さつまの重賞ステップ 「ヴィクトリアマイルカップ」



皆さんこんちゃ!





今週日曜日には東京芝1600mを舞台とした牝馬のマイルNO.1を決めるヴィクトリアマイルが発走を迎えますね!



先週のNHKマイルカップではデータ的には加点要素の少なかったラウダシオンが3歳マイルチャンピオンに輝きました!




ミルコさんは昨年アドマイヤマーズで、今年はラウダシオンでの勝利で2連覇を達成と以前の勢いを取り戻すキッカケになるのかな。



ラウダシオンも今後はスプリント~マイル路線を主戦場にしてきそうなので、今後の古馬との対決が楽しみになりますね。



話を戻しますが、今週のヴィクトリアマイルには今年の始動戦となる怪物アーモンドアイが出走することになっています。



大多数の人がアーモンドアイを主軸とした予想になると思いますが、どれ程の走りを見せてくれるのか楽しみです。



昨年の有馬記念の負けと今年の海外遠征の頓挫などの影響でオッズに影響が出るようなら、それはそれで1つの材料として捉えたいと思っています。



ここから入って狙うのか、3連複なんかを穴馬とアーモンドアイとの2頭軸に絞って狙うのかは当日までに決めようと思っています。




それではヴィクトリアマイルの分析に入っていきましょうか!




ここ10年のデータを元に話していきますので、お付き合い頂けたら嬉しいです。



まずは年齢別のカテゴリーから見てみましょうか。


VM年齢別成績

4歳 6-7-3-68
勝率7.1% 連対率15.5% 複勝率19.0%

5歳 2-2-5-48
勝率3.5% 連対率7.0% 複勝率15.8%

6歳 1-1-2-26
勝率3.3% 連対率6.7% 複勝率13.3%

7歳以上 1-0-0-6
勝率14.3% 連対率14.3% 複勝率14.3%



この様な具合にサンプルの多い4歳馬の成績が頭1つ抜けてる印象ですね。


おそらくですが、年々サラブレッドの競走能力自体の向上もあるので、この傾向は今後も続くのではないかなと思います。



その年に出る馬の能力差が大きい年もあるので、ここは自分の狙い目が被った時に多少の信頼度が上がる程度に考えておくくらいでいいんじゃないですかね。



次に紹介するデータは中々気になるデータになりますので、ちょっと注目です。



前走上位馬の成績


前走1着 0-1-2-34
勝率0% 連対率2.7% 複勝率8.1%

前走2着 2-2-3-20
勝率7.4% 連対率14.8% 複勝率25.9%

前走3着 0-1-3-7
勝率0% 連対率9.1% 複勝率36.4%

前走4着 1-1-0-9
勝率9.1% 連対率18.2% 複勝率18.2%

前走5着 2-0-2-4
勝率25.0% 連対率25.0% 複勝率50.0%

前走6着以下 5-5-0-74
勝率6.0% 連対率11.9% 複勝率11.9%


といった具合になります。


前走1着だった馬の成績が極端に悪い傾向にあるのは面白いデータですよね。


ここ10年で述べ37頭が出走していて、1頭も勝ち切れていません。


データ的に当て嵌る馬
サウンドキアラ
セラピア
トーセンブレス




先週行われたNHKマイルカップでも距離延長組から勝ち馬が生まれていなかった中でラウダシオンが勝ってるので、一概には言いきれないですけど、上位人気馬も該当しているので、注意の必要なデータになりますね。



ちなみに上位人気になるであろうサウンドキアラは昨年もVMに出走していて、15番人気の7着という結果です。



ただ、今年は能力的な覚醒も考えられますし、勢いもあるので、どのような立ち位置として見るのかは意見の別れそうな所ですね。


左回り不安視の声も聞こえて来ますが、そもそも主戦を京都、阪神にしている分サンプルが少ないので、評価を下げるにしてもその部分での減点要素は少なくても良いかなと僕は思っています。


ただ幾つかの要素を踏まえると、本命にしたくはないですね。笑



そして前走着順が6着以下だった馬がここ10年で5頭勝っている点にも注目したいです。



出走頭数自体も多い事は間違いないんですけど、2年に1回のペースで前走が掲示板にすら載れていない馬が勝っているってことは、波乱傾向よりのレースであるかなと言えます。


他にもレース間隔に目を向けて見るともう1つ気になるデータもあります。



前走から中9週以上の間隔をとっての出走となる馬の成績はあまり良くないです。


中9週以上

0-1-0-13


該当馬

アーモンドアイ
ラヴズオンリーユー

これは有力馬がステップを踏んで出走していることも多いので、アーモンドアイやラヴズオンリーユーと上位人気馬が該当していますが、近年の仕上げ技術の進歩も考えると、必要以上に割り引く必要は無いと思いますが、加点要素にはなり得ないことも確かです。




ラヴズオンリーユーは今年初戦に予定していたドバイシーマCがコロナの影響で中止になってしまったので、急遽照準をここVMに合わせて調整を続けてきたのですが、1度ドバイに向けてペースアップをしていた分、短い期間での調整でもギリギリ間に合ったかなといった感じですね。


先週の調教では好時計もマークしているので、メイチではないにしても、ある程度までの状態には持ってきているのではないでしょうか。



ここの詳しい所は陣営にしか分かりませんが、動き自体は昨年のエリザベス女王杯の時よりもパワーアップしているように見えました。


飛びの大きな走りをするタイプなので、昨年のこの馬の走りを見る感じだと、マイルは忙しいと思っていましたが、そこはさすがにマイラー仕様の調整をしてきた感はありますね。


ただ、それでもまだ1600mって距離がベストな条件までとはいかないと思うので、その辺も踏まえながら評価をしていきたいと思います。


相対的にみてもマイルがベストな馬が多いレースですので、間隔あけた上に相手の戦場に立った時にどこまでやれるのかに注目です。



先週ラウダシオンで勝ったミルコさんが乗りますが、なんだかんだで約半年の休み明けですからね。笑



成績も見栄えしますし、先週の件も上乗せして、想定よりも人気になりそうなタイプだと思います。





上位人気が想定されている、アーモンドアイ、サウンドキアラ、ラヴズオンリーユーは脚質的には差し、追い込みタイプ寄りなんですけど、NHKマイルは後方から競馬をしていた馬が伸びてこなかった所も気になります。


どの馬も地味に先行した経験もあるので、この辺はどんな位置取りをしてくるのか既に陣営内では明確な作戦を立てていそうですね。


先週同様の傾向が続くならここも注意が必要な条件の1つになってくるので、頭の片隅には置いておきたいですね。





GIの中でも特にリピーターの強いレースになっているので、昨年の優勝馬含む、上位勢もいるので、そこのところも予想に取り組む中で1つのファクターとして取り入れたいですね。



ここまで幾つかのデータや条件を元に話してみましたが、皆さんの中でも加点要素や減点要素の出てくる馬が何頭か出てきたんじゃないですかね。



僕も自分なりのファクターを取り入れながら絞っていきたいと思います。



今回は現時点での本命馬候補を載せて終わりにしたいと思います。




悩むからやめてって方いましたら、ここから下は見ないようにして下さいね。笑




オッズも含めながら買い目を作るので、ここで挙げた馬に必ず印が回るかも分かりませんが、ここまでお付き合い頂いた方の参考になるので有ればとも思いますので。





さつまの本命候補


アーモンドアイ
コントラチェック
シャドウディーヴァ
スカーレットカラー




僕の現時点での本命候補はこの4頭です。



ここからオッズなどをみながら決める予定ですので、皆さんも買い目を組む際に自分の気になる馬がこの中にいましたら、相手にでも入れてみて下さいね。笑





それでは今週も皆さんの馬券が当たりますように祈っております!




Good luck



さつま

さつまはここからいったいどんな本命にたどり着き、そしてどんな買い目を導き出すのか!?
当日の予想はこちらから!