高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(23/9/9.10)
【土曜阪神11R エニフS】
★ベルダーイメル(牡 2017 父オルフェーヴル 母父スニッツェル)
◎成績:[6.2.3.19]
◎牝系:FNo.9-f(バランス系)~母ルリニガナ(函館2歳S3着)、近親Sea Cadet(ドンハンデH)、Grandeza(エンリケポッソーロ大賞)、On Target(デルマーF)、Vanua Levu(エルナニアゼベドシルバ会長賞)、Airoforce(ケンタッキージョッキークラブS)
◎コメント:指数は平凡。差す脚のある馬ではないが、ラスト3f12.1-12.8.13.2の前傾ラップのおかげ様で、待機策が嵌った。
【土曜中山11R 紫苑S(G2)】
★モリアーナ(牝 2020 父エピファネイア 母父ダイワメジャー)
◎成績:[3.0.1.3]~紫苑S(G2)
◎牝系:FNo.2-f(極軽系)~母ガルデルスリール、近親Eastern Impact(ベンゴーフS)、Summerghand(アバーナントS)、バシレウスライオン(クリスマスローズS2着)、ジーニマジック(クイーンC3着)
◎コメント:指数はボチボチ。馬場回復は何よりで、当レースらしい淀みない流れには乗らず、終いに徹して持ち味の極軽な斬れを爆発。
【日曜阪神11R セントウルS(G2)】
★テイエムスパーダ(牝 2019 父レッドスパーダ 母父アドマイヤコジーン)
◎成績:[5.1.0.9]~セントウルS(G2)、CBC賞(G3)
◎牝系:FNo.7(地力系)~母トシザコジーン、近親テイエムアンコール(大阪杯)、ファーストアロー(クラスターC)、ベストロード(若鮎賞)
◎コメント:指数はイマイチ。望外の平均ラップでの単騎逃げで、昨夏のCBC賞を再現。
【日曜中山11R 京成杯AH(G3)】
★ソウルラッシュ(牡 2018 父ルーラーシップ 母父マンハッタンカフェ)
◎成績:[6.1.1.8]~マイラーズC(G2)、京成杯AH(G3)
◎牝系:FNo.8-c(極軽系)~母エターナルブーケ、兄弟ディオ、近親Arkadian Hero(ミルリーフS)、ヒラボクディープ(青葉賞)、ワンダフルワールド(ペガサスJS)、カフェブリッツ(ダイヤモンドS3着)
◎コメント:指数は上々。中山が合うのか、望外のバラけた好位内をキープし、先行馬をチョイ差しするだけのお仕事