今井雅宏「重賞ステップ解析」七夕賞
先週も得意の北海道で万馬券!7/1(土)「今日の準勝負レース」唯一6.5点の函館9Rで3連単12,670円(21点)的中!
今週解析する七夕賞では、昨年天皇賞春から挑んだヒートオンビートが2着。決して多くはないステップだが、メリハリをつけて流れに上手く乗ればチャンスあり??
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重賞ステップ解析とは
今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
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◆馬券の買い方について
今井雅宏の予想には買い目の掲載がないため、
競馬予想GPでは今井雅宏推奨の馬券の買い方(馬連6点、馬単6点、3連複6点、3連単21点)に則って的中判定、回収率の計算を行っており、
それに基づいた的中を的中情報として取り上げています。
編;今週は土曜唯一の6.5点レース長万部特別で馬単1点目、3連単万馬券が当たったり、CBC賞では単勝33倍の人気薄だったサンキューユウガが2着に激走したりなどありましたが、馬体重のいまいちの馬が多かったですよね。
今;土曜の勝負レースは当たったレース以外は馬体重が怪しかったし、ラジオNIKKEI賞もきつかったよね。日曜の6.5点レースも減って逆ベクトルだったし。
編;6.5点レースは前週も馬単1点目的中で3連単万馬券も当たって、前々週も万馬券を当ててましたから、馬体重が指定と合っているレースだと6.5点レースは3レース連続での万馬券的中ですね。やっぱり狙ったレースで馬体重、馬場の合ってるレースで勝負という、いつもの結末でした。
今;縦目で97倍が当たった日曜福島3Rなんかは、対抗が前走の太めが絞れて単勝22倍の人気薄だったから、きっちりここからも買っておきたいよ。
編;前週の16万馬券が当たったレースの対抗と全く同じパターンでしたよね。当日ちょうどよい感じに絞れてきて、全く人気がなくて激走しました。
今;先週も話したように当日人気なくて馬体重が合ってる馬ほど期待値の高い馬はいないからね。今週は天候も難しかったけど、それ以上に多頭数が巴賞とか切れない人気馬が一杯いるレースばかりで、なかなか選択も難しかった。まぁ馬場は乾いてきた先週日曜のコンディション見てだいたい分かったから、あとは面白いレースが組まれてると良いね。
編;重賞ですが、CBC賞の8番人気サンキューユウガ本命は直ぐでした?
今;新聞のパッと見では相手強化で鮮度が高く、内枠でC要素も強いロードカナロアだからね。これも先週のスリーセブンと同じでMの教科書みたいなもんでもちろん良いと思ったよ。
ただ前走が8キロ減で凡走して、5戦連続で3勝クラスを凡走している7歳馬だからね~。しかも調教見たら1勝クラスの馬に遅れてるし。ここのところ前に行けてないのも気になる。前走の出遅れもやる気が失せてる感じもするし。これらを総合して考えれば、ステップ云々以前に心身状態がかなり悪そうということで、さすがに「押さえに入れておけば良いか」程度で、他馬のチェックを始めたよ。
新聞見た最初の20秒くらい頭に上っただけで、あとはもう本命を決める段階では何も同馬については考えなかった。本命を決めた後に、「鮮度だけは高いんで押さえの4~6番手のどの順位にするか考えれば良いだろう」程度の判断だよね。
編;でも最終的には本命でしたよね?
今;他に良い馬がいないんだよね~。ヨシノイースターはまだ鮮度が高く、前走が偶然の出遅れだから、前に行く位置取りショック。恐らく開幕で差し馬は内有利だろうし、もし馬場が回復しても高速決着にも対応するし、ハンデも悪くない。物理的には無難に思えるけど、勝つイメージもないんだよね。そもそもこのL系配合で、しかも1200mで、凡走した後の相手強化の内枠というのがピンとこない。
で、1,2番人気はまだ生涯鮮度はあるけど直近のストレスを考えると人気での本命はちょっと無い。トゥラヴェスーラは、それこそ先週のスリーセブンと同じC系でバウンド短縮だけど、今回は相手弱化の少頭数外枠で逆だからね。心身疲労もあるし、さすがに展開に恵まれての2,3着まで。
あとはサンライズオネストだよね。バウンド短縮で疲労もない。ただ土曜の馬場を見ると外枠の差し馬は不利。そもそもこのレースレベルになるとロス無く乗らないとギリギリだしね。でもまぁ10番人気の単勝39倍ならそれでも良いかとも思ったけど、ダイワメジャー牡馬のリズムとしても気になった。
「これは困ったなぁ~」と思ってたら、サンキューユウガがブリンカー付けてるのに気付いたんだよね。普通ブリンカー付けてきたらコメントに書いてあるもんだけど、陣営が何も言わないから気付かなかったよ(笑)。
となると、前に行く位置取りショックはほぼ98%確実に掛かる。内の3頭がダッシュ力の薄い馬だから、そもそもダッシュ力自体もその3頭より上なんで、間違いなく初ブリンカーなら3頭よりは前に出られる。つまり、どう転んでも前に行く位置取りショック、しかもロードカナロア得意な内のポケット入りは確定だ。
それと改めて見てみると、前走の大幅減だけど、それまでが長期休養明けでかなり太かっただけで別に前走が細かったわけでもない。調教もいつもそんなに動く馬でもないんで1勝クラスに遅れても、まぁ時計から考えて、状態が走れないほどに凄く悪いこともないだろう。で中京適性も高いし、近走のダートもS質の刺激、活性化、鮮度補充として最適だ。ブリンカーを付けてるのを見た瞬間、次の30秒くらいの間で今言ったことを全て一瞬で確認し、理解して本命にしたよ。
長年のあいだで培った暗黙知が働いた瞬間だよね。やっと腑に落ちる本命に出会えたということでホッとしたよ。締め切りの直前、もう勝負レースも送った後だったけど(笑)。当日の8キロ減はやっぱり少し減りすぎで、そのぶん迫力を欠いたよね。オープン初挑戦でカテゴリーストレスが全くない馬なんで多少の増減は、入れ込み、発汗がきつくなければそこまで問題はないけど。C要素の強い差し馬だしね。
ただ、ジャスパークローネを取り上げなかったのは甘かったよ。馬場が回復して前半33.7秒はGⅢだと楽なペースだった。夏の中2週の函館帰りで疲れてると思って最初から函館スプリントS組は切っちゃってたんだよね。ただこの馬は前走太かったから輸送でちょうどよくなるだろうし、惨敗後だから、そこまで疲労を考える必要はなかったよね~。
テイエムスパーダともう少し競ってくれると思ったのもあったけど、逃げられなかった逃げ馬だからM的には買わないといけないステップで、「短期間輸送の疲労」なんていう常識で思考停止したのは明らかにミスだった。あと当日はパドック見て、サンライズオネストにしないで良かったとホッとしたよ。カテゴリーストレスのあるパワー型がまた6キロ減で、見るからに細かったからね。あれではもう走る前から無理だよ。
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編;ラジオNIKKEI賞はどうでした?
今;勝ったのはS君の本命の方だったね。グラニットは「6キロ増えて欲しい」で、間隔開けて増えない逃げ馬では厳しかった。カテゴリーストレスもある馬だから馬体重が指定通りでないときつくなる。増えなかったぶん、体力充填できずにダッシュがつかないで余裕がなくなって体力切れという内容だったね。まぁ出遅れ気味で無理に押していく形では厳しかったけど。S君は単勝8.3倍で勝ったから良かったじゃん(笑)。
編;LINEでグラニットが増えないで厳しくなったという話だったので、今井さんの対抗だったレーベンとの組み合わせは一杯買ったのですが、3着でワイドでした。
今;リアルスティールがああいう狭いとこに突っ込むと無理だよね。せっかくの外枠なんだから器用に乗ろうとせずにそのまま外から早めに捲っていけば良かったわけだけど。
編;「外枠の好位から一気に動く競馬なら」の解説でしたもんね。M3タイプに反した乗り方で、しかも指定通りの乗り方でないと厳しくなっちゃいますよね。
ではデータ分析ですが、プロキオンSは競馬場が昨年と違うのでデータ的には七夕賞にしましょうか。
昨年は、京都新聞杯7着後の6番人気エヒトが勝ちましたがこのステップはいません。2着は天皇賞春4着後の1番人気ヒートオンビートが来ました。天皇賞春は8着馬が登録してますよ。
今;天皇賞春4着以下は、5頭中2頭が3着以内で4着も1頭だね。ちょっとデータが少ない上に昨年は阪神だったから参考までだけど簡単に見ていこう。
来た2頭は、前走3角4,9番手。7着以下に凡走した2頭は2,15番手だから、好位からの正攻法だった馬が好走している。今回の位置取りは3,10番手。今回3角10番手以降は来た馬だけで、今回4角3番手以内は2頭とも4着以内に好走している。今回はメリハリ付けて乗って流れに上手く嵌まった馬が来ているね。
4走前は2頭とも12月のチャレンジC。4走前が前年だった馬は3頭とも4着以内に好走していて、GⅠからの短縮だけに蓄積疲労の少ない馬がベターな感じだ。
編;3着は登録のない福島民放杯からなので前年にいきましょう。
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◎馬券の買い方について
馬連 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
馬単 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
3連複順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-2位-4位 (3)1位-3位-4位 (4)1位-2位-5位 (5)2位-3位-4位 (6)1位-2位-6位
3連単順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-3位-2位 (3)1位-2位-4位 (4)1位-3位-4位 (5)2位-1位-3位 (6)3位-1位-2位 (7)1位-4位-2位 (8)1位-4位-3位 (9)2位-1位-4位 (10)3位-1位-4位
(11)2位-3位-1位 (12)2位-3位-4位 (13)1位-2位-5位 (14)1位-2位-6位 (15)2位-1位-5位 (16)2位-1位-6位 (17)1位-3位-5位 (18)3位-2位-1位 (19)2位-4位-1位 (20)2位-5位-1位 (21)1位-5位-2位
買い目の順番。同点の場合は当日人気がない方が上位評価になる。
上位組み合わせから購入金額を徐々に落として買うか、それが大変な場合は点数を絞って買った方が良いが、高配当や馬体重、馬場が想定と合っている組み合わせは押さえておきたい。
3連単に関しては人気サイドに有利な馬券なので、人気馬が上位に入っているときは点数を広げて買っても良い。