高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(22/6/11.12)

【土曜東京11R ジューンS】
★ヴェラアズール(牡 2017 父エイシンフラッシュ 母父クロフネ)
◎成績:[4.4.5.7]
◎牝系:FNo.1-p(地力系)~母ヴェラブランカ、近親トールポピー(オークス阪神JF)、アヴェンチュラ(秋華賞)、フサイチホウオー(東スポ杯2歳S)、アドマイヤサンデー(阪神牝特2着)、アドマイヤメガミ(チューリップ賞2着)
◎コメント:指数は水準。消耗戦向きで、むしろ相手強化して地力が引き出されそう。

【日曜函館11R 函館スプリントS(G3)】
★ナムラクレア(牝 2019 父ミッキーアイル 母父Storm Cat)
◎成績:[3.2.2.1]~小倉2歳S(G3)、函館SS(G3)
◎牝系:FNo.2-d(極軽系)~母サンクイーン、近親バゴ(凱旋門賞)、Senga(仏オークス)、Coup de Genie(サラマンドル賞)、Denebola(マルセルブサック賞)、Emollient(アメリカンオークス)、Maxios(ムーランドロンシャン賞)、Pista(パークヒルS)、Babylone(マルレ賞)、Loving Kindness(カブール賞)、ファンディーナ(フラワーC)、マカオンドール(京都新聞杯2着)
◎コメント:指数は上々。裸同然の50キロを利して、千二でも流れに乗って完勝。

【日曜阪神11R 三宮S】
★ハヤブサナンデクン(牡 2016 父ゴールドアリュール 母父クロフネ)
◎成績:[5.4.3.4]
◎牝系:FNo.16-h(地力系)~母ホワイトクルーザー、近親サンビスタ(チャンピオンズC、JBCレディスクラシック)、メイショウダッサイ(中山大障害、中山グランドJ)、ホワイトカーニバル(フェアリーS)、スマートアヴァロン(根岸S3着)、インタータイムリー(大阿蘇大賞典)、ピンクドッグウッド(東京2歳優駿牝馬)、テイエムシシオー(新涼賞)
◎コメント:指数はイマイチ。前走同様に同型が弱く、中京なら先行楽勝も当然。

【日曜東京11R エプソムC(G3)】
★ノースブリッジ(牡 2018 父モーリス 母父アドマイヤムーン)
◎成績:[5.0.1.3]~エプソムC(G3)
◎牝系:FNo.1-b(地力系)~母アメージングムーン(ファンタジーS3着)、近親ローレルゲレイロ(高松宮記念、スプリンターズS)、ディープボンド(阪神大賞典連覇)、リキサンマックス(きさらぎ賞2着)、リュヌルージュ(中山牝馬S2着)、ウィンシュール(イノセントC)
◎コメント:指数は平凡。指数的には厳しかったが、雨降って地力系FNの利をフル活用。