高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(23/6/10.11)

【土曜東京11R ジューンS】
★サクセスシュート(牡 2019 父ドゥラメンテ 母父キングヘイロー)
◎成績:[4.0.3.5]
◎牝系:FNo.A4(極軽系)~母シニョリーナ、近親ワンアンドオンリー(ダービー)、ノーリーズン(皐月賞)、グレイトジャーニー(シンザン記念)、ラーグルフ(中山金杯)、ロールボヌール(岩手ダービー)、ベニスビーチ(サラブレッド大賞典)
◎コメント:指数は水準。馬場回復は何よりで、終いに徹して極軽な斬れを爆発させた。

【日曜函館11R 函館スプリントS(G3)】
★キミワクイーン(牝 2019 父ロードカナロア 母父ダイワメジャー)
◎成績:[5.2.0.4]~函館スプリントS(G3)
◎牝系:FNo.3(極軽系)~母チェリーペトルズ、近親Prospectors Gamble(ベルエアH)、ニシノデンジャラス(鎌倉記念)、アヴァレソー(ハヤテスプリント)、ニーマルオトメ(スイートピーS2着)
◎コメント:指数は平凡。まずまずの馬場でやれたし、外枠は嫌味でも終いに徹して極軽な斬れをフル活用。

【日曜阪神11R 三宮S】
★キングズソード(牡 2019 父シニスターミニスター 母父キングヘイロー)
◎成績:[5.1.1.4]
◎牝系:FNo.7-c(地力系)~母キングスベリー、兄弟キングズガード(プロキオンS)、近親タカノカチドキ(京都4歳特別)、ホリノウイナー(東京新聞杯)、キリスパート(クイーンS3着)、タイセイサムソン(アハルテケS)、アイアンブルー(大高坂賞)
◎コメント:指数はイマイチ。2着馬の渋太さに手古摺ったが、追い比べに持ち込めば地力が一枚上。

【日曜東京11R エプソムC(G3)】
★ジャスティンカフェ(牡 2018 父エピファネイア 母父ワークフォース)
◎成績:[5.5.1.4]~エプソムC(G3)
◎牝系:FNo.8-g(極軽系)~母アンジェリカス、近親ペインテドブラック(ステイヤーズS)、ユールシンギング(セントライト記念)、オークツリー(福島記念2着)、クリスマスキャロル(マーメイドS2着)、リワードシンバル(共同通信杯3着)、クリスマスツリー(ターコイズS)、ユリーシャ(エルフィンS)
◎コメント:指数はボチボチ。渋い馬場は昨年同様だが、苦し紛れに荒れた内を突いた昨年からノリ替わって、普通に外差しで完勝。