高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(22/7/16.17)

【土曜函館11R 函館2歳S(G3)】
★ブトンドール(牝 2020 父ビッグアーサー 母父スウィフトカレント)
◎成績:[2.0.0.0]~函館2歳S(G3)
◎牝系:FNo.4-d(バランス系)~母プリンセスロック、近親カゼノコ(JDD)、タフネススター(カブトヤマ記念)、モンドクラッセ(東海S2着)、グッドラックスター(アネモネS)、タフネスゴールド(中日杯連覇)、ファストフラッシュ(金沢スプリングC連覇)
◎コメント:指数は水準。才気溢れたビッグアーサーの牝駒で、牝系からタフなコース状態を味方に。

【日曜小倉11R 博多S】
★ルペルカーリア(牡 2018 父モーリス 母父スペシャルウィーク)
◎成績:[2.1.1.6]
◎牝系:FNo.16-a(地力系)~母シーザリオ(日米オークス)、兄弟エピファネイア(菊花賞、JC)、サートゥルナーリア(皐月賞)、リオンディーズ(朝日杯FS)、グローブシアター(ホープフルS3着)、近親Chief Singer(ジュライC)、Fascinating Rock(英チャンピオンS)、Gothenberg(愛インタナショナルS)、Anna Pavlova(ロワイヤリュー賞)、オーソリティ(青葉賞)、キロフプリミエール(ラトガーズH)、スイートサルサ(福島牝馬S)、Overshare(ゼディタブスS)、Irithea(ホークスベリークラウン)、マザーメリー(函館SS2着)
◎コメント:指数は上々。引っ掛かり癖がネックも、淀みない流れで折り合って先行できた。

【日曜福島11R 福島テレビOP】
★オパールシャルム(牝 2017 父ダイワメジャー 母父タイキシャトル)
◎成績:[5.7.5.7]
◎牝系:FNo.1-s(地力系)~母ジルコニア、近親Cool(マンハッタンH)、Emperor Cat(サンパウロジョッキークラブ大賞)、Mountain Kingdom(ヨークシャーC)、Talk Veuve to Me(インディアナオークス)、レオンビスティー(ファルコンS2着)
◎コメント:指数は平凡。昇級戦も適正ペースで先行できたおかげ様。

【日曜函館11R 函館記念(G3)】
★ハヤヤッコ(牡 2016 父キングカメハメハ 母父クロフネ)
◎成績:[4.4.2.7]~レパードS(G3)
◎牝系:FNo.2-w(極軽系)~母マシュマロ、兄弟ピオノノ(北海道2歳優駿3着)、近親ソダシ(桜花賞、阪神JF、ヴィクトリアM)、Storm and Sunshine(テストS)、Smile Again(ベルエアH)、ユキチャン(関東オークス)、メイケイエール(チューリップ賞)、シロニイ
◎コメント:指数は上々。極軽系だけに芝の道悪は不向きのはずだが、テン乗りで先行策が奏功。