今井雅宏「重賞ステップ解析」レパードS

JDDからのステップは二桁人気の激走もあるが、人気馬の凡走もあり、取捨が必要。
カテゴリーストレスの有無、そして新潟ダートへの対応力を「Mの法則」で見極めろ!

重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日になんと無料公開!


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;今週は土曜勝負レースのSTV賞で3連複70倍が当たったりしましたが、3着とか対抗が勝ったりとかが多かったですね。

;日曜の勝負レースも、柳都Sで人気薄の本命だったキーフラッシュが激走したけど、3着でがっかりだったよ。

;ゴール前猛追しましたが、前の人気2頭が残っちゃいましたよね~。10番人気だっただけに、複勝止まりで悔しかったですよ。

;よりによって相手が人気2頭になっちゃったから、10番人気でも思ったよりはつかなかったしね。キレは無いから、解説したようにもっと積極的に乗って消耗戦に持ち込まないとだった。

;日曜最終も単勝11倍の対抗が勝って、縦目なので馬単77倍が6点目での的中ということでした。あと、クイーンSのリープは前が詰まっちゃいましたね。

;対抗の人気馬が如何にも怪しい馬体重だったから、盛り上がったんだけどね。ちょうど加速するところで、福永にさっと被されちゃった。ただパドックで覇気がなかったから、前走減ったぶん調整緩めて、無理に馬体を増やしたという感じではあった。そうなると、勝った馬みたいに体力ロス無く有利な内目で乗って前が開くとかの展開頼りで、不利を跳ね返すまでのパワーはなかったかもで、状態を読み間違ったミスがあったのかな。

;結局、先週話してた1番人気の隣の枠は物理的に有利というのを、地で行くような結末でしたよね~。

;前がぽっかり開いたのもあるけど、差しに回る位置取りショックが、内差し馬場にピッタリ嵌まったよね。例によって1番人気が内枠で、土曜があからさまな内差し馬場だったんだけど、人気馬が崩れるとしたら、内が荒れて馬場が変わったり、乱ペースで外が有利になる逆パターン発生に賭けた方が期待値が高いという判断だった。実際、このレースに関しては、そうなることも多いしね。結局は土曜のままだったんだけど。仮に内伸び馬場のままでも、人気薄だと思い切って一か八か、内に突っ込んでくれるかもしれないしね。

;今週からまた2重賞の施行に戻るので、重賞はアイビスSDの馬単的中から1週休みしましたし、また1,2点以内で高配当的中をお願いしますね!それでは、データ分析ですが、どっちにしましょう?

;エルムSは施行条件が微妙に変わってるんで、データ分析としてはレパードSの方が良いかもね。3歳戦だし。

;では、レパードSにしましょうか。まずは19年ですが、青竜S8着後の10番人気ハヤヤッコが勝ちました。ただ、青竜Sからの馬はいませんね。2着がジャパンDダービーのデルマルーヴル、3着が同6着のトイガーでした。今年はジャパンDダービー5着馬の登録がありますよ。

;それなら、JDダービーで3~8着の馬を見てみようか。そうすると、9頭中4頭が3着以内だよ。二桁人気が2頭来ていて期待値は高いけど、2番人気以内の5頭中3頭が消えているから、取捨に注意は必要になる。来た5頭は、前走どこかで一回は5番手以内に上がっていた。新潟は軽いから、ある程度活性化されていた馬の方が、深い地方からの短縮だけにスピードに対応はしやすいよね。新潟のダートは軽さへの対応力が重要になる。2走前は、条件戦が2頭と、OP特別が1頭と、ユニコーンSが1頭。地方、中央関わらずオープンだった馬だと、7頭中2頭が3着以内と率は落ちるね。やはりダートGⅠからだから、ダートのトップクラス鮮度はあるに越したことはないよ。2走前がOPで来た2頭は、3走前が海外だった馬と、1400mだった馬。3走前が、海外だった馬も1400m以下だった馬も、来た2頭だけだった。長距離ダートのトップクラスカテゴリーストレスの薄い方が有利にはなる。もちろん、同じステップである必要は全くないけど、何かしらの鮮度を満たすような仕掛けは欲しいところだよね。





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