1つは良いなぁと思いましたね。


ここで前走よりも更に成長力を見せるような走りを来てくれるようなら、コントレイルやサリオスといった超強力な素質馬がいる、クラシック路線でも上位争いが出来る所まで見えてくるんじゃないかなと思います。

嫌いたい負け方をしてるデイリー杯の事もあるので、結構危険な人気馬扱いする人の多そうなサクセッションに付いてのお話になりました!

こんな感じで、スプリングSに出走する1頭にスポットライトを当ててみましたが、簡単に軽視しようとしてる人はちょっとくらい留まる気持ちになってくれたかな。

ちなみに僕はこれを書いてる段階で本命は決めていませんので。笑


本命馬の見解等は記事本文に掲載する予定ですので、もし良かったらそちらもお願いします!


では日曜日も競馬を楽しみましょう!!

Good Luck

さつま