今井雅宏「重賞ステップ解析」アルゼンチン共和国杯

今週はMにとって秋の祭典の一つ、アルゼンチン共和国杯を解析!
昨年はOP特別からのステップだったラストドラフトが6番人気2着と好走。過去には二桁人気馬があわやという例もあり、見逃せないステップだ!

重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
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;天皇賞秋は、1~3着まで予想の順番通りで、3連単もズバッと1点目的中と、完全予想でしたね。今週はM的に毎年盛り上がるアルゼンチン共和国と、案外盛り上がるみやこSもあるんで、楽しみにしてます!

;それは面白そうだね~。

;まず回顧ですが、本命のエフフォーリア、強かったですね。

;適度に雨が降って、馬体重も休み明けでプラス4キロと、エフフォーリアは全て当日の状況が想定通りだったからね。もっと降ってくれると完璧だったけど、ダートはもう稍重だったしね。やっぱり、馬体重と馬場が合ってるレースで勝負だよ。ペースも想定通りに前半が緩く流れたし、揉まれず競馬する形も期待した通りの乗り方だったから、すっかり道中は安心して見てられた。

;まさに完勝でしたね。天皇賞秋で3歳のGⅠ勝利はしばらくなかったですが、その辺は心配なかったですか?

;スプリンターズSのピクシーナイトのとき話したけど、鮮度はあるから、データ的に3歳の勝利がないのは気にならないよ。あとはタフな経験がある程度、あるかどうかだ。エフフォーリアは、かなりタイトな流れのダービーを最内枠で揉まれて負けたんで、スローっぽい今年の天皇賞なら、その経験で十分。その前に中山2000mの多頭数を勝ってるし、3走前には1800mで勝ってるくらいだから。この間の秋華賞で本命にしたアカイトリノムスメと、全く構造は同じだったよ。

;その経緯、今回のnote(https://note.com/mnohousoku)でも、詳しく書いてましたね。


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;量系種牡馬の仔で、前走長距離なのにやけにタイトな競馬で、正攻法で激しく揉まれて、今回は短縮だけど、そこまでタイトな競馬にならないという形は、全く同じだ。前走で揉まれたL系が、スローで外に出したら、喜んで走るよ。しかも、休み明で軽い馬体増なんて、量系には最高の臨戦過程だし。ただ1600m以下の経験がない休み明けなんで、若干活性化が弱いのと、少し馬自体が硬いから、あんまり下が硬くて高速だと嫌だったけど、雨も降る予報で、実際それなりに当日は降ってくれたから、その心配もほぼ無くなった。それでも前半が34.5秒を切ってくると短縮で嫌な感じになる。だから、だいたい活性化から算出される勝つためのボーダーラインを前半34.5~6秒と設定して予想してたけど、36秒台だから相当に楽だったよ。福永も最内枠から上手く外に出してエアを徹底マークで、コントレイルのタイプとしては完璧な騎乗だけど、前走が太かったとはいえ、休み明けで8キロは減りすぎだった。そのぶん迫力もなかったね。少し湿ってばらける馬場の休み明けは、ベストのタイプだけど。ワンポイントアドバイスでも話したけど、相対的にはもう少し速い流れが良かった。グランアレグリアはスローを2番手で良かったけど、延長だから後方で矯めて、直線だけの競馬がベターだったかもだね。この距離のトップクラスで正攻法だと、体力的にぎりぎりの感もある。ノドの手術明けで、下が湿ってるけど悪化してない馬場は、ちょうど走りやすかったよ。若干太く見えたけど、エフフォーリアもそれは同じだった。

;02年のシンボリクリスエス以来の3歳勝利ですよね~。

;いや、その前のそれこそ近代競馬で久しぶりかなにかだった96年バブルガムフェローの単勝もかなり買ってたぐらいだから、3歳でビビっちゃ駄目だよ(笑)。あれはC系の歴代レースの中でも、上位に入る走りだったよね。確か本命だったと思うけど、もう忘れちゃった、どうしてたっけ?単勝に大金突っ込んで、窓口に並んだ隣の学生らしいのが驚いてたのは覚えているよ。たぶん、天皇賞史上、一番賭けたんじゃないかな。

;へー、そうだったんですか。

;確かだけどね、もしかしたら違うレースだったかなぁ。まぁいずれにしてもバブルガムフェローに凄い賭けて、隣の学生が驚いてたシーンは覚えているよ。僕もまだ若くて無敵状態、恐れ知らずだった頃の話だけど(笑)。あとこのレースは、本当に3頭以外、買える馬がいなかったよね。ポタジェなんか鮮度があって良い感じだけど、2,3走前が2000m重賞というのが余計だった。これが2000m以外のOP特別や条件戦なら良かったし、本命にしたとも思うし、実際来たんじゃないかな。まぁ当日増えてた時点で、いずれにしてもほぼアウトだけど。サンレイポケットも相手強化の激戦は怖いけど、2~4走前が2000m重賞でしょう?だから結局勝ち負けは無理だ。思った以上に、案外、危なかったけどね。

;C系のこういうときの恐ろしさを垣間見ましたよね~。

;いずれにしても、人気薄の方が人気馬よりストレスがあるんだから、厳しいよね。あと、直線競馬はやった?

;いえ。あれ、レースのポイントだけで、予想はしてなかったですけど、何でですか?取り挙げた中で外枠の3頭で3着以内独占ですから、予想したら好配当が当たってたのでは?

;いや、5番を本命にするか悩んだんだよ。12番人気で人気もなかったし、鮮度も高かったから。ただ、再輸送で中1週なんで、反動が出る可能性が半分くらいあったんだよ。反動出れば惨敗だから怖くて、予想しなかったんだ。当日12キロ減なんで、予想しなくて良かったと、ホッとしたよ。

;それで「少し疲れ気になるので入れ込み伴う大幅増減注意」だったんですね。1番人気も「大幅増減注意」で8キロで3着ですから、馬体重見たら、かなりの確率で、みんな馬連とか3連単も当てたんじゃないですかね。

;間隔開けて8キロ減は厳しいよね。でも予想してたら、馬体重が変でも、やっぱりみんな本命から結構買っちゃうと思うんだよね。だから、むしろこういう走れるステップの馬は分かってて、後は当日の馬体重と天気次第のときは、馬体重の注意事項だけ書いて、有力馬をピックアップした方が親切かと思ったんだ。勝った馬は馬体増だけど、休み明けのS系で、惨敗続きで条件鮮度も高いから、16キロ増なら許容範囲だしね。

;Mの馬体重理論ですね。スワンSの方は、本命が3着でしたが、「10キロ増くらいなら」という解説で、22キロ増なので、対抗のダノンファンタジーからが良いですか?6キロ増と、ほぼベストな感じで出て来ましたよ。

;そうだね。ただ、ダノンファンタジーは直前で1番人気になったから、同点でルール上、3番手になっちゃったよ。

;あぁ、なるほど本当ですね。

;直前までずっと2番人気だったし、携帯サイトでも対抗の2番手表記のように、対抗と思って予想してたけどね。

;みんなもダノンファンタジーを対抗で買ったんじゃないですか。1番人気になったのは、たぶん締め切りの後か、直前でしょうし。それとルーズネクストは、ちょうどnoteで解説して、タイムリーでしたね。タイトルホルダーと言い、解説した馬が直ぐに出走してくるのは、狙って解説してるんですか?(笑)。

;いや、偶然だよ。リアルタイムで走っている馬を解説するのは、解説通り走らないかもしれないんで結構怖いけどね(笑)。そういうのも含めて復習するにはちょうど良い生のテキストになるから、敢えて現在進行形の馬を取り上げているのはあるんで、それがちょうど偶然、当週だったんだ。

;noteの解説だと、短縮のハイペースは向くけど、反動が出やすいんで、「詰」がDということでした。今回は中3週で反動が出たパターンですか?

;短縮1400mの優位性と反動で、どっちを取るか今回はかなり難しい判断だった。反動はほぼ五分五分の確率で、反動が出なければだいたい来る。中3週の叩き2戦目で、4キロ増の過去最高体重発表の時点で、反動の確率がグンと当日は上がったよ。3:7くらいかな。仮に中7週くらい開けてたら、普通に勝ち負けだったと思うよ。

;当日の馬体重からは、やっぱりダノンファンタジーから買った方が良さそうですよね。同条件の阪神C快勝のときも本命でしたし。

;案外ホウオウアマゾンも人気になっちゃったし、リスクを負うこともないかもだね。ただ3歳の休み明けで先行馬だから、22キロ増でも我慢する場合もあるよ。30~40%くらい来る確率が減ったくらい。パドックがまた、ゾッとするほど太かったね。それでも減ってるよりは、3歳の先行馬だし、ましだけど。陣営が「10キロ増くらいの出走かな」とかコメントしてるのを、喜んで真に受けたのは失敗だったかな。

;先行馬総崩れで、8着以内で先行して残ったの、この馬だけで、内容としては強かったですよね?

;こっちがびっくりするような強さだよ。前崩れのハイペースを途中から強引にハナを奪って、その後競り込まれて、それでも残っちゃうわけだから、桁外れのパワーだった。ただ、もともと多少太くても、休み明けの方が向くタイプってのも大きいんだけどね。あと太ってる場合は、上がり勝負にしたらアウトだから、消耗戦に持ち込むこと自体、悪い選択では無かったんで、無理にハイペースでもハナを奪ったことは、騎手は責めらないよ。あのハイペースなら2,3番手で雪崩れ込ませた方が、連対の可能性は高かったけど、そこは結果論かな。あの時点でペース判断はしにくいから。

;終わってみると、今週も、馬体重と馬場のパターンで決まりましたね。これで秋GⅠ、3レースで予想的中ですね。全4レースとも、馬券は勝ってるでしょう?

;菊花賞は本命が増えないで対抗が良かったから、予想の解説通り単複中心で勝負したのはあったよ。

;スプリンターズSは馬場が乾いてピクシーナイトの方が勝ちましたし、本当に馬体重と馬場の指定通りにだいたい決まってますよね。それでは、今週はMの祭典の1つ、アルゼンチン共和国です。みやこSの方がヒットしている気もしますが。

;みやこSは競馬場が違うんで、データ分析はアルゼンチン共和国が良いかな。

;では昨年ですが、青葉賞勝ち後の3番人気オーソリティが勝ちました。ただこのステップは登録ないです。2着にはOP特別ケフェウスS8着後の6番人気ラストドラフトが来ました。

;芝のOP特別で馬券圏外の4着以下だった馬で見ていこうか。そうすると、43頭中3頭が3着以内だよ。あと二桁人気であわやの4着馬も3頭。来た3頭は、前走2000mで2番人気4着、2番人気8着、5番人気5着後だった。4着には、2600mで5着と7着の馬もいたよ。前走の脚質は、3角2,4,6番手。ただ6番手の馬は9頭立てで4角では7番手まで下がっていた。逆に4番手の馬は、1角では3番手で16頭立て。つまり、確率の低い巻返しステップらしく、極端な脚質が嵌まらなかったタイプといった感じだね。あと道中で位置取りが下がっているように、スムーズに競馬を出来なかったタイプとか。今回の脚質は、7番手が2頭と、逃げた馬が1頭だったよ。
 それと、前走2番人気以内だと、7頭中3頭が4着以内に好走している。みんな全くの人気薄だったことを考えると、力を出せずに心身疲労が少ない馬は怖い。ただ前走人気薄でも4着以内に好走した馬は多いんで、注意は必要だ。2走前は、GⅡ2頭と2500mのOP特別1頭で、3頭とも5着以下に凡走。蓄積疲労はないけど、体力的にタフなレースに出ている馬が面白い感じだね。

;3着のサンアップルトンは、オールカマー6着後の9番人気でした。オールカマーからは6着と8着馬が登録してます。

;それなら中山開催時のオールカマー5~10着で見てみようか。そうすると、16頭中3頭が3着以内、4着馬も3頭いる。来た3頭は、前走2~6番手。やや前よりだけど、オールカマーは少頭数が多いから。そこまで前ってわけでもなく、中団になるかな。ただ、前走3角9番手以内だと、8頭中5頭が4着以内には好走しているんで、ある程度活性化されているというか、勝ちに動いて負けたタイプがベターかもだよね。で、今回は、3角2番手と、4角でも10番手以降。やっぱり巻返しステップだけに極端な脚質を取る馬には注意。4着に好走した3頭は、中団だったけどね。普通の競馬だと一押しを欠く可能性も出てくる。2走前は、札幌記念、目黒記念、日経賞で、4~5着。それぞれタフなレースだけど、目黒と日経は5月以前だし、札幌記念は2000mだから、そこまで疲れはない。あと4走前に条件戦に出ていた馬は、3頭中2頭が来ている。これもいつもと同じMの基本で、タフなレースを経験しつつも、何かしらの鮮度なり、疲労が無いなりのポイントがあると、タフな競馬だから、当然だけど有利になるよ。





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