GⅠ特別コラム「エリザベス女王杯」starman

 

気鋭の予想家からあの大御所へ、競馬にかける思いと予想に対する信念、そしてGⅠレースの展望をコラムで紡ぐ!

トップバッターはstarman!
「AIに打ち勝つ、右脳競馬予想」を掲げ、競馬予想GPデビューから2年弱で3度の三冠王を獲得するなど大活躍。
「直観」を重視しながらも、普段の言動から受ける印象は至って冷静沈着。その直観はいったいどこからやってくるのか、そしてエリザベス女王杯はその目にどう映っているのか??


競馬予想GPをご覧の皆様、いつも応援ありがとうございます。
starmanです。

競馬予想GPでの配信予想においては、主にハイレベル経験馬を軸に予想を組み立てていますが、
「AIに打ち勝つ、右脳競馬予想」というキャッチフレーズをつけているように、その際にも重要視しているのが「直感」です。
詳細な説明はここでは省略しますが、要はあてずっぽうの直感ではなく、
過去の経験や事例に基づくパターンマッチングのようなものを重要視しているといったところでしょうか。

今回はこのエリザベス女王杯を担当させていただくこととなりましたが、
G1予想においても意識しているものが過去の好走パターンとの合致です。
と言ってもよくある過去10年の統計から馬券内率が高いパターン、消しパターンのもののようなものではなく、
重視するのは過去の歴史において似たような臨戦過程や置かれた状況にあるパターンが今回当てはまるかと言った感じのものになります。

競馬歴が長くないとなかなか難しい感覚かもしれませんが、過去のレース映像やレース結果一覧等を見ていると浮かび上がってくることが多いです。

このエリザベス女王杯において言えば、ここ2年が阪神での代替開催で、
本来の京都でのレースと比べると全く異質のものであるのは明白で素直にここ2年のレースを参考に考えたいところ。
2年前はラッキーライラック、サラキア、ラヴズオンリーユーという牡馬相手のG1でも互角に渡り合った3頭での決着。
1年前は乱戦での決着となりましたが共通するのはどちらもかなりタフな展開であったことで、
今年もそういった競馬になる可能性が高いと考えます。

この2年の結果から浮かび上がってくるのは連勝で府中牝馬Sを制し急上昇を見せ
このレース2着後有馬記念でも2着したサラキアと似たパターンとなる、連勝で府中牝馬Sを制したイズジョーノキセキ。
2頭とも決して府中牝馬Sの条件と流れがこの馬向きだった感じでもないところも力をつけていることの証明になるはず。

さらにこの2頭に共通するのものとして前年のエリザベス女王杯の善戦歴があり、
サラキアは京都開催でしたが強力メンバー相手にコンマ4秒差の6着。
イズジョーノキセキは条件馬の身で参戦し勝ち馬とはコンマ4秒差、2着とはコンマ1秒差の5着でスムーズなら2着の可能性は十分でした。
イズジョーノキセキは阪神だった前年の好走のが更なる強調材料で、
力をつけて勢いある状態でマッチする条件の舞台となれば昨年を大きく上回る走りをみせてくれそうです。

他に上位視したい馬としては去年鮮やかな勝利で今年も同様の臨戦過程で挑むアカイイト
昨年は体調不良で参考外で2年前の走りやその後の走りも万全なら力上位は明らかなウインマリリン
牡馬相手のG1実績はエリザベス女王杯好走例が多く、宝塚記念3着の走りならデアリングタクトを挙げておきます。

最終決断は当日配信の「本日の重賞」で!

プロフィール

starman

2019年10月からメシ馬競馬オンラインサロンにて活動。
その傍ら参加した予想大会での実績が認められ、予想家デビュー。
2020年末より競馬予想GPにおいて予想配信を開始。
2021年8月、2022年5月、2022年7月と3度の三冠王を獲得。

馬券において予想はもちろん重要だが、トータルでプラスとなるためには本命馬の選定はもちろん、買い方と資金管理は欠かせない。

サロンで培った理論をもとに日々ブラッシュアップを繰り返し予想精度を高めるとともに、
いかに期待値の高い馬を探すか、そして、どのような馬券を購入し、どのような資金管理を行うか。
つまり馬券でプラス収支を達成するかを重点に置いた馬券への取り組みを続けている。

Twitter:@oumade_out