クラック「今週のコラム」天皇賞・春

皆様、こんにちは!

クラックです。



今回初めてコラムを書かせていただく訳ですが、予想は予想として配信しております為、予想というよりはレースがより楽しみになるような内容を書けたらいいなと思って書きましたので是非最後までお付き合いお願いします。



さてさて、今回ですが下記4つの内容に触れていこうと思います。



・ルーラーシップの血が騒ぎ始めた実力馬キセキに「平成の盾男」が騎乗

・ルメール騎手、天皇賞4連勝なるか

・私の好きな、過去の天皇賞・春

・クラックの予想は?



順番に見ていきましょう!





《ルーラーシップの血が騒ぎ始めた実力馬キセキに「平成の盾男」が騎乗》

「天皇賞・春といえば武豊」と言っても過言ではないほどの実績を残している武騎手。

天皇賞・春の累計成績はというと

1着8回(勝率32%)

2着6回(連対率56%)

3着4回(複勝率72%)

単勝回収率99%

複勝回収率130%


となっていますね。

天皇賞・春で武騎手の単複を買い続けているという方がおられたら今頃ウハウハですね(笑)

本当に脅威的な成績だと思います!

どれくらい凄い成績かと言いますと、思い出してみて下さい、2018年のルメール騎手を!

不滅の記録と言われた武騎手の年間212勝を更新し215勝をあげましたよね。

またルメール、またルメール、またルメール!でしたよね(笑)

2018年のルメール騎手でも勝率27.8%、連対率45.3%、複勝率58.0%だったんですよ。

凌駕してますよね!

あり得ないですけど、もし仮にですよ、もし仮に1年間全てのレースが天皇賞・春だったとして、2018年のルメール騎手の騎乗回数をもとに計算すると、年間247勝ペースになるようです!

IFの世界を楽しんでいただきました(笑)



ちょっとおふざけしましたが、武騎手がいかに天皇賞・春を知り尽くしているか、お分かりいただけたのではないかと思います。

あと、武騎手と天皇賞・春というと、武騎手が菊花賞優勝馬に騎乗したときの成績が凄まじいというのも有名な話ですね。

スーパークリーク、メジロマックイーン、ディープインパクト、キタサンブラックですね。

菊花賞優勝馬に騎乗した際の成績は1着6回、2着1回となっています。

それ以下はないんですよ。

メジロマックイーンが1度2着になっただけで他は全て1着なんです。


だからといって菊花賞馬であるキセキが今回勝つ!のかというと、それは完全にオカルトですが、長距離適性がある馬の能力を最大限引き出し、勝たせる技術が長けていることは間違いありません。(私は、キセキは中距離がベストだと思っています)



武騎手が騎乗するキセキですが、阪神大賞典での出遅れがまだ頭に焼き付いてるよって方も多いと思います。

無観客開催のはずなのに凄くため息が聞こえてきた気がしましたよ(笑)


キセキ、もともとゲートがうまいイメージはないですが有馬記念、阪神大賞典ではルーラーシップの血が騒いでしまっているのかなと(苦笑)

これを武騎手がどうするか。

ゲートをどうするかというより、ゲートに入るまでの時間をどう過ごすのか、そこが今年の天皇賞・春の結果を左右するといっても過言ではないと思っています。


キセキがしっかりゲートを出るのか、出ないのかで展開は大きく変わりますからね。

武騎手が跨って、ゲートに入るまでの時間、それが今回の鍵だと思っています!







《ルメール騎手、天皇賞4連勝なるか》

天皇賞・秋 レイデオロ



天皇賞・春 フィエールマン



天皇賞・秋 アーモンドアイ


で天皇賞3連勝中なんですよ。

特に深く掘り下げる訳ではないですが、もし達成したとなれば個人的には更新難易度のかなり高い記録だと思ったので書いてみました(笑)








《私の好きな、過去の天皇賞・春》

私の好きな天皇賞・春はダントツで2012年のレースです!

オルフェーヴルが単勝1.3倍に推されながらも11着に敗れたレースです。

2012年はまだ競馬にのめり込んでいなかったのでリアルタイムでは観ていないのですが、大好きです。


みんながオルフェーヴルを意識する中、単勝85.1倍の荻野琢真騎手騎乗ゴールデンハインドと単勝159.6倍の石橋脩騎手騎乗のビートブラックが大きく逃げる展開。

人気のない2頭でしたし、後方にはオルフェーヴルが待機していたので騎手の意識が後ろに対して働いていましたね。その結果、逃げ2頭にプレッシャーがかかりませんでした。


番手でレースを進めたビートブラックがゴールデンハインドをかわし、後続が坂の下りにさしかかったとき多くの騎手の手が動き始めましたが、垂れてくるはずのビートブラック達が垂れてこなかった!これは誤算だったはず。

そして、直線コースでの「これは届かない!」という実況も波乱を演出する上でピッタリだったと思います(笑)


結果的にビートブラックが4馬身差の圧勝。石橋騎手のガッツポーズもかっこよかったですね!

まだ観たことないという方は是非ご覧になってみてください。



あとは2016年、キタサンブラックが勝った天皇賞・春も好きです。

一旦はカレンミロティックにかわされたものの、とてつもない勝負根性を見せて内から差し返したシーンは痺れました!!

こちらも是非ご覧ください。


ほら、何だか気持ちが高ぶってきたでしょ??笑

そのまま予想に入りましょう(笑)








《クラックの予想は?》

上にも書いた通り、キセキが鍵を握るレースだと私は思っています。

このレースに限らず、展開から印を考えるならば自分の考えに沿った上で決め打ちも必要になってきます。

ギャンブルという側面がある以上、それは仕方ないことというか、むしろ自分の考えに沿って決め打ちをしなければ長期的な回収率は下がってくるのは間違いないと思います。


例をあげるとすれば、全盛時のマルターズアポジーが出走するレースなんかは多くの人がアポジーが逃げるという前提で予想を組み立てると思います。

キセキがゲートを出る確率とアポジーが逃げる確率、確率は違いますが、アポジーが逃げるという前提で予想すること、これも決め打ちなんですよね。


アポジーが逃げる前提で予想をして馬券を買う、もしくはアポジーが逃げないor逃げられない前提で予想して馬券を買うか、大きく分けるとこの2つになります。


逃げたとき用の馬券、逃げなかった用の馬券、どちらとも買ってしまうと長期的な回収率が下がってしまう傾向にあると言えば分かりやすいかもしれませんね。


はっきり言って、全レース的中させるのは不可能です。

これは決して弱気な発言ではなく事実として受け止める必要があることです。

この事実を受け止めることができなければ、決め打ちができない→長期的な回収率が下がるという流れになってしまいます。

展開が外れて馬券が外れる、これは個人的には仕方ないことというか割り切るしかないと思っています。

展開がハマったときにしっかりと馬券を獲る、その考えが高回収率に繋がってくると。




まとめます!

繰り返しにはなりますが私は今回、キセキが鍵を握っていると思っているので


キセキがゲートを出るorキセキが出遅れる


この2択を天秤にかけた上で、決め打ちします!

先週のベステンダンクのように決めたい!






それでは、新型コロナウイルスの収束・終息はなかなか見えてきませんが、競馬が開催されることに感謝しながら今週も競馬を楽しみましょう!


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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