キムラヨウヘイ みやこSの有力馬診断

※印は[★激走候補~△有力~▽軽視~―無印」を表します

△ウェスタールンド セン8 藤岡佑 57 佐々晶(栗東)
妹のミクロコスモスも小回りコースで一瞬の脚を生かすタイプでしたが、ウェスタールンドもダート馬ながらも同じで、短い区間の瞬発力勝負でこそのタイプ。
ですので、昨秋みやこSみたくなし崩し的に脚を使わされるHペースよりも、一昨年秋チャンピオンズCみたく瞬発力が生かせるSペースで相対的にパフォーマンスを上げて来ます。
2走前アンタレスSの激走も正にソレで、これで中央での重賞連対時の上がり3Fは35.1・34.4・35.0・35.5という超速ラップであり、また全て日本人騎手(藤岡佑介J&北村友一J)が騎乗していたタイミングというのも注目点です。
この瞬発適性を生かせるレースであるのか、それを引き出せる騎手であるのかが取捨ポイントで…騎手観点では相性◎藤岡佑介J起用は良しですが、ただし阪神良馬場ダート条件というのはスイートスポットからややズレてきそうな点で全幅の信頼とは?

日本人騎手〇の詳細については、18年の配信見解を再掲しておきます↓
『一流外国人騎手が多数参戦している今秋競馬に於いては、特に高額賞金レースはもはや外国人騎手を中心に回っていると言っても過言ではない状況ですが、とはいえども日本人騎手にはガラパゴス競馬とも呼ばれる特殊な日本競馬に於ける経験値の利があって、それに適応し切れない外国人騎手だと本来の能力を出し切れずに双方互角級~優劣逆転という場面や分野もあります…その代表的な条件の一つが「ダート」であり、その代表的な馬タイプの一つは「砂を被るのを嫌がる性格の馬や揉まれ弱い性格の馬など、ある特定の好走パターン競馬が定まっている馬・馬本位の繊細な競馬でしか力を発揮できない馬」です。
ウェスタールンドの前走武蔵野Sは正にその後者での敗因オドノヒューというワケ有り敗戦で、それに対してステレオタイプの日本人騎手である藤岡佑介J起用で激変という簡単なお話しでした。』


★エアアルマス 牡5 松山 58 池添学(栗東)
まずは前走東海S時の◎見解を参照↓
『コノ馬は砂を被るのを相当嫌がるという馬。
初ダートの4走前も2戦目の3走前も共に砂被りの分でパフォーマンスを下げながらも、力の違いでの勝利。
2走前太秦Sでは初めて砂を被らずのスンナリ先行競馬を打って、相当強い競馬での勝利…単純に当時と同じだけの競馬ならばインティ以外には負けない計算ができるレベルの走りでした。
前走武蔵野Sも内枠から砂被り競馬になったのが全ての敗因の敗戦。
とにかく揉まれずの先行競馬ならばまるで違うパフォーマンスを繰り出せるはずで、インティやスマハマみたく逃げなきゃ駄目というワケではない融通性がある点は有利。
そして、前走武蔵野Sでは恐らく教育目的で控えたのでしょうが、もしも行く意思があれば逃げられる位の行き脚はありました。
今度は砂を被らずが至上命題の場面なので、恐らくはキチンと先行させる競馬になるはず。
自身よりも外枠で前に行く馬は逃げるインティだけですから、難なく砂被らずのスンナリ先行の競馬を手に入れられる可能性が高いです。』
・・・
ダート転向後に砂を被らなかったのは3走前太秦S1着と前走東海S1着だけで…やはりそういう競馬でさえあればは非常に高いパフォーマンスレベルを叩き出すという馬です。
川田J騎乗時代は砂を被せる教育をさせたかったのか砂回避行動がそこまで見られずに不安定なパフォーマンス(≠着順)でしたが、先行意識強い松山騎手ならばその懸念も薄くてココもスンナリ先行が有望…あとは長欠明けがどうかだけ。


△ベストタッチダウン 牡4 武豊 56 橋口慎(栗東)
条件戦は逃げて3連勝、昇級初戦の2走前アンタレスSは逃げられずに大敗(スタートで躓いた際に負傷したとの敗因も)、前走太秦Sは再び逃げて勝利。
タートルボウル産駒らしく逃げてこそというタイプで、今回は武豊騎手起用も味方に単騎逃げを目論んでいる模様ですが…同型もそれに続く先行勢の層も厚いメンバー構成戦というのは楽ではなく。


―エイコーン 牡5 高倉 56 吉田(栗東)
前走東海ステークスは翌日の同コースの3勝クラス戦よりも大幅に遅い勝ち時計。
勝ち馬カフェファラオについては一枚上のパフォーマンスでしたが、それ以下の好走馬についてはレースレベルの低さに助けられた好走だったという面も否めません。また、中京ダートらしく内有利バイアスも顕著だったというレースでした。
そこで内枠インベタ競馬で3着入線したエイコーンについては中々評価はし辛いところで、フリオーソ産駒らしく叩いて叩いてジワジワとパフォーマンスを上げてきているとしても今回は少し壁がありそう。


―ワイドファラオ 牡4 福永 59 角居(栗東)
3走前かしわ記念1着と2走前帝王賞4着は共にダートグレードレースでは珍しい後傾ラップの緩い流れに恵まれて好走した結果。
そのG1実績のせいで斤量59キロを背負わされるのは明らかに不利ですし、同型多数で前に行き切れない競馬もパフォーマンスを落とす方に働くはずで…その二重苦を背負っても中距離ダート重賞で激走できるほどの地力馬ではないだろう。


★クリンチャー 牡6 川田 57 宮本(栗東)
ディープスカイ産駒らしい鈍重タイプで、芝でも極悪馬場の菊花賞で激走しましたが、ダートに入っても良馬場の方がパフォーマンスを出せそう。
前走太秦Sは休み明けと、超高速馬場でのキレ負けという情状酌量できる負け方。
それを叩いて2戦目で中2週ローテ&阪神良馬場条件というのは本領発揮が期待できる局面に。


京都→東京でパフォーマンスを上げるのは?
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