今井雅宏「重賞ステップ解析」秋華賞

昨年はデアリングタクトがオークスから直行で三冠を達成。このスッテプはデータ的になかなか優秀だ!
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重賞ステップ解析とは

;毎日王冠は縦目なので6点目での馬連、3連複的中でした。

;ヴェロックスがまさかの馬体減りだったね。

;レースのポイントで、「2,3走前くらいに増えて欲しい」だったので10キロ以上増えればということでしたね。逆ベクトルに加えて10キロも理想と違いました。あれだと、さすがに同点対抗から、きっちり流して当てた方が良いですか?

;ただヴェロックスも当日は単勝35倍も付いていたから、あの馬体重でも、少しは買った方が良いとは思うけど。馬体重見て、3連複はヴェロックスから1,2着馬と、ダノンキグリーから1,3着馬の2点買いにしといたよ。さすがに責任取って、あの馬体重でもヴェロックスからも、少しは買っておかないと。

;2点買いで9倍的中なら悪くないですね。僕は本命のポタジュから、今井さんがそのまま人気馬を評価してたんで、素直に馬体重見て、普通に買いました。結局、4着の8番人気ダイワギャグニーまで、予想上位5頭中4頭で4着以内独占ですから、馬体重が合ってる4頭でそのまま決まりましたね。

;まぁダイワギャグニーも増えてこなかったから、そんなに買う必要もなかったとは思うよ。ただ8番人気だから、少しは買っておいても良いけど。ヴェロックスは陣営の話では馬体が戻って500キロを超えてるというんで本命にしたけど、20キロ以上も輸送で減っちゃったんだね。あの走りだといつもよりストレスが無いぶん、気分は良い感じだったから、10キロ増くらいで出て来たら勝ち負けだったよ。最後はあの輸送減りでは、さすがに体力切れしちゃったけどね。

;京都大賞典はまさかのマカヒキでした。ゲノムの、休み明けのディープインパクト牡馬が、ここで炸裂とはですよ・・・。

;戸崎はずっと好位の外回ってたから、アウトだったね。

;馬群に潜り込むかペース上がればという話でしたよね。

;スローであの競馬だと、どの馬でも惨敗してるから、どうしようもない。揉まれ弱いキセキなら、むしろプラスなんでひょっとしたら、あの競馬でも3着くらいには好走したかもだけど、もともと馬群に潜り込んだ方が良いタイプだから、余計にきつかった。今週の戸崎はリズムが妙に悪くて、びっくりする騎乗が多かったね。

;あと相変わらず直線競馬、やっぱり凄いですね。土曜8R、単勝6.4倍の本命が勝って、馬単3160円1点目、3連単万馬券もズバッと3点目の的中でした。

;あの馬は馬体重も問題なかったし、珍しく急な雨もなく開幕らしいパンパンの高速馬場だったから、勝負で良かったね。2着馬も理想的な馬体増だったし。

;本命は、「パンパン馬場なら」という珍しい解説が付いてましたもんね。

;あの馬は揉まれ弱いけどダッシュ力があって、かつクロフネ産駒でダート向きのパワーもあるんで、直線競馬はピッタリなんだ。ただ滑るような馬場は得意ではないんで、少しでも雨が降ると嫌がるから、最近の天気だと0%の予想でも、いつ降るか分かんないんで怖かったけどね。降らないで本当に良かったよ。ほぼ0%でも、日曜の関東の朝は結構雨が降ったから。

;いつも通り、馬体重、馬場が合っているレースで勝負ということでしたね。それと、日曜の勝負レースだった阪神7R、6.4倍の本命が勝ったレースはちょっと悔しかったです。相手が7番手評価の馬で馬単万馬券でしたけど、あれ、3番手評価の馬が強引すぎましたよね・・・。普通に乗ってくれれば、176倍も2点目的中でしたが。ワイドでも38倍ついていたんで、悪くなかったですけど。

;少頭数にしてはついてたよね。日曜のWレースの本命は全部連対したし、やっぱり馬体重が良くって、6.5点レースとかで勝負するのが良いよ。

;あと勝負レースとか、Wレースですよね。それとnote(https://note.com/mnohousoku)の記事、読みましたよ~。ドゥラメンテ産駒のポイント、今週から早速使ってみます!写真の雰囲気も良かったですよ。

;みんな自分で撮ってあったやつなんだよ。

;そうなんですか。それと、あの鷲って本当に出るんですか?

;それは次回のお楽しみで、S君の話も出てくるから。


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;ええ、期待してます(笑)。では、今週は秋華賞のデータ分析にいきましょう。
 昨年は、オークス1着後の1番人気デアリングタクトが勝ちました。

;オークス連対馬は、6頭中3頭が3着以内だよ。ちょっと数が少ないんで、オークス3着以内まで広げて見てみようか。そうすると、9頭中5頭が3着以内だ。今年は阪神で行われるから、少しデータ傾向も違ってくるかもだけどね。来た5頭は、前走オークスで3番人気以内。激走ではなかったタイプだね。このタイプだと、6頭中5頭が来ている。唯一来なかった馬は2番人気だったから安心までは出来ないけど、確率は高い。来なかった馬は、2走前桜花賞2着、3走前はチューリップ賞1着。あまりに王道路線を走りすぎていて中期ストレスはあった。それでも、ほぼ同じステップでテイエムオーシャンが1番人気1着しているから、休み明けでもあるし、致命傷ということでもない。あと、前走3角6番手以内だと6頭中4頭が来ていて、7番手以降は3頭中1頭とやや率が落ちる。前走7番手以降で来たのは道悪の年。いつものように馬場が重くなれば、活性化は重要な要素ではなくなるからね。同じ活性化の理由で、2走前が1800m以下の馬は7頭中5頭が来ていて、2000mの馬は2頭とも消えている。ただ今年は競馬場が替わるから、サンプルの少ない位置取り系のデータだと、展開次第でアテにならないんで参考程度だけど。

;2着のマジックキャッスルは、紫苑S4着後の10番人気でした。

;紫苑S3~5着馬は、26頭中3頭が3着以内だ。紫苑Sが重賞になってからだと、11頭中3頭が3着以内だね。来た3頭のうち2頭は前走2番人気以内で、このタイプは来た2頭だけで、やっぱり激走でない馬は、疲れが少ないんで怖いね。ただマジックキャッスルは6番人気だったから、人気薄だった馬にも注意は必要だ。3頭の2走前は、フローラS2着とオークスで2着と5着。つまり休み前に好走して、前走が休養明けだった馬だった。ただ、このステップはそういう馬がそもそも多いんで、これをしてデータ的な判断も出来ないけどね。ちなみに3頭の前走は、3角2~9番手だったよ。あと、道悪の年は4頭中2頭が来ている。中山からなんで、タフなレース質になったときにも注意したい。

;3着のソフトフルートは、2000mの2勝クラス1着後の9番人気でした。

;芝1600m以上の2勝クラス勝ち馬は、23頭中5頭が3着以内だよ。前走の脚質は、1~10番手と様々。ただ今回の脚質は、3角14番手以降が3頭と逃げた馬が1頭。好位から普通の競馬で来た馬は1頭だけになる。昨年のソフトフルートは特に2000mからで活性化が弱かったんで、最後方の18番手を選択したのが嵌まったということもあったね。いつも解説しているように、下級条件からでタフなレース質に向かう場合は、流れの外、つまり極端な脚質を取って嵌まる馬が怖い。ただ好位から来た馬も10番人気だったから、鮮度があるだけに、確率は低いけど正攻法の馬にも注意は必要だ。ちなみにその馬は、2走前も3走前も札幌の2勝クラスだった。他の馬も2走前は、函館の1勝クラスだった馬を除くと、古馬相手の2勝クラス。つまり、古馬相手にタフな経験値が多い方が、より対応しやすいということだね。昨年のソフトフルートだけ2走前が2400mという緩めの条件だったけど、昨年は道悪で、しかも最後方を選択したから、活性化を補う条件を当日揃えてきたのが大きかった。





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