今井雅宏「重賞ステップ解析」弥生賞

昨年はホープフルS4着後のタイトルホルダーが勝利。今年も3、5着馬が出走と注目のステップだ。
得意レースと宣言し◎パンサラッサで的中させた中山記念の回顧も合わせてお楽しみください!

重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
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;先週の重賞は中山記念の方でしたね。本命が勝って馬単も的中しました。

;阪急杯の方が期待値高いと思ったんだけどね。1番人気以外は、危ない人気馬が多かったし。

;本命が11番人気でしたもんね~。9番人気の2着馬もきちんと買い目に入っていたので、走れる馬はだいたい読めてたレースだったと思いますが?

;先行馬がいないメンバーでハイペースになって、しかもそのハイペースを差し馬が押して2番手に行くシナリオは、ちょっと読めなかったよ。先行馬がいないレースでの、展開が読めない不確定性がもろに出ちゃったね。

;まず的中した中山記念からですが、本命のパンサラッサは直ぐでした?

;最初はヒュミドールにしようか悩んだよ。リフレッシュして、相手強化の小回り内枠もベストだから。ただ、オルフェーヴルの短縮で、ハイペース濃厚なメンバーの開幕中山1800mだと後方になりそうで、そうなると間に合わないかな?というのはあった。あとデムーロに乗り替わりで、注文付けて後方に下げる可能性もあったし、そもそもデムーロ得意の出遅れも怖いしだよ。馬群に入れた方が良いタイプだからね。それと長距離を使われていた馬で鮮度が高いかと思ったけど、よく考えてみると、近走は結構2000m以下を使っているんだよね~。案外、カテゴリーストレスも高いんで、やめたよ。ただパンサラッサも気になることがあったから、人気で本命は嫌かなと、最初は思ったんだけど。

;なにが気になりました?

;ストレス薄れて、バウンド短縮で、M的には買いだけどね。硬いタイプで、離して逃げないと駄目な馬なんだけど、そんなにダッシュ力があるわけでもないから。開幕中山で短縮1800mは、離して逃げるには少し忙しいかな?ということだった。ただトーラスジェミニは逃げそうにないコメントだったし、調教内容も控えるのを目的としていた。問題はコントラチェックだよね。前走2番手に控えたら掛かって惨敗だったんで、何がなんでもハナを奪いにくる可能性がある。そうなると、近走で1200m使ったくらいで、ダッシュ力はこっちが上だし、ずっと2頭が競っての併せ馬の展開になってもおかしくない。なんか丸山の、「こっちが先にハナに立ったのに、譲る必要は何もないですから」というような、超ハイペース共倒れ後のコメントが目に浮かぶようだよ。そこで、コントラチェックの近走のダッシュ力を、何度か確認したんだ。

;で、どうでした?

;以前ほどではなかったよ。これなら恐らく内枠の吉田豊の出ムチでハナは奪えるという判断だった。先に一歩前に出て、しかも鬼気迫る感じでベテランが鞭入れてる後ろ姿なんかを見たら(笑)、丸山は4走前に2番手で勝ってるんで、下げて離れた2番手のポジションを取りに行かざるを得ないだろう。ということで、平均速めで離し逃げの可能性はまずまず高いという判断だった。そうなれば、ストレス面から他馬と比べて断然有利なんで、逃げ切れるだろう。そもそも、他の人気馬はみんなストレスが微妙にあって買いたくなかったし、かといって人気薄に勝つチャンスのある馬はほぼいないメンバーだったから、もしパンサラッサが出遅れたりとかしたら、何が起きてもおかしくない、展開次第で決まるレースになる。そうなるともう、論理的に理詰めでは読めない、偶然の領域になっちゃうから、推理するのも無理な話になるし。

;珍しく人気薄の上位評価馬は、いなかったですもんね。

;当日、パドック見たらホッとしたよ。ヒュミドール、ぬいぐるみみたいになってたから、「本命にしないで良かった~」と思ったね。かなり中間、楽をさせてた感じだ。パンサラッサは普通に出来てたよ。これであとは、出遅れないことを祈るだけだった。

;それにしても、あのペースでパンサラッサ、強かったですよね。

;noteでも書いたけど、ロードカナロア産駒は長距離になると単調になるからね。2000m以上くらいからだけど、1800mでもそんな感じのレースの方が、良さはより出やすい。1600mまでのしぶとい走りとは全く異質になる。行くか、追い込むか、捲るかだよね。それを体現したのがこのパンサラッサだ。だから同じロードカナロア産駒のアドマイヤハダルも、予想で書いたように途中から動く、つまり前半矯めて一気に捲る極端な競馬をすれば2着だったと思うけど、中途半端に正攻法で乗ったぶんだけ、力尽きて3着だった。似たタイプのモーリスだと、もう少し長い距離から、そういう強引な競馬向きになってくるけど、だいたい似たような形にはなるよ。

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;距離によって、タイプが変わるのは面白いですね。

;芝とダートで変わるわけだしね。

;阪急杯は、ハイペースが計算外でしたね。

;全く想定外の事態だったよ。先行馬のいないメンバーで、今の高速馬場だと平均速めで流れても、スローみたいなもんで、高速上がりの勝負だと思ったんだけど。そうすると、速い上がりを出せて、好位の4,5番手くらいの馬が有利だろうし、人気もないんでヴィジュネルにしたら、まさかのハイペースで、しかもそれをスタートが速くなかったのに無理に2番手に押していくとは、ちょっと想像も出来なかった。先行馬がいないメンバーは、ペース想定が出来ないから、何が起きるか読めない怖さはあるよね。本質的な差し馬だから、あのペースで強引に2番手だと、負荷が掛かって厳しい。人気薄で期待値は高かったんだけどね。

;11番人気でしたもんね。9番人気で激走のトゥラヴェスーラも上位評価に入ってました。これは、やっぱり内枠のC系ということですか?

;ドリームジャーニー産駒だからね。ただ休養期間が長すぎるのが、そんなに休み明け向きってわけでもないんで、気になったけど。上手く馬群に突っ込んでしぶとさを最大限に活かした。69点の1番人気以外は人気馬がかなり怪しいレースだけに、67点でなく68点にしなくちゃだよね。僕の詰めがちょっと甘かったよ。

;回顧表で、オプション「内」が付いてますしね。オプションは破壊力がありますよね~。僕は本命のサンライズから、今井さんの上位評価の人気薄は入れて買うようにしてるので、3連複が美味しかったですよ。ダイヤモンドSも、11番人気の2着馬が買い目評価に入ってましたし、人気薄で激走する馬を上手くピックアップしてくれるので、助かります。自分の買いたい馬から、今井さんの挙げた人気薄に流す作戦は、よく嵌まります(笑)。

;あのランフォザローゼスも、Mの直感からは「ピピピっ」て来たんだけど、大外枠が気になって、本命対抗には出来なかったんだよね。やっぱり、Mの直感は尊重しないとと反省してるよ。

;鮮度馬は怖いですよね~。今週は弥生賞です。何だかんだで、シルクロードSの1月最終から、縦目で拾ったりしながら2月一杯、毎週重賞を的中してますし今週も期待してます!
 で、昨年はホープフルS4着後のタイトルホルダーが勝ちました。ホープフルSは、3,5着馬の登録があります。

;ホープフルS3~5着馬は、7頭中4頭が3着以内だよ。GⅠになってからは、6頭中4頭が3着以内だ。連対もしていなくて間隔も開いているから、心身疲労が少なく、安定感は高い。ただ来なかった1頭は1番人気だから、安心までは出来ないかな。それでも4着には好走してたけど。GⅠになってから来なかった2頭は、前走1角2番手と4番手。前走1角4番手以内だと3頭中1頭が3着以内と、このステップとしては若干率が落ちる。その来た馬がタイトルホルダーなわけだけど、逃げの位置取りショックを掛けて、前残り競馬だったしね。前走差していた馬だと、GⅠになってからは3頭とも来ている。ただその3頭は、重の年だった。だから活性化の必要性が薄れたとも解釈できるんで、そう考えると前走先行と差し、どっちが有利かは微妙になるけど。あと来なかったのは、ルーラーシップ産駒とハービンジャー産駒。揉まれ弱いL質が強いタイプだと、前走より楽な展開でないと嫌がるリスクがあるという感じだよね。

;2着のシュネルマイスターは、1600mの1勝クラス1着後の2番人気でしたが、このステップは登録ないです。3着も登録のないホープフルS連対馬だったので、前年にいきましょう。



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