今井雅宏「重賞ステップ解析」アルゼンチン共和国杯

先週はM得意の直線競馬でドカンと15万馬券!日曜新潟11Rルミエールオータムダッシュで3連単155,550円(21点)的中で10月の三冠王に輝いた!
今週はアルゼンチン共和国杯。昨年も3連単万馬券を的中させているMの秋の祭典の一つだけに、解析にも気合が入る!

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重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日になんと無料公開!


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◆馬券の買い方について
今井雅宏の予想には買い目の掲載がないため、
競馬予想GPでは今井雅宏推奨の馬券の買い方(馬連6点、馬単6点、3連複6点、3連単21点)に則って的中判定、回収率の計算を行っており、
それに基づいた的中を的中情報として取り上げています。

 

;今週はMの秋の祭典の一つ、AR共和国杯がありますよ。昨年は縦目も馬単、3連複ともに的中で、3連単の万馬券も的中でしたし、今年もまた高配当を期待してます。その前に回顧ですが、先週はメインでも新潟の方で万馬券的中でしたね。ルミエールADで、3連複28710円の万馬券を4点目的中、3連単の15万馬券も的中してました。

;この開催の新潟は期待してたんだけど、ずっと天気予報が微妙で読めないからあんまり予想しなかったんだよね。特に直線は最内が伸びたり、馬場が読みにくかった。
だけど土曜のレースを見て外しちゃったけど感触は得たから、予想したんだ。外ラチが伸びるから、外枠と内枠ならダッシュ力があってスタートで外まで持っていけるタイプね。あとはもうきついだろう。

;つまり内枠だとマウンテンムスメになるわけですね。内枠の13番人気馬をピックアップしてて驚きましたが。

;短縮のアドマイヤムーンで、ダッシュ力もあるから。あとやっぱりダッシュ力はスタートのタイミングもあるけど鮮度に影響するんで、前走凡走の短縮も良い。
しかも道悪の直線競馬を勝ってるから、直前の馬場状態もこの馬にはベストになったよね。まぁ稍重でまだ速い馬場だったからあんまり影響はなかったけど。減った馬体が戻ったのも、ダッシュ力が付くから良かった。
スワーヴシャルルはもっと人気薄だと思って予想したら、案外人気だったのは失敗だったね。あんなにオッズ差がないんなら対抗の方からで良かったのかな(笑)。
レースは外ラチが伸びる馬場なのにわざわざ内に切り替えたんで「終わった」と思ったけど、なんとか3着に粘れて良かったよ。先週までの馬場だと大外のラチ沿いは深くて伸びないようにされてたから、あそこに出すのが大正解なんだけど、雨模様の最終週になってラチ沿い以外は荒れてきたんだ。先週までの馬場の難しさは、大外に差し馬が出すと伸びないんだけど、それを買いたい馬の騎手が気付いているかが分からない点だった。せっかく狙った馬が伸びない大外に持ち出したらきついからね。土曜を見て外が伸びるように変わったんで、単純にダッシュ力があってそこを取れる馬を狙えば良くなった。あとは運良く前が開くかもしれない差し馬を少し押さえておくと万全だよ。

;外ラチが伸びる馬場になったのを確認して、敢えて内枠を買い目に入れてくるのが面白いですね。

;でもやっぱり2点目以内で万馬券を当てないとだったね。今週からの福島が読みやすい馬場になっているのを期待しよう。

;天皇賞秋は同点で人気のあるイクノイックスの方が勝ったので、ワイドの1点目的中止まりになっちゃいましたね。

;馬体はもう少し増えて欲しかったけど、スタートしてしばらくしたときは、「よし」って思ったんだけどね。計算通り、中団少し後ろのポジションだったから。一番怖いのは内枠で囲まれることだったんだよ。

;予想の解説でも、「矯めて徐々に外に持ち出せば」ということでしたね。ハーツクライでも、外の方が良いんですか?

;土曜が内々を回ると差し馬は体力を使う馬場だったからね。それと、ダノンベルーガはハーツクライ産駒で馬群は大丈夫で外をずっと回すより馬体を併せた方が集中出来るんだけど、不器用でブレーキは掛けない方が良いんだ。インの密集で切り返したりのロスは避けたい。大幅短縮の休み明けだから余計にね。切り返したりする場面がなければ内の方が良いけど、リスク要因にはなるよ。
だから、「お、この位置ならそのままスムーズに外に出せるんで、少なくとも連は確実だな」って安心して見てたら、インに潜り込んじゃったんでずっこけたよ。川田を外に引っ張りだそうと、思わず画面に手を伸ばしそうになったよ。

;実際、直線で切り返してなければ連対していた勢いでしたね。やっぱり今井さんの事前に解説した通りに乗らないとリスクは高くなりますよね。

;馬場は日曜より外差しでもなくなったから3着には来たけどね。

;LINEで「今日の馬場だと前残りが怖くなった」って話してましたね。土曜より前が残る馬場になりましたか?

 

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;内目が土曜は深かったけど、レースを使って固められて、前も残りやすくなった感じだよね。どちらかというと外差し馬場という感じで予想したぶん、内の先行馬までは手を回せなかった。

;前走はパンサラッサ本命にして、「よくあの馬体で残れた」と、びっくしりてましたよね。

;そうなんだよね。そこがむしろ罠だった。札幌記念の回顧で解説したように、6キロ減とパドックからも、淀みない流れで逃げたらまず体力切れを起こす細い状態だったんだ。だから「これは無理だろうな」と思って見てたら、接戦の2着に粘ったんで、その頑張りについ感動しちゃったんだよね。
今回は外差し想定もあったけど、前走強引に細い馬体で頑張った反動が怖いと思って評価を下げたのもあったんだ。

;解説も、「疲労心配も、増えて逃げれば」ということでした。

;2キロ増だけだけど、前走より間隔開けてリフレッシュしたのか、あるいは北海道の環境そのものが単純に合わなかったのか、前走の細さがなくなってた。消耗戦向きの逃げ馬は体力切れを起こしたら終わりだからね。
ただ前走は当日の馬場が相当深くなって、上限を超えてペースアップして逃げると確実に体力切れを起こす馬場で、得意の大逃げを打とうにも物理的に不可能な状況だったんだよね。高速の東京なら先行馬が揃っても得意の大逃げを打って残れる確率が高いということに関するケアが、予想の中で抜け落ちていたのはあった。そこは僕のミスジャッジになるよ。
3歳馬の中では硬さのあるジオグリフが危ないんで、残りの鮮度の高い3歳2騎でそのまま当てられると思ったけど。

;重賞で断然人気が同点対抗だと、だいたい来ちゃいますしね。昨年も3歳のエフフォーリア本命で当てましたし、ずっと昔の藤澤の3歳馬もそうでしたが、3歳馬のジャッジはやりやすいレースですか?

;3歳の天皇賞だと、ある程度は矯められる柔らかさと、それに体力もあった方が良いよ。ちょっとジオグリフはそこが少なかった。

;ではデータ分析です。土曜の京王杯も昨年は馬連7450円を4点目的中でしたし、日曜みやこSも6番人気の本命がきましたし楽しみな重賞が多いですが、やっぱりここは秋の祭典アルゼンチン共和国杯ですね。春の祭典目黒記念は万馬券1点目的中でしたし、ここも期待してます!
昨年は天皇賞春以来の休み明けだった1番人気オーソリティが勝ちました。今年は天皇賞春からは競走中止だった馬の登録があります。

;それなら休み明けで前走が古馬重賞だった馬を見ていこうか。そうすると、40頭中7頭が3着以内だよ。来たのは宝塚記念3頭、天皇賞春3頭、目黒記念1頭だから、GⅠでなかった馬は1頭だけ。その馬は目黒記念で2番人気5着と力を出し切れなかったタイプになる。来た7頭はみんな5~10着だから、強い相手に力を出せずにストレスの薄い馬が面白い感じだね。

前走の位置取りは7頭とも3角7番手以降だから、差していた馬がよく巻き返している。前走3角10番手以降なら、20頭中5頭が来ているよ。ただ今回の脚質は、7頭中6頭が4角では8番手以内で、うち4頭が5番手以内。残り1頭は逆に4角でも16番手で10番人気3着に激走したけど、まぁどんなレースであれ極端すぎる脚質を取れば、そのときのバイアスに嵌まり切れば上位には来ちゃうからね。3連単のヒモ穴とかならかな。
基本は休み明けで気分良く前目に行った馬が有利だ。特に前走より前に行く位置取りショックは怖くて、今回3角6番手以内で前走より前に行く位置取りショックを仕掛けた馬なら、12頭中5頭が来ている。
あと4,5歳馬が来てて、6歳以降だと21頭中で1頭だけが来ている。パフォーマプロミスのことだけどね。あわやの4着にもステイゴールド産駒の6歳ルックトゥワイスが来ていて、C要素があったり、しぶといタイプだと高齢でも注意したい。

2走前は全馬重賞で、うちGⅢだったのは1頭だけ。その馬は2着に好走していたし、3走前は有馬記念だった。ある程度体力面でタフな経験があった方がベターな感じだね。来た馬が前に行く位置取りショックをした馬が多いんで、結果的に体力が無いと厳しかったのもあったんだろうけど。

;2着のマイネルウィルトスは札幌記念4着後の4番人気でしたが、このタイプはいません。3着は芝2200mの準OP勝ち後の3番人気フライングバードでした。

;芝2000m~2200mの準OP連対馬だと、15頭中4頭が3着以内だよ。2200mに限定すると5頭中3頭が3着以内と率が上がる。ただ5頭中4頭が当日4番人気以内で連対した馬は1頭なんで、確率的には普通な感じだ。

前走の位置取りは、3角2~8番手。うち3頭が4角で3番手以内。ある程度活性化していた方が良いね。唯一後方だったのが昨年の同馬だけど、2走前は2000mで6番手で競馬していたし、中京の2200mは結構淀みなく、タイトに流れるレース質だから。実際、今回も6番手で競馬していて、行こうと思えばある程度行ける馬だった。
今回の脚質は、3角2~11番手。11番手の馬も1角では9番手で、今回1角9番手以内だと、10頭中4頭が来ている。相手強化でもある程度ついていける機動力があるか、あるいは臨戦過程で活性化してついていける馬がベターということだね。ただ前走9番手から今回2番手だった馬は2番人気で凡走していて、相手強化でいつもより負荷を掛けすぎるのも怖い。

2走前は、4頭中2頭が重賞で、2走前が重賞だった馬は3頭中2頭が来ている。タフな経験があった方がベターだ。残りの2頭は準OPだけど2000mだった。来た4頭とも2200m以下で、2走前が2200m以下だと9頭中4頭が来ている。もちろんいつも通り同じステップである必要はないけど、これまでのデータを総合すると、「活性化しつつ、ある程度タフな経験があって矯めることも出来る」みたいなタイプが有利という傾向になるよ。

 

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◎馬券の買い方について
馬連 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
馬単 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
3連複順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-2位-4位 (3)1位-3位-4位 (4)1位-2位-5位 (5)2位-3位-4位 (6)1位-2位-6位
3連単順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-3位-2位 (3)1位-2位-4位 (4)1位-3位-4位 (5)2位-1位-3位 (6)3位-1位-2位 (7)1位-4位-2位 (8)1位-4位-3位 (9)2位-1位-4位 (10)3位-1位-4位
(11)2位-3位-1位 (12)2位-3位-4位 (13)1位-2位-5位 (14)1位-2位-6位 (15)2位-1位-5位 (16)2位-1位-6位 (17)1位-3位-5位 (18)3位-2位-1位 (19)2位-4位-1位 (20)2位-5位-1位 (21)1位-5位-2位

買い目の順番。同点の場合は当日人気がない方が上位評価になる。
上位組み合わせから購入金額を徐々に落として買うか、それが大変な場合は点数を絞って買った方が良いが、高配当や馬体重、馬場が想定と合っている組み合わせは押さえておきたい。
3連単に関しては人気サイドに有利な馬券なので、人気馬が上位に入っているときは点数を広げて買っても良い。