今井雅宏「重賞ステップ解析」ジャパンC

いよいよ今週はジャパンC!
まずは昨年2着のオーソリティのステップ、アルゼンチン共和国杯から解析してみよう。
アルゼンチン共和国杯で好走する前に重賞ではないレースを走っていたような、鮮度のある馬に注目だ。

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重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日になんと無料公開!


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◆馬券の買い方について
今井雅宏の予想には買い目の掲載がないため、
競馬予想GPでは今井雅宏推奨の馬券の買い方(馬連6点、馬単6点、3連複6点、3連単21点)に則って的中判定、回収率の計算を行っており、
それに基づいた的中を的中情報として取り上げています。

 

;重賞は土曜の東スポ杯の方でした。67点で当日人気のない方が相手だったので、馬連2360円4点目的中で、3連複も4点目的中ですね。三浦が内で上手く乗りましたよね。

;ジャスタウェイのしぶとさを活かして、コントロールを失わないようにするには、スローだと上手く馬群に入れるイン突きが合うよね。

;C要素を引き出す内容でしたね。
ダノンザタイガーは「重すぎると心配」という解説でしたが、12キロ増はやっぱり重すぎでしたか?

;パドックでも重かったよね。まぁ間隔開いた3歳だから太くても許容範囲だけど。
出来れば太いときはもっとペースアップして消耗戦になれば良いんだけど、追い込みの上がり勝負に出たぶん、キレ不足で内から脚をすくわれて2着だったね。
断然人気の馬が外枠だったし、少し不器用なところに短縮の高速馬場で崩れないまでも取りこぼす可能性が高いレースだったんだけどね。こっちは8キロ増でも馬体はスッキリしてたけど、出遅れて外回って、やっぱり不器用な面が出ての3着だった。

;同じハーツクライでもダノンの方が器用さはありますか?

;そんなには変わらないけど、臨戦過程で言うとダノンの方が器用に立ち回れるよ。ハーツコンチェルトはスローを大捲りの後の短縮だから、まず器用な競馬なんて要求しようがない。
ただ臨戦過程だけでなく、血統構成的にも短縮の高速1800mだと不器用かな。もう少し距離が伸びれば、馬群からでもハーツクライ産駒らしく、しぶとく競馬出来るとは思うけど。強さは十分あるからね。

 

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;マイルCSのシュネルマイスターも「増えすぎ注意」で太かったですか?

;太かったし、4キロ増で過去最高馬体重を、カテゴリー鮮度のない馬が叩き2戦目で記録しちゃうのはマズいよ。
叩き2戦目は前走細くなければ、基本的には絞れないと反動が出やすい。前計量の数字は全くアテにならないんで気にしないことにしてるんだけど、やっぱり注意した方が良かったのかな。太いぶん、前が塞がってごちゃついて加速までに時間が掛かったんでキレる脚が使えなかった。
馬場が回復して高速馬場になったのに、かなりのスローだから、究極の上がり勝負になったぶんね。太い馬が、道中ブレーキを掛ける競馬では間に合わないよ。ただ、少し心配してた嫌な方が出たのもあったけど。

;それはなんでしょう?

;スプリンターズSからの大幅延長だから、ちょっとS質がきついステップなんで、好位で矯めるような器用な競馬は合わないんだ。前に行くか、追い込むかだよね。

;前週のデータ分析コーナーで、スプリンターズS凡走組は極端な競馬をした馬が来ているという解説でしたね。

;ただ、今回のシュネルマイスターの場合、刺激を与える為に1200mを使ったというコメントだったから、恐らく意識的に前に行かせるよね。でも先行する脚はないんで好位からになるはず。そうすると、極端な競馬でないぶん好位馬群の道中で詰まって加速までに時間が掛かって間に合わない姿は想像出来るわけだ。
ただ、今の荒れ馬場に道悪も重なると、直線で馬群は内外に大きくばらける筈なんで、好位から馬群に入って捌けないという問題点が表面化しないというシナリオの方が実現可能性がかなり高いという最終判断だったんだ。それが結局スローの団子状態でばらけないで読み違いのミスだった。まぁ晴れて超高速馬場になるという考え自体がなかったんで、どうしようもないけど。
1,2着馬は究極のスローの良馬場での上がり勝負適性が高い2頭ということだったね。ただジャスタウェイは前走スタートで暴れてた精神コントロール上の難しさより、得意の短縮内枠で集中出来ちゃう方に賭けるべきだったのかな。ここ2週の重賞は土曜の方なので、今週は日曜で当てたいよね。

;よろしくお願いします!それではAR共和国杯以来の日曜重賞での、万馬券3点目以内的中を期待してデータ分析にいきましょう。
昨年のジャパンCは、天皇賞秋2着後の1番人気コントレイルが勝ちましたが天皇賞秋連対馬はいません。2着はアルゼンチン共和国杯1着後の3番人気オーソリティでした。

;アルゼンチン共和国杯連対馬は10頭中3頭が3着以内だよ。来た馬は前走3番人気以内で、このタイプだと7頭中3頭が来ている。
前走の位置取りは3角3~6番手だから、正攻法で競馬をしてきっちり勝った馬だった。今回の位置取りは5,5,12番手だったよ。2走前はGⅠ2頭と準OP。2走前が準OPだった馬は2頭とも4着以内に好走していて鮮度馬は注意。3走前はOP特別、GⅢ、GⅠで、3走前が重賞でなかった馬も2頭中1頭が来ているよ。

;3着のシャフリヤールは、神戸新聞杯4着後の1番人気でしたが、神戸新聞杯組はいませんね。

 

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◎馬券の買い方について
馬連 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
馬単 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
3連複順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-2位-4位 (3)1位-3位-4位 (4)1位-2位-5位 (5)2位-3位-4位 (6)1位-2位-6位
3連単順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-3位-2位 (3)1位-2位-4位 (4)1位-3位-4位 (5)2位-1位-3位 (6)3位-1位-2位 (7)1位-4位-2位 (8)1位-4位-3位 (9)2位-1位-4位 (10)3位-1位-4位
(11)2位-3位-1位 (12)2位-3位-4位 (13)1位-2位-5位 (14)1位-2位-6位 (15)2位-1位-5位 (16)2位-1位-6位 (17)1位-3位-5位 (18)3位-2位-1位 (19)2位-4位-1位 (20)2位-5位-1位 (21)1位-5位-2位

買い目の順番。同点の場合は当日人気がない方が上位評価になる。
上位組み合わせから購入金額を徐々に落として買うか、それが大変な場合は点数を絞って買った方が良いが、高配当や馬体重、馬場が想定と合っている組み合わせは押さえておきたい。
3連単に関しては人気サイドに有利な馬券なので、人気馬が上位に入っているときは点数を広げて買っても良い。