高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(23/8/12.13)

【土曜小倉11R 阿蘇S】
★キングズソード(牡 2019 父シニスターミニスター 母父キングヘイロー)
◎成績:[6.1.1.4]
◎牝系:FNo.7-c(地力系)~母キングスベリー、兄弟キングズガード(プロキオンS)、近親タカノカチドキ(京都4歳特別)、ホリノウイナー(東京新聞杯)、キリスパート(クイーンS3着)、タイセイサムソン(アハルテケS)、アイアンブルー(大高坂賞)
◎コメント:指数は平凡。凡戦を直線だけの競馬で差し切ったが、むしろ相手強化して地力が引き出されるタイプ。

【日曜札幌8R コスモス賞】
★エコロヴァルツ(牡 2021 父ブラックタイド 母父キングカメハメハ)
◎成績:[2.0.0.0]
◎牝系:FNo.1-n(地力系)~母プティプランセス、近親Sir Winston(ベルモントS)、Southern Arrow(伊2000ギニー)、One Timer(フランクリンシンプソンS)、Masake(ハニームーンH)、La Gran Bailadora(ケンタッキーCディスタフS)、Shanghai(フアンキャビエルスメラ賞)、ヴェントヴォーチェ(キーンランドC)、Woolloomooloo(ダンススマートリーH)
◎コメント:指数は水準。強気な競馬で牝系の地力をフル活用し、極軽系FNの2着馬を楽々と振り切った。

【日曜小倉11R 小倉記念(G3)】
★エヒト(牡 2017 父ルーラーシップ 母父ディープインパクト)
◎成績:[6.3.3.15]~七夕賞(G3)、小倉記念(G3)
◎牝系:FNo.4-k(バランス系)~母ヒーラ、近親Nashwa(仏オークス)、Awzaan(ミドルパークS)、Kool Kompany(レイルウェイS)、Living the Life(プレスクアイルダウンズマスターズS)、ボールライトニング(京王杯2歳S)、デグラーティア(小倉2歳S)、ニシノラッシュ(クロッカスS)、エムエスオープン(中京ペガスターC)
◎コメント:指数は上々。掛かり良く追走するタイプで、本来内枠はプラスになるのを鞍上強化で証明した。

【日曜新潟11R 関屋記念(G3)】
★アヴェラーレ(牝 2018 父ドゥラメンテ 母父Harlan's Holiday)
◎成績:[5.2.2.5]~関屋記念(G3)
◎牝系:FNo.A4(極軽系)~母アルビアーノ(スワンS)、近親Althea(アーカンソーダービー)、ヤマニンパラダイス(阪神3歳牝馬S)、Arch(スーパーダービー)、Balletto(フリゼットS)、Acoma(スピンスターS)、Covfefe(BCフィリー&メアスプリント)、Destiny Dance(シープスヘッドベイH)、Dearly(ブランドフォードS)、Festival of Light(ゴドルフィンマイル)、ヤマニンセラフィム(京成杯)、Aztec Sense(フレッドW.フーパーS)、Campaign(東京シティCS)、ヤマニンアルシオン(阪神JF2着)
◎コメント:指数は水準。指数の裏付けに乏しかったが、軽馬場の内を活かせる極軽系FNの夏の牝馬。