今井雅宏「重賞ステップ解析」新潟記念

サマー2000シリーズ最終戦の新潟記念を解析!
馬場の偏りが激しく、追い込みや前残りなど極端に傾く傾向。枠順や脚質について詳しく見ていこう。

重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日になんと無料公開!


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;重賞は両方とも縦目だったので、6点目の馬単的中になっちゃいましたね~。また本命が凄い馬体重で出てきましたから、同点対抗が勝ちました。特にキーランドCですね。あれはみんな馬体重的に、1,2点目で当てたんじゃないですかね?

;確かに休み明けでもないのに前走連対した馬が18キロ増でも来るってことは、このレースに限らず、ほとんど無いだろうね。

;「少し増えて欲しい」で、レースのポイントも「6キロ増くらいがベター」で、そこからも12キロ増でした。

;連対してない馬なら、体調が戻って激走というパターンもあるけど、同クラスを連対した馬が、休み明けでもないのに18キロ増で、連対時最高馬体重と比べても12キロ増なら、ほとんど来ないと考えて良いよ。この馬以外の場合でもね。3歳で連対した後で、ご褒美で緩めちゃったやつだった。パドックでも、ビックリするくらいに太かったよ。

;さすがに今井さんも、ダノンから買ってましたね。

;7番人気の人気薄だから、本命にした責任もあるしアスターからも買ったけどね。ただ、あの馬体重なら、人気でもダノン、タワーの一本が基本ではあるよ。

;馬体重的には絞れたリナーテも良かったですよね?

;いずれにしても、人気馬が切れなかったわけだけど。

;重賞で今井さんが1番人気を同点対抗にしたときは、ほとんど来ちゃいますしね~。

;上位3頭に関しては、重めの馬場になっての超ハイペースだったから、例年以上に1400m~1600mを走りきれる血統構成でないと厳しい馬が上位を独占したというのもあったよ。

;新潟2歳Sも、人気薄の本命だったウインカーネリアンが8キロ増なので、1,2着の縦目馬単は買った方が良いですよね?こっちも勝った馬は本命との同点対抗でしたし。

;8キロ増は理論的には許容範囲だから、人気薄だし、こっちは好みの問題じゃないかな。このレースは、僕は押さえでその組み合わせは買ったから、元返しになるかならないか程度だったよ。馬場が乾いて、超スローの上がり勝負と、ウインが走るための前提が、全部当日は無くなっちゃったから、増えてこなくても恐らく4着くらいだったと思うけどね。確かにパドックもかなり太かったわけだけど、高速スローの超速上がり勝負なら、馬体重が問題なかった同点の1番人気が来ない理由はないし。

;人気薄が勝って、馬単2点目で当たった土曜小倉10Rとか、絞れてほしいで、少し絞れる黄金のやつでしたしね。

;小倉12Rは逆だったけどね。準勝負も馬体重が良い6.5点のは、2頭とも来てたし、やっぱり馬体重で勝負するレースを選択が基本だよ。

;ところで本は終わりましたか?

;今週でだいたいだけど、まだ忙しいんで今週は単行本形式でいこうか。本と違っていろんな表がないから、分かりにくいけど、まずは概要ね。

サマーシリーズ最終のハンデ戦。高速上がりを要求されやすいが、馬場の偏りが激しいので、ペースと関係なく追い込みや前残りなど極端に傾く傾向に。斤量の有利不利は少ない。サンデー系が得意で、ディープインパクトも4,5歳時はよく走る。歳を取ると重めの馬場が面白い。

次は枠と脚質
中がやや有利で、特に追い込み馬は単複共に100円超え。また複勝率も24.6%と追い込み馬としては優秀。中団差しは偏りがないが、期待値なら馬群に入れて折り合わせられる内が、特にペース鈍化時は怖い。逃げ先行はロスなく行ける内~中が有利で、共に複勝率28%と外の倍近い数字になっている。





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