高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(23/10/21.22)

【土曜東京11R 富士S(G3)】
★ナミュール(牝 2019 父ハービンジャー 母父ダイワメジャー)
◎成績:[4.2.1.5]~チューリップ賞(G2)、富士S(G3)
◎牝系:FNo.7-d(地力系)~母サンブルエミューズ(フェアリーS3着)、兄弟ラヴェル(アルテミスS)、ヴェスターヴァルト(ファルコンS3着)、近親キョウエイマーチ(桜花賞)、マルシュロレーヌ(BCディスタフ)、バーデンヴァイラー(マーキュリーC)、トライアンフマーチ(皐月賞2着)、アヴニールマルシェ(東スポ杯2歳S2着)、サンブルエミューズ(フェアリーS3着)
◎コメント:指数は水準。モレイラJに乗り替わり、ロスなく乗られて直線で一押し利いた。

【日曜新潟11R 新潟牝馬S】
★メモリーレゾン(牝 2019 父オルフェーヴル 母父ノボジャック)
◎成績:[4.1.1.5]
◎牝系:FNo.22-d(地力系)~母メモリーパフィア、近親Beduino do Brasil(ベントゴンサルヴェス大賞)、メモリーフォーラム(北関東ダービー)、メモリードルマン(笠松クイーンC)
◎コメント:指数は水準。秋華賞4着もあって格下感なく、渋い馬場で地力系らしい地に脚の付いた末脚がイキイキ。

【日曜東京11R ブラジルH】
★テンカハル(牡 2018 父キングカメハメハ 母父Awesome Again)
◎成績:[5.5.2.15]
◎牝系:FNo.16-d(地力系)~母ジンジャーパンチ(BCディスタフ)、兄弟ポタジェ(大阪杯)、ルージュバック(毎日王冠)、近親Nappelon(カムリーS)、Easy N Dirty(ディスプレイH)、Birdie Gold(パンプローナ賞)
◎コメント:指数は水準。内田騎手の3走前を除けばダートで無様はしておらず、重賞でも相手ナリに。

【日曜京都11R 菊花賞(G1)】
★ドゥレッツァ(牡 2020 父ドゥラメンテ 母父More Than Ready)
◎成績:[5.0.1.0]~菊花賞(G1)
◎牝系:FNo.2-f(極軽系)~母モアザンセイクリッド(ニュージーランドオークス)、近親Northern Spur(BCターフ)、Kneller(ドンカスターC)、Great Marquess(英ジョッキークラブC)、Glyndebourne(ガリニュールS)、Astrocharm(ヴォダフォンフィリーズS)、Sundrop(プリンセスエリザベスS)、サマーセント(マーメイドS)、テンハッピーローズ(アルテミスS3着)
◎コメント:指数は上々。テンに行かせて1角手前ほどで折り合い、勝負所で先を越されながらも、直線メンバー1の末脚で抜け出した。