キムラヨウヘイ フェブラリーSの有力馬診断

※印は[★激走候補~△有力~▽軽視~―無印」を表します

▽アナザートゥルース セン8 ○○ 57 美高木登
まずは2走前チャンピオンズカップ3着後の回顧文を参照↓
『前走は内枠だったので逃げる必要がありましたが、外枠を引いた今回はスムーズに流れに乗る形に。それに加えて冬場に調子を上げる馬だけに、季節進行での上昇度も想像以上にあったという3着でした。
今年1月東海Sでは勝負しましたが、来年もまた冬場の内に出走してくれるならば(つまり次走東海Sならば)今度は人気必至だとしても枠順不利でない限りは評価する以外の選択肢はありません。』
・・・
そこから東海Sではなく果敢にG1挑戦となった前走東京大賞典ですが、内枠を引いたので前に行くしかなく結果的にタフな大井2000mで厳しいペースを先行した分だけラスト100mで垂れたという負け方でした。
大井2000mで先行失速馬は次走以降巻き返せるパターンですが、今回はより周りに速い馬が多くなる距離短縮マイル戦という点で…よほど好枠外枠を引かない限りは楽な競馬は望めませんので。

▲アルクトス 牡7 田辺 57 美栗田徹
体質面の弱さから連チャンがきかないのと、軽い馬場巧者という2点が主なポイントとなる馬です。
昨年フェブラリーSは2人9着でしたが、間隔が詰まる2戦目で調教負荷を落としてパフォーマンスを落としたという格好でした。
その反省も踏まえられてか、今年は昨年10月の南部杯からの直行ローテで、こういう間隔が十分取られているローテーションは買い要素として捉えられます。
軽い馬場巧者ながらも、2走前はタフな浦和コースで、前走は例年よりも大分時計の掛かる馬場だった盛岡コースで連勝している辺りは地力強化の証として捉えられますので、今の東京ダートもパサパサですが天候次第で少しでも高速化した状況でやれれば今年こそはチャンスある一頭と見ます。

▽インティ 牡8 武豊 57 栗野中
まずは前走チャンピオンズカップ4着後の回顧文を参照↓
『インティは特殊なスタート位置の中京千八コースでは毎度スタート出て位置が取れる馬ですが、武豊騎手のレース後談話『いろいろ考えましたが、ゲートが五分だったので先行しました。ソダシが行ったので、枠の差もあって2番手から。道中、ちょっと力んでいたのが痛かったですね』の通り、ソダシの存在の分だけ100%本領発揮には至らずの4着止まりに。
それでも他馬を気にするから単騎逃げが理想なので、前後と間隔を空けての2番手追走というのは大分理想に近い形でしたので…それで4着に落ちたというのは往年の力からの低下も否めない結果でした。』
・・・
フェブラリーSでは3年前こそ異例の後継ラップの単騎逃げで勝利でしたが、2年前も1年前も位置取りを落として連続凡走でした。
前走チャンピオンズカップは久しく逃げられる可能性と見て◎を打ちましたが、ほとんど完璧な形で4着だったとなれば、距離短縮マイルで理想競馬から離れる可能性が高い今回は買い辛い局面です。
(4角2番手内だと14戦11好走、3番手以下だと3着が1回あるだけ)

△エアスピネル 牡9 Mデムー 57 栗笹田
まずは前走チャンピオンズカップ9着時の有力馬診断を参照↓
『ダート転向後は距離短縮ローテでは5戦5好走、距離延長ローテでは3戦3凡走。
折り合い的に距離短縮の方が走れる馬で、2走前南部杯はその距離延長ローテも仇となったという印象の敗戦で、前走武蔵野Sは距離短縮ではありませんでしたが同距離ローテで息を吹き返したという好走でした。
昨年も武蔵野S好走から距離延長のチャンピオンズカップでは及ばずの結果でしたが、今年もその鬼門ローテで挑むとなれば重い評価はし辛いところです。』
・・・
そのチャンピオンズカップは距離延長で掛かりつつの競馬で案の定結果を出せずという格好。
今回は過去パーフェクトの距離短縮ローテで、昨年もチャンピオンズカップ7着からフェブラリーS2着でしたが、今年もそれと同様の巻き返しがあって良い局面です。

△カフェファラオ 牡5 福永 57 美堀
まずは昨年フェブラリーS1着後の回顧文を参照↓
『十中八九揉まれ弱いアメリカンファラオ産駒だけにこの内枠は痛恨と見ましたが…ルメール騎手も内枠から内有利バイアスを生かしながらも、包まれないという絶妙な競馬でしたが…やや想定外の激走でした。
イメージとしてはゴールドドリームの若いころで、ゴールドドリームも当初は出遅れや折り合い難など悪癖は多々ありましたが、最終的にはコースも条件も不問で走れるようになりました。カフェファラオは結局は東京ダートでしか特大パフォーマンスは見せていない馬で、他コースでも同様に走れる成長を遂げられるかは五分五分か。』
・・・
3歳時のユニコーンSとその昨年フェブラリーSでは特大パフォーマンスを見せましたが、それ以外のパフォーマンスはそれとは落差あるモノとなっています。
それは上記の通りストライクゾーンの狭さ故なのか、もしくはゴリゴリの米血統馬だけにピークが短かったという可能性もありそうで。
通常ならば3連続凡走で人気落ちしそうな所ですが、全く人気落ちしないで内有利馬場にも恵まれた昨年1着を根拠に人気する様ならば半信半疑という見方にはなります。

―ケイティブレイブ 牡9 菅原明 57 美清水英
一昨年フェブラリーSでビリ人気激走時に◎推奨した根拠の一つにローテがありました。
その一昨年秋秋シーズンの浦和記念では長欠明け初戦で全くの仕上がり途上と言われながらもあれだけ走れて、逆にその後に叩いて状態が上がったと言われていた川崎記念でポカをしていたので…つまり馬自体はいきなり走れてしまうタイプ(逆にその疲労を溜めてしまうタイプ)なのだろうと。
その後も間隔を空けて挑んだかしわ記念では連続好走して、その後の帝王賞では人気未満の結果に終わりました。
今季も休み明け初戦のエルムS6着の後は連戦連戦でパフォーマンスを落としており、その末に中1週の出走過程の今回は静観が妥当。

▽スワーヴアラミス 牡7 松田 57 栗須貝尚
2走前チャンピオンズカップは内で詰まり通しになったのに対して、前走東海Sは内枠からでも直線ではキチンと外に持ち出す形が取れた分で末脚を発揮できた格好でした。
加齢の影響かダッシュ力などは落ちており、それでいて内で砂を被る形などは得意としていませんので、外差しが利く馬場だった前走東海Sは大分条件が向いていた故の激走だったと見られます。
今回は距離短縮マイルで更に序盤で位置を落とすはずですし、どちらかと言えばスタミナに寄ったタイプなのでこの条件で更にとは考え辛いところ。

▽サンライズホープ 牡5 幸 57 栗羽月
東海Sの日の中京ダートはやや外枠有利・やや差し有利のバイアスが発生。上記スワーヴアラミスとは対照的に先行脚質が仇となり4着に落ちたのがサンライズホープでした。
ただし、それ以前はソラを遣いながらも完勝という底を見せぬ走りだったのが、東海Sでは負けて強しといえども底を見せたパフォーマンスだったと見られます。
その前のチャンピオンズカップでは同型の圧に負けて大敗を喫しているとおり、スンナリ行けないと諸いタイプなので…距離短縮で同型増える今回は楽な競馬は望めません。

激走候補は2頭。前走のうっ憤を晴らす走りを期待!
京都牝馬Sの有力馬診断はこちらから!

【ブログご案内】
http://blog.livedoor.jp/sguw/
宜しければブログの方も上記リンクから飛んでご覧下さいm(__)m