今井雅宏「重賞ステップ解析」函館記念

今週は過去に数々の高配当的中がある函館記念!
今年も3勝クラスからGⅠまで様々なステップの馬が出走。 その中から新潟大賞典と目黒記念を解析。
前走大敗からでも簡単に馬券内に来るレースだが、Mの法則でヒントを見つけることができるか?

重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日になんと無料公開!


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;今週は例年盛り上がる函館記念ですね。前哨戦の巴賞で馬単33倍をズバリ◎○の1点目で当ててますし、昨年は勝ったトーセンスーリヤ本命、19年も本命が勝って馬単6480円をズバッと2点目的中、18年は馬連55倍を当てて、15年は馬連8120円を1点目での的中、3連複27810円も的中など、高配当的中連発のレースですから、鋭いデータ分析を期待してます!
 その前に回顧です。美味しい配当の本命がいろいろと勝ちましたが、全体的にちょっと地味でしたかね。引き続いて馬単3点買いはプラスでしたし、本命の単勝も余裕のプラス回収でしたけど。

;そうだったね。毎回解説しているように、基本的に馬券は絞って買うに越したことはないよ。

;巴賞や過去の函館記念でも、確かにそうでしたもんね。先週の的中も、勝負レースの土曜函館12R馬単2530円は3点目でしたし、福島2R馬単4620円もやはり3点目的中でした。

;今週は3点目が多かったけど、基本は1,2点目を厚め、次が3点目だよね。あとは高配当と、馬体重、馬場が合っている馬で自分が買いたいのに流すくらいだよ。それと本命の馬体重や馬場がまずかったり、対抗や3番手の当日の状況が合ってたりしたら、プロキオンSみたいに対抗か3番手の単勝を押さる感じだね。ただ、これも何度も言ってるけど、マイナーなレースで本命の単勝を買いすぎないように。単勝は票数が少ないからオッズが落ちちゃって、単勝につられて馬連とか馬単とかの人気も落ちやすいから。

;ですね。僕はWマーク(FAXではA)付いてたんで福島8Rの単勝は買っちゃいましたけど。オッズが動くほどは買えませんから(笑)。

;ただ、そういうみんなの考えが合わさると落ちちゃうから注意だよ。単勝8倍台の人気薄で、福島8Rとかだと余計にだよね。

;あ、それと馬単の万馬券もきっちり買ってましたよ。単勝の代わりとしての馬単は総流しが基本ですもんね。ただ、僕は絞って流してたので、かなりビビりました。

;リアルタイムでレース見られなかったみたいだね。LINEで、「今日最大の勝負レース、しっかり勝ったよ。相手は66点だったけど」って送ったら、「買ってましたっけ?」って焦ってたんで心配したけど(笑)。

;ええ。66点には何頭か流した記憶はあったんですが、どの馬が2着か分からなかったのでビビりました。結局人気薄の馬だったので、配当付いてたから流していたのでホッとしましたよ。馬単万馬券でしたけど、馬連でもほぼ万馬券の配当でしたもんね。

;あのくらいの配当なら、10点目くらいになっても押さえなら買っておいて良いよね。もちろん単勝の替わりとしての馬単なら、有無を言わずに総流しをしておいた方が良いけど。

;本命の馬体重がほぼ完璧で、人気も想定よりなくて、天候も予報通りですから、当日の状況が完璧ですもんね。勝負レースのWマークレースは、土曜猪苗代特別、このレースと本命が2戦2勝でした。前週も2戦2勝だったので、勝負レースのWマークは、本命の4連勝中ですよ。しかもその単勝が7.8倍、13.3倍、3.3倍、8.3倍ですから、破壊的です。やっぱり、狙ったレースで勝負に限りますね。天の川Sは、「連続馬体減りなんでちょっと怖いよ。パドックからはまずまず許容範囲かな」って言われましたが、勢いに乗ってもう僕は買った後なので後の祭りでしたけど(笑)。

;とにかく、くれぐれもマイナーなレースで単勝を一杯買わないように。単勝の替わりの馬単総流しだよ。メインとかなら単勝で良いけどね。

;了解です!七夕賞は、まさか大外の差しとは参りました。「外差し競馬なら」という解説の馬でしたが。

 

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;ルーラーシップの外枠、しかも田中勝の一発がここだったとはだよ。

;田中勝の話、ちょうど盛り上がってましたけど、ここでしたね~。

;大外枠の差しは間に合わない馬場と思ったけど、1週経ったこともあるし、やっぱり1800mと2000mではレース質が全然違うね。七夕賞になると、外の量系が間に合い始めちゃう。M的には確かに評価しないといけない馬だったかもだけど、さすがに大外の差しはないと思ったよ。

;ヒュミドールは荒れたインもありましたが、4角で詰まって下げる不利もありましたね。

;ただ、パドックからかなり硬かったよ。大阪杯組は、どうやっても反動が出ちゃうレースなのかも。

;プロキオンSは、対抗の方が勝ちました。本命が大幅増減注意で6キロ増だったので、こっちの単勝7倍も買ってましたね。

;1,2番人気が本命対抗ではなかったように若干怪しいから単勝爆弾はした方が良いよね。特に当日馬場が乾いて思った以上に時計が掛かったんで、1番人気は余計に危なくなった。ゲンパチとアルドーレで悩んで、湿った馬場の適性差でアルドーレにしたけど、稍重でも思った以上に乾いて時計の掛かる馬場になったよね。乾いても、あと0.8秒くらいは速い馬場のレース質と思ってたけど。ゲンパチは時計掛かった方が良いのもあるけど、道悪の外枠で差しだと高速決着過ぎて間に合わないリスクが怖かったんだ。でも、あの馬場のハイペースなら間に合っちゃうね。相手が全く読めなかったから、何を本命にしようが結局馬連外したレースなんで諦めも付くけど。

;1着が短縮ショッカーで、人気薄の2~4着が全部逆ショッカーリストの馬達でした。激戦での短縮ショッカー軍団の恐ろしさを見ちゃいましたよ。

;小回り高速決着で、ヒストリーメイカーの追い込みなんて間に合わないと思ったけど、超ハイペースで時計の掛かる馬場になって、消耗戦の短縮天国、体力型のレースになったよね。前日の超高速馬場から、あそこまでハイペースでも時計の掛かる決着とは読めなかった。夏場の天候が不安定なときは、馬場設定、レース質設定が難しくなるよね。

;それでは函館記念のデータ分析です。昨年は新潟大賞典4着後の2番人気トーセンスーリヤが勝ちました。新潟大賞典からは惨敗馬の出走があります。

;新潟大賞典8着以下で見てみると、7頭中3頭が3着以内だよ。前走の位置取りは、3角4~9番手。どちらかというと差し届かなかったタイプが来ている。ただ、数が少ない位置取り系のデータだから、ペース次第で変わる可能性も高いけど。2走前は、マイラーズC、小倉大賞典、2400mのOP特別。2走前が2000mだった馬は4頭とも消えて、来たのは2000m以外。同距離重賞からだから、もちろん2000mのカテゴリーストレスは薄い方が良い。ただ3頭とも、3走前は2000m~2200mで、そこまで気にする要素でもないかな。ある程度カテゴリーストレスが薄ければだね。その3走前は、7~10着。3走前が7着以下の4頭中3頭が来ていて、3着以内の3頭とも消えた。これも該当7頭が全て2000m~2200mだったんで、凡走してカテゴリーストレスの薄い方が良かったということで、距離や間隔によっては好走していても問題ないかな。それと2走前が準OPだった2頭は、凡走している。前走惨敗馬だから、特に鮮度は必要ないってことだね。タフな経験があった方がよりベターになる。

;2着のアイスバブルは、目黒記念8着後の14番人気でした。目黒記念は2着馬の登録がありますよ。

;目黒記念連対馬は3頭とも連対しているけど、3頭ではデータ分析には無理があるよ。全く距離が違うんで、ストレスの影響が少ないのは言えるけど。ちなみに今回の着順は、1着2頭と3着1頭。1着になった2頭は前走3角2番手と10番手。3着馬は14番手だから、大幅短縮だけにある程度は活性化されていた方がベターだ。ただ3頭で位置取り系のデータを分析するのも危険だけどね。2走前は5,5,6着だから、蓄積疲労の心配は少なかった。それでいてリズムを崩し過ぎてもいなかった馬だったね。

;3着のバイオスパークは新潟大賞典9着馬だったので、前年に行きましょう。



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