今井雅宏「重賞ステップ解析」キーンランドC

北海道開催もいよいよ大詰め!
キーンランドCは昨年本命のエイティーンガールがUHB賞13着から巻き返し、7番人気2着と好走。UHB賞からの参戦は登録数も多く、巻き返しステップだけに、入念にチェックしておこう。

重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
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;今週は昨年7番人気のエイティーンガール本命で当てたキーンランドCとかがありますので楽しみにしています!その前に回顧ですが、札幌記念は本命のパンサラッサが来て相手は67点のジャックドールで、対抗のウインマリリンが3着ということでした。67点で人気の方が来ましたが、FAXとかでは×◎○決着なので、3連複4190円を当てた人も多かったでしょうし、ワイドの1点目も結構付きましたね。

;レース前には「やっちゃった」と諦めてたけど、なんとかパンサラッサが強引に頑張って残してくれたよ。

;馬体重ですよね?

;プラスが理想のところを逆ベクトルに6キロ減で、かなり細かった。間隔が開いた馬、しかもパワー型の逃げ馬が細いのはかなり厳しいよ。

;Mの馬体重理論的とは、全てが真逆ですもんね。

;本格化前、1年半前の中山記念凡走時の馬体重まで戻っちゃったから。滞在だから減ることはないと馬体重に気を遣わないかったのは失敗だった。滞在であれだけ減るってことは、環境が合わないで食べなかったんだろうね。それでも6キロ減ならなんとかなる可能性もあるんだけど、今の札幌の馬場が重い上に、ハイペースで逃げる馬だから、さすがに体力勝負の消耗戦であの馬体だと厳しい。

;予想でも、「重い馬場なので速すぎる流れだと良くない」といった解説でしたよね。それにあの馬体重では危ないですよね~。

;今の馬場なら平均~緩ペースでも自然と上がりが掛かる消耗戦になるんで、苦手な上がり勝負にならないぶん逃げ切れちゃうから、レース前は「とにかくペースダウンして。それなら細くても残れる」って祈ってたんだけどね。

;そしたらユニコーンライオンがダッシュよく行っちゃいましたよね(笑)。

;まさか同厩舎と競るとはだったね。同厩舎のユニコーンライオンが好位差しを宣言していて、ジャックドールも逃げない宣言だったから、逃げは確実と思ってたんでびっくりだった。まぁ坂井も別に逃げるつもりもなかったろうけど、ダッシュが妙に決まっちゃったんだろうね。「やばい」と思って慌てて押さえ込だから、仕方ない。坂井も妙にスタートは上手いから。細い状態で、逃げるのにエネルギー使って重い馬場をあの1000m通過ラップだから、体力切れでギリギリ3着あるかないかかと思って見てたら、粘ったんで珍しく感動しちゃったよ。平坦の洋芝がもの凄く得意なのが大きいけど、それにしてもタフだよね。それと滞在が合うはずという読みで本命にしたわけだけど。

;対抗ウインマリリンの12キロ増も衝撃でした。過去最高馬体重の前走から、叩き2戦目でさらに12キロ増ですから、よくあれで残りましたね。

;いや、そこまで太くもなかったよ。出来れば2頭の馬体重を入れ替えれば完璧だったけど(笑)。この馬の場合は滞在向きで、初めての滞在競馬でビシバシ追っての馬体増だから、あれが本来の姿にむしろ近いんだろう。太いことは太いけど、先行馬だから減るよりは太い方が良いし。重い馬場の消耗戦ならなおさらだ。むしろ僕は馬体重とパドック見て、ウインマリリンの単複勝負中心に切り替えたくらいだから。多少太くても気分が良いんで、3着以内には粘れるはずと考えてね。そのくらいパンサラッサの馬体重がやばかったのはあるけど。
ジャックドールは速い流れで3番手からブレーキ掛けずに競馬出来て、相手の2頭が馬体重的に怪しい状態で楽だった。初滞在の休み明けなら8キロ増も良いしね。人気だし、もう少し状態が出来てないのに期待してたんだけど。ソダシは、あの重い馬場で淀みない消耗戦を正攻法では、ちょっと体力的に長かったね。ユーバーはいくら何でも太すぎて走れる状態ではなかったよ。

;札幌7Rなんかは、6番人気の本命が激走して高配当が当たりましたが、叩き2戦目で指定通りに絞れてましたもんね。やっぱり馬体重と馬場で勝負ですよね。得意の直線競馬も、人気薄の本命ルルルージュが休み明けで増えてきて単勝11倍で勝ちました。ダイワメジャーの直線競馬を狙うのは珍しいですよね?

;ダイワメジャーでも牝馬だと、直線競馬も悪くはないよ。それに揉まれ弱い馬で、外過ぎない6枠くらいがちょうど良さそうだったし。外枠の人気馬に競られないで逃げられちゃったのは誤算だったけど。あと北九州記念は残念だったね。勝負レースの予想を送った後の深夜最後に準勝負レースを予想するんだけど、天気予報を見直したら大雨予報に急に変わってたんだ。
ボンボヤージも内枠のロードカナロアの相手強化でピックアップはしてたけど、この馬、雨が降ると全く駄目なんだよ。良馬場の小倉に限定すれば連を外したことない安定感だけどね。午後の雨予報が外れてスコールがズレる可能性もそれなりに高いとは何となく経験で読んでたんだけど、それでも午前中はかなり降る予報だったんで痛んだ内枠だと道悪巧者しか無理になるはずと切ったら、予報が全く外れて午前も全く降らなかった。しかも内から乾く典型的な超高速内伸び馬場だったね。予報からは超高速内伸び馬場はさすがに全く読めないんで、諦めるしかない。実際、少なくとも午前中にでも降って少し内が重い馬場になれば凡走してる馬だし。2,3着の2頭は切れそうにはないけど勝ちきれるか?というと微妙なストレスなんで強引に、湿って少し時計掛かる外差しバイアスが得意な人気薄を本命にしたけど、超高速で全く逆だった。
まぁ仮に雨が全く降らない予報でも、ボンボヤージの場合は馬体が減り続けての遠征でのさらなる馬体減りが怖かったんで、相手の1頭までのはずで諦めはつきやすいけどね。当日は8キロ増で超高速内伸びだから、全ての問題が解消しちゃったということだった。人気薄は馬場と馬体重が合わないときついケースが多いんで、夏場の不安定な状況は不確定さの壁は残る。

 

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;関屋記念の2着馬と同じですね。良馬場向きの馬が雨予報で、結局降らないどころか真逆の超高速でバイアスもピッタリという。

;そうだったね。そろそろスコール的な予報も少なくなる時期なんで、切り替えるしかないよ。いくら考えたところで、翌日のスコール予報がどのタイミングで実際に起こるのか、結局は誰も分からない、コントロール出来ることではないから。重い馬場にスコール予報なら、まだ良いんだけどね。超高速馬場にスコール予報だと、実際降ってかなり重い馬場か、外れて超高速か、正反対に振れる可能性があるんで怖いよ。

;ですよね~。それでは馬場が重くて面白そうですし、早速キーンランドCのデータ分析にいきましょう。昨年は葵S1着後の3番人気レイハリアが勝ちました。

;葵S連対馬は、3頭中1頭が3着以内だよ。昨年は中京で行わて、中京だと1戦1勝ということになる。いずれにしても3頭しかサンプルがない上に、中京が1頭だけではデータ分析するには無理があるかな。一応見てみると、同馬は2走前が1勝クラス。ただ3頭とも1勝クラスだったので何ともだけど。前走は3角2番手で、前走3角4番手以内の2頭は共に今回、着順が人気を上回った。2走前が弱い相手の1勝クラスだから余計にそうだったとも言えるけど、何かしらの形でS質を刺激する、活性化はされていた方が良い感じだね。

;2着は、UHB賞13着後の7番人気エイティーンガールが来ました。今井さんはこの人気薄が本命でしたね。UHB賞惨敗馬は良いのですか?

;札幌開催時のUHB賞(UHB杯)で6着以下は、28頭中3頭が3着以内だよ。うち2頭は前走1番人気で力を出し切っていないで疲れのないタイプで、前走1番人気だと3頭中2頭が来ている。前走1番人気でなくて来たのは、25頭中エイティーンガールだけ。ただ同馬は、前走5番人気だったけど13着に惨敗しているんで、全く力を出し切っていないから、疲労の心配はなかったよね。前走の位置取りは、3角3,5,16番手。基本は正攻法で凡走したタイプだけど、巻返しステップだけに極端な脚質が嵌まらなかったタイプにも注意だね。で、3,5番手の馬は今回12,15番手で、16番手の馬は9番手。つまり位置取りショックを仕掛けてきたということになる。やっぱり巻返しステップだけに位置取りショックもあるに越したことはない。2走前は、函館スプリントS3着、7着と、高松宮記念7着。函館スプリントSの馬は2走前がOP特別で、高松宮記念は休み明け。つまりトップクラスにおける蓄積疲労の薄い馬がベターだね。

;3着のセイウンコウセイは、京王杯スプリングC8着後の9番人気でした。ただこのタイプはいないので前年にいきましょう。



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