さつまの重賞ステップ 皐月賞

皆さんこんにちは!

今週も競馬予想GP限定でコラムを書かせて頂きました!


文章力含めまだまだ力足らずな所もありますが、もし良かったらお付き合い下さい。


では、ぼちぼち始めていきましょうか!!



4月19日、中山芝(内回り)2000mを舞台に第80回の皐月賞が発走を迎えます!



暮れのGIを制した実力馬、更には年明けからここまでのレースで能力を示した良血馬など、今年も豪華なメンバーが揃いましたね!




無観客開催は非常に残念ではありますが、画面越しでも魅力たっぷりな2分間になりそうです!!


まず初めに皐月賞が行われる舞台の中山芝2000m(内回り)コースの特長から触れていきましょうか。



スタートしてから1コーナーまでの距離は大体400m程になります。

ここでいきなり急坂を登る事になるので、芝のGIでこれだけのメンバーが集まっているのだから、能力的(スタミナ部分)に少し足らない馬にとっては厳しい流れになり得る可能性が高いコース設定になります。


内回りコースで外に膨れる馬にとっても不利は大きく、最後の直線も300m程しか無いので4コーナーでは5番手以内位にいつつ、更には加速の所で手間取らない馬が有利になることが多いレースとなっております。


適性の部類としてはギアチェンジに優れている馬よりもスタミナがあり持続力のある脚を使える馬の方がパフォーマンスを発揮しやすいと言えるかなと。

勿論能力的な所も条件の1つに入ってきます。



データ的な面ではここ10年の結果を見てみると、昨年の12月下旬以降に行われたJRAの芝1600~2000mのOPクラスでの最高着順が5着以下だった馬の成績は極端に悪くなっているので、基本的には暮れのGIでの好走馬、更には年明けからの始動でパフォーマンスを上げてきている成長幅の大きい馬なんかを中心に狙っていきたい所ですね。


では出走するメンバーの中でも注目度の高そうな馬について考えていきましょうか。







コントレイル

抜けた人気上位馬は3頭いますが、その中でも1番人気になりそうなのはこの馬でしょう。


昨年の東スポ杯をレコード勝ちし、年末に行われたホープフルSでも後続を突き放す圧倒的な勝ち方をした当馬は皐月賞に直行するローテを選択してきましたね。

昨年はサートゥルナーリアがこのローテで勝ち、3年前はレイデオロが5着に敗れているのですが、今年は天気模様も悪く、良馬場での出走にならない点も踏まえると判断のしにくさがとっても増してくる感じです。

とまぁ、色んな憶測が飛んでいますが、ここまでのレースでのパフォーマンスはこの時期のサートゥルナーリア以上のものがあります。

オッズに関しては全く期待はできない部類に入ってきますが、危険な人気馬にはなり得ないかなと。

それほどにパフォーマンスの高さや馬の能力値の水準が高いところにあるので、休み明け直行という点に関しての不安は少ないと思ってます。

ただ、無理をして単系で狙うようなタイミングではないと思いますし、皐月賞を人気馬3頭で決まると思わずに、買うという選択をするのであれば、立ち位置としては確実に馬券には組み込んでおくべきレベルの1頭にはなるかなと。


新馬戦から3戦連続余力を残して勝っているような印象なので、「強い勝ち方をすると次走で気が緩む」といった時期はとうに終わっていると考えられます。


予想家としての目線で言いたいのは、本当に強い馬であるが妙味の部分が大きな馬ではないのが難しいところです。



言い換えると、勝つ確率は最も高いけど儲ける確率が1番高い馬とは言いきれない。

僕は福永さん結構好きなのですが、クラシック第1戦で1番人気に乗って1番枠とかもう色々とプレッシャーが掛かり過ぎてるので、やらかす可能性も否定は出来ないかなと。

印はまだ決めてませんが、買い目には必ず入れるべき1頭だとは思うので、最後まで◎~☆までの所で考えていきたいです。

3連系では2列目以上の役割は出来そうかなって感じのスタンスです。




サリオス


個人的には昨年の朝日杯の勝ち方を見る感じだと、マイル路線に絞ってくるかと思ってたんですが、まさかの皐月賞参戦決定はファンとしては嬉しい限りですね。


こちらも近年のトレンドとなる直行組です。


コントレイルとは異色の対決になりそうだし、どこまで距離延長に対してパフォーマンスを上げてこれられるかが世間的にみた焦点になりそうかなと。


1度勝ち出すと止まらないハーツクライ産駒であるし、成長力の幅はコチラが上の可能性もある。


直行組はコントレイル、サリオス、サトノフラッグ3頭共に追い切りの動きが迫力十分で仕上がっているように映るので、状態面のフィルターよりも適性面、枠や展開なども含めた所から扱っていきたいと思ってます。



サリオスに関してはベストな条件ではない中でのレースになる可能性は捨てきれないので、この条件下でコントレイルとのオッズ差が1倍程なのはいいさか人気しすぎにも見えるので、評価自体はコントレイルを上に置きたいと考えてますので、あくまでも相手の1頭といった位置付けです。

ここを覆してこれるのがハーツクライ産駒の成長力でもあるので、危は付けません。





サトノフラッグ


この馬は新馬戦を6着に敗れてからのパフォーマンスの上げ方が良血馬ならではだなと思いますね。

正直新馬戦であれだけまごまごしていた馬があの時期の未勝利戦であれだけの時計を出してきたのには驚かされました。

そこからは危なげなく3連勝と勢いをつけた形でこの舞台に挑むことになりますが、先に述べた2頭よりはメンバー的には劣る相手に完勝といった感じです。

強い事には間違いないのですけど、人気上位3頭の中では能力とオッズの部分の差が悪い意味で1番大きくなっていると感じるので、いくらルメールさんが騎乗するとはいえ、コントレイルと差が無いのは厳しめの評価をしたいです。

先週行われた桜花賞の見解でも触れましたが、サンクテュエールを危険な人気馬指定した部分に近しい所があるかなと。

ただ、ここまでのローテやパフォーマンスを踏まえるとサンクテュエール程の危険な人気馬指定の所までの低い評価は付けられないので、印は△くらいになりそうですね。


この馬単体で見るというよりも、コントレイルにもそこそこの印を回した場合に、人気3頭の決着を極力フォローするような買い目にはしたくないので、馬連では穴馬から入った時のみ、3連系では3列目に入れる評価というのが長い目で見た時には回収率の向上に繋がってくるのかなと。


こういった考え方を見境無く批判してる人もSNSなどでは見掛けるので、あくまでも僕の個人的な馬券を買う時のスタンスって思って頂ければなと。


人気よりの決着のレースもありますし、波乱含む想定のレースもあるので、予想をする時の1つの手段として頭の片隅にでも置いて頂ければなと思います。


今年の皐月賞は能力も含みながら連勝してる馬も多くて、人気馬を嫌い過ぎるレースでも無いとは思うので、その辺も含めながら上手く買い目を組んでいける事を念頭に置きたいです。


人気上位馬の3頭以外で印を回すのは合成オッズも踏まえてになると、2~4頭くらいまでが上限になるような気がします。

勿論相手(軸)が4-5番人気とかならそれこそ、人気馬のどこかを削ったりなども視野に入れるようなオッズ帯になってくるので、桜花賞以上にシビアに買い目を組む事を推奨します。



簡単にいうと桜花賞の人気上位馬3頭の好走確率よりも、僅かに皐月賞の方が高いように思えます。




そんな所も考えながら予想に取り組んで貰えたら、僕としてもコラムをやってて良かったなと思えて嬉しいです!


勿論僕を含めて最終的な馬券(買い目)を最後に決めるのは皆様ご自身なので、僕はその選択肢を少しでもサポート出来たらなと思って、幾つかのお話しをさせて頂きました!


ここまで付き合って頂いて貰ったので、参考に最終追い切りの良かった馬(悪かった馬)を挙げておきます。






クリスタルブラック

終い重点の追い切りではあったけど、追われてからの伸び脚はパワフルで仕上がりは上々。

全身を使った走りで、瞬発力が高くて能力的には相当秘めてる馬だと思います。

ここまでの2戦もポテンシャルだけで結果を出してきてる様にも思えるので、本格派してきた時が更に楽しみな1頭です。


テンピン

昨年の12月の新馬戦からの直行ローテにはなるけど、抽選突破の運も含めて、追い切りの動きは破格の内容。

中間の動きで態勢は整っているように映るので、メンバーめちゃくちゃ強くなるけど、3段階くらい進化しているのであれば大穴をあける可能性も。

脚の回転力が速くて、馬場が荒れてきてもマイナスになり得ない点もあるし、時計が掛かる方がやりやすいだろう馬なので。


レクセランス

前走のすみれS時よりも格段に状態面が上がっている。

追い切りでは先着した後の手応えもよく、余力はたっぷりといった感じに見えたので、前走よりもパフォーマンスを上げてくる可能性は高いかなと思います。

後はメンバーとの関係性をどう評価はするのか。




逆に思った程の仕上がりに映らなかった馬も挙げておきます。

あくまでも僕の個人的な評価ですので、参考程度にしてください。


ヴェルトライゼンデ

1度使った事でどれ程良化してくるのかと思っていたけど、最終追い切りの動きはそこまでの迫力がなかったし、追い出してからの反応が鈍かったようにみえた。

一杯に追われていた割には集中しきれてなかったし、時計も物足りなかったので、前走の勝負所の反応も踏まえるのならば僕の中では狙いにくいです。


ディープボンド

時計自体はこの馬なりに出ていたと思うが、乗り手も小柄な鞍上で、追い切りを行った時間帯も良かった点も踏まえると、今ひとつといった感じかなと。


さすがにGIでこれだけのメンバーに入ると厳しい印象が強いので、もう少し間をおいて成長を促してから。



アメリカンシード

ここまで安定感のある走りを披露しているが、仕上がりは前走よりも落ちてきているかなと。

時計は詰めてきているけど、動き自体はそこそこ一杯になっていたので、さすがに評価しにくい出来かなと。



以上がさつまの皐月賞コラムになります!


どんな声でも僕にとっては参考になりますし、モチベーションになりますので、気軽にTwitterなどで声を掛けて下さいね。



長くなりましが、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました!


では今週も皆様が楽しめますように、馬券が当たりますように祈っております!!


皐月賞楽しむぞ!!


Good Luck!


さつま

さつまはここからいったいどんな本命にたどり着き、そしてどんな買い目を導き出すのか!?
当日の予想はこちらから!