今井雅宏「重賞ステップ解析」エリザベス女王杯

先週はみやこSでダブルショッカーのヒストリーメイカーを本命、土曜日の勝負レース東京8Rでは芝からダート替わりのスポーカンテソーロが1着で単勝17倍など、「Mの法則」が次々と好配当を生んだ!
今週のエリザベス女王杯では、昨年の1、2着馬のステップレースだった府中牝馬Sを着順や位置取り別に徹底解析します!

重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日になんと無料公開!


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;今週は、土曜の勝負レースで単勝1760円だった人気薄の本命が勝って馬単5730円的中とか、美味しい配当の本命がよく勝ちましたよね~。土曜は他に、福島7Rで本命が勝って3連単247倍の万馬券がズバッと3点目的中とかもありましたよ。

;東京8Rは、2着が断然人気だったのは残念だけど、単勝配当はまずまずついて良かったね。

;しかもあんな人気薄が本命なのに、Wマークレースでもあったんで、みんなガツンと稼げたと思いますよ(笑)。また日曜の準勝負レースの方では、東京1Rから東京8Rまで本命が4連勝しました。もちろん今井さんの本命ですから、単勝980円とか、美味しい配当の馬が続々と勝ちましたよね。馬単も東京1Rで3190円が3点目、3連単9010円が8点目で、福島2Rは馬単10400円の万馬券が5点目的中です。重賞の方はみやこSだけでしたが、1点目の的中で、1位-2位-7位の組み合わせで3連複12180円の万馬券なら悪くはなかったですかね。それと、最初に話した3連単万馬券が3点目的中だった土曜福島7Rでは、馬単3760円も1点目でズバッと的中してますよ。

;全体としては良かったけど、日曜の勝負レースだけ良くなかったからね。日曜は午後に切れない人気馬が多くて面白くないレースばっかりで、面白いレースが午前中に集中しちゃってたんだ。

;まぁ勝てばどんなレースでもよいわけですけどね。

;とはいえ今週はみんながより楽しみにいているだろう、日曜の勝負レースで大きいのをきっちり当てたいよね。
;その今週は、昨年8番人気のタイムフライヤーを本命にした武蔵野Sがありますし、日曜も6番人気のステイフーリッシュ本命で1点目で当てた福島記念もありますから、よろしくお願いします!それにもちろん、エリザベス女王杯もですよ~。その前に、まず当たったみやこSから解説して下さい。5番人気のヒストリーメーカーと1番人気のクリンチャーが同点で、馬連1点目的中でした。

;データ的には白山大賞典組はかなり悪かったからね。ちょっと心配でクリンチャーからにしょうかとも思ったけど、いろいろ分析していくとそこは大丈夫ってことで本命だったよ。終わってみればクリンチャーが勝ったから、データにビビってヒストリーメーカーを対抗にしておけば良かったかもだけど(笑)。

;何せヒストリーメーカーは、短縮ショッカーと逆ショッカーのダブルショッカーでしたもんね~。

;東海S、平安Sともに内容は良かったし、阪神巧者だからね。ただ阪神巧者ということは、このメンバーの上がり勝負だとキレ負けする恐れもあるということだから、武の単騎逃げでみんな遠慮したら怖いなってのはあった。夜に雨が降ったみたいだから、超高速のスローだと特にね。でも当日は普通の良馬場だったし、前半の入りこそ緩かったけど、全体的に締まった流れになったから、ストレスがなくて、消耗戦向きの2頭でそのまま決まった。それと、クリンチャーは前走太めだったのが絞れないと怖かったのと、ヒストリーメイカーの場合は前走減りすぎだったから、また減ってきたらほぼ100%アウトなのが心配だったけどね。

;当日は、クリンチャーが絞れて、ヒストリーメーカーは増えてと、完璧な馬体重でしたね。

;ヒストリーメーカーは11キロ増でも勝ったときよりはまだ細いくたいで、ちょうど良かったね。パドックも、びっくりするくらいの状態だったよ。スワーヴアラミスが減りすぎて危なかったし、エアアルマスは増えて良いタイミングだったんだけど、パドックでは相当太く見えた。緩めた感じだったよ。こうなってくると、もう目一杯勝負で良いよね。馬場が良くて、本命対抗の馬体重が良くて、相手が悪いわけだから。

;3連複の万馬券も買ってましたね。

;少頭数で万馬券なら美味しいし、前にも話したと思うけど、準勝負レースの場合は本命対抗から取り挙げた馬に流して、あとは馬体重とかオッズとかで、縦目とかを拾っていくのが基本だよ。ただ、いつも言うように3点目以内を厚めで、6点目以降は高配当と馬場や馬体重が合っている馬だけで良いけどね。

;今週も3点目で240倍が当たってますし、やっぱり3点目以内を厚めに買った方が良いですよね。

;エイコーンは減ってたけど、まだ最後に勝ったときよりは重いし、差し馬だから少し減る分には悪くないんで、単勝56倍なら期待値的には十分だった。

;アルゼンチン共和国杯は買い目に取り上げていた2頭ではありましたが、ルメールでしたね~。

;うーん。オーソリティは精神コントロールの難しい馬が、遅い流れが濃厚なメンバーで大外枠だと、掛かるのが怖かったけど、こういうときに限って締まった厳しいラップになったよ。

;今井さんが本命にした青葉賞は、内枠でペースが上がって集中力が活きたという解説でしたよね。

;このペースになると、外枠でも集中出来るし、鮮度も格も上だからね。あと、外枠の長距離でもピタリと折り合わせる技術というか、外を回ることの精神的な優位性だけを享受する技術はさすがだったよ。緩い流れの団子状態になると思ったんで、大外枠から好位の外々を回ってかなりロスがあるだろうと心配だったけど、ペースが上がって思いっきり縦長の展開になったんで、外枠でもロスもなかったね。ラストドラフトは、ストレスの無いときなら内で折り合わせる形が合うんだけど、荒れ馬場のインでずっと閉じ込められると体力消耗が激しくなるリスクが怖くて68点だったけどね。

;レースのポイントでも、そういう解説でした。

;縦長の展開になったから、内枠の馬が閉じ込められる心配もなくなったんだ。オーソリティは、ハイペース向きで強かったから前でも来たけど、基本は前にかなり厳しい流れで、あの流れの2番手に行っちゃって残すほどの力は、残念だけどオセアニアグレイトにはなかったかな。ここは好位で矯めて欲しいステップだったから余計にね。パドック見ると、状態も立て直せてなかったのもある感じだったけど。あれだけ荒れ馬場になると、いろいろ走る場所をシミュレートするけど、余計なことを考えると結局駄目だよね~。馬場が分からないときは、ストレスの有無という、純粋にM的な視点に頼って、「当日の馬場なんか知らん」くらいの勢いで予想しないとだよね。東京の芝が荒れて読めない状況だったから、他の東京2鞍は、ダートを予想したんだけどね。

;2レースとも、しっかり本命が勝ちましたね。単勝17倍だった土曜の勝負レースも、東京ダート1400mでした。

;あのレースは、前週のリベンジでもあったんだ。絶対に、取り返してやるというね。

;勝負レースで、14番人気の本命が3着だったやつですよね~。

;うん。スローの前残りに嵌められちゃって3着だったやつだよ。

;差し馬で上位に来た3頭がそのまま今井さんの上位3頭で、5000倍とかだったんですよね。確かにかなりショックでしたよ。

;で、今回は同じ条件だから、前に行く馬を並べたんだ(笑)。

;それで、あの人気薄本命だったんですか?確かに美味しかったですけど。

;半分は冗談だけど、スポーカンテソーロは、芝からダートの延長というダブルショックで、今回は逃げる馬がいない。しかも、この馬は揉まれ弱くて今回は内枠だからね。ここはほぼ必ず、揉まれないように逃げに出る。なにせ前走は芝で前半33.6秒で2番手だから、このメンバーなら楽に逃げられるよ。「逃げられなかった逃げ馬」に「芝からダート」に「延長」だからね。挙げ句に揉まれ弱い馬で、過去の戦績からこの東京1400mがベストということも分かる。無理にでも逃げちゃえば、今の馬場ならまず勝つよ。心配は2点だけ。前走が太すぎたから絞れてくることと、団子状態の極端な上がり勝負になって早めに競られるとちょっと怖い。

;それで、「絞れて離し気味に逃げれば」というような解説だったんですね。

;そしたら当日は絞れて、前半35秒と淀みないペースで逃げたからね。この時点でもう勝ったと思ったよ。あとは相手が何かだったけど、さすがに厳しいペースで逃げすぎたかな。もっと後続に優しいペースで逃げてくれれば、相手も美味しい馬が残ってくれたはずだけど、追いかけた組は総崩れになって、人気の差し馬とかが来ちゃったから。先週とはテンが1秒も違って、完全なリベンジにはならなかったんで、まただね。

;勝負レースで単勝17倍ですから十分ですが、確かに倍返しは欲しいですよね~。ところで芝からダートって、よく狙いますね。日曜1Rの横山典も芝からダートで勝ちましたし、前週の300倍当てた日曜福島7Rも芝からダートが本命でしたよね?ダートから芝の方が効果的という話を昔書いていたような気がしますが、どうなんですか?

;ダートから芝ももちろん、効果的だよ。ただ馬場とペースに左右されて、かなりピンポイントで狙わないといけないんで、難しい。昔みたいな馬場やペースの時代は、簡単だったけどね。ダートから芝なら、今はやっぱり直線競馬かな。最初っから、ハイペースでS質の活性化が重要になるのは分かってるんで、ペースや馬場をピンポイントに設定する必要も、そんなにはないよ。

;確かに直線競馬はダートから芝で万馬券クラスをいろいろと当ててますもんね。この間もそうでした。

;芝からダートの場合は、あんまりペースは関係ないから。日曜の横山典にはびびったけど。普通に乗っても来る馬なのに、注文つけて最後方だよ・・・。ファンタジーSではそれが嵌まってやられたけどね。

;日曜は前残り競馬を、1頭だけ追い込んでの差し切りですもんね~。道中はヒヤヒヤしましたよ。ところで、ショック馬は何を見てるんですか?

;血統とステップとレースぶりと馬体だよ。芝からダートの場合で難しいのは、状態が悪い馬が多いことだよね。だいたいが芝に見切りをつけるパターンで、状態が下降線の馬が多いから。そこを今回の馬みたいに、絞れてたりして上手くクリア出来ればだよ。

;ではデータ分析にいきましょう。今週の重賞は、昨年武蔵野S、福島記念で人気薄の本命が連対しましたけど、もちろん分析はエリザベス女王杯ですね。エリザベス女王杯は、5番人気モズカッチャン本命で馬単万馬券を3点目か何かで当てた17年のあと、2年お休み中なので、今年はまたズバッと万馬券でお願いしますよ~。ではまず昨年ですが、府中牝馬S3着後の3番人気ラッキーライラックが勝ちました。

;ここでは重賞データ本と替えて、府中牝馬S2,3着馬で見てみようか。そうすると、31頭中11頭が3着以内だよ。数が多いんで取り敢えず位置取りで分けると、前走3角5番手以内だと、16頭中7頭が3着以内と率は良い。来た7頭は2走前が3番手以降で、2番手以内だと6頭全てが消えている。別に2走前2番手以内でも構わないけど、あまり連続でS質を先鋭化し過ぎると延長で精神コントロールを失う恐れがあるということだから、3走前とか2走前の条件などでS質を緩和する仕掛けはあった方が良いかな。まぁ今年は阪神に替わるから、多少S質の要求度合いは高くなるかもだけどね。2走前の条件は様々だけど、みんな6着以内には好走していた。ただ2走前に連対していた馬は6頭中2頭が3着以内とそれほど率は高くなく、2,3走前が共に3着以内の馬は3頭とも消えている。あんまり頑張りすぎている馬は、蓄積疲労もチェックした方がベターだ。
 前走3角6番手以降だと、15頭中3頭が3着以内。差し馬の距離延長というMの逆ショックになるぶん、率は落ちる。来た3頭の2走前は3角2~11番手と様々だけど、そのうち2頭は4角では2番手に上がっていた。もう1頭は10番手だけどマイルGⅠの安田記念。つまり、前走東京の単調な流れを差してきた馬だから、ある程度それまでに活性化されていた方がベターということだね。2走前は、OP特別で1番人気1着だった馬以外は、重賞で5着と8着に凡走していた。同じである必要はないけど、つまりは弱い相手に楽に好走した馬とか凡走していた馬とか、それまでの蓄積疲労が少ない馬がベターということだね。

;2着のクロコスミアは、府中牝馬S5着後の7番人気でした。

;ここでは4~6着馬で見ていこうか。そうすると、32頭中7頭が3着以内だよ。前走の位置取りは、3角2番手以内が3頭と、4角でもまだ7番手以降の馬が4頭。いつものように巻返しステップだけに、極端な脚質が嵌まらなかった馬の期待値が高い。今回の脚質にしても、3頭が3角2番手以内で4頭が3角11番手以降。今回も極端な脚質をとって展開が嵌まり切ったパターンだね。今回1角11番手以降なら11頭中4頭が来ていて、今回4角2番手以内なら4頭中3頭が来ているから、共にかなり確率は上がっている。特に相手強化でも前に行ける頑強な先行馬が、Mの「先行馬の距離延長」で巻き返す形は怖い。2走前は、7月下旬~8月下旬までの重賞が一番確率が高い。14番人気で4着に激走した馬には、2走前が9月18日と遅い馬もいるけど、準OPのしかもダート戦だったからね。間隔が詰まっていても蓄積疲労の心配は皆無だった。2走前の着順は様々で、3着以内だと15頭中4頭が3着以内。来た4頭は前走人気より着順が2つ以上悪かった馬で、そういうタイプなら5頭中4頭が来ている。つまり2走前好走していても、前走は力を出し切れずに疲れのないタイプだね。2走前が4着以下だと、17頭中3頭が来ている。その3頭の3走前は準OPと海外と5月のヴィクトリアM。つまり、普通にトップクラスの芝中長距離を使われていない馬が面白い。

;3着は登録のないオークスからだったので、前年にいきましょう。





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