今井雅宏「重賞ステップ解析」スプリングS

昨年のスプリングSは1勝クラス3着から挑んだフクノブルーレイクを本命にして、7番人気2着と激走。
早速そのステップから解析していこう!
重賞ステップ解析とは
今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日に公開!
さらに週末のメニュー
・土曜日の「厳選!勝負レース!」に2年前のレース解析
・日曜日の「厳選!勝負レース」に3年前のレース解析+ワンポイントアドバイス
が掲載されます!
編;今週は昨年7番人気本命で当てたスプリングSとかもあるので楽しみにしてます!
その前に回顧ですが、日曜は10レース中7レースで的中と、かなりの精度でしたよね~。うち5レースでズバッと3点目以内の的中でした。
総武Sでは単勝14倍の本命が勝って馬単88.7倍を「1点目的中」と、得意技も炸裂してましたよ。このレースは日曜勝負レース唯一のWレースで、2週連続で日曜の勝負Wレースは「1点目的中」でした。いつものように「狙ったレースで絞って勝負!」という結末でしたね。
今;当たったレースは、馬体重と馬場が問題なかったしね。当たり前だけど、そういうレースで勝負しないと。
編;土曜は想定と違って道悪だったりでしたもんね。
今;あと大阪城Sとか。
編;縦目で当たったレースですね。本命が休み明けの馬体減りで、4年前のデビュー当時以来2番目の馬体まで減ったので、間違いなく「縦目でガツンと勝負!」のレースになりましたよ(笑)。
今;量系ディープインパクトの7歳馬が3歳時よりも減ったわけだから、Mの馬体重理論では99%来ないパターンで、思う存分縦目を買えば良いという、かなり分かりやすいレースになったよね。それにしても、日曜の新聞を見たときは真っ青になったよ。
編;そうなんですか?前回note(https://note.com/mnohousoku)で話題になってた、「AIがC系」と言ってたデアプリームスも出て来ましたし(笑)、良いレースが多いと思いましたが。これもやはり短縮で完勝でしたよね?
今;だったね~。やっぱりAIも分かってるかな(笑)?ただ僕の言った通り、今回は差したから完勝したんだよ。
編;解説通り控えてくれましたよね。前回は指定と逆に乗って3着ですから、今井さんの指定通り乗ると本当に勝ちますね。
今;ただ午後のレースが、少頭数と人気馬が切れないレースばかりだったんだ。日曜は天気予報が当たりそうなんで、絞ってガツンと大きいのを当てようと気合い入ってただけに、余計にショックだったよ。人気馬が切れない下らないレースを、わざわざ時間割いて予想してもしょうがないし。
編;弥生賞も珍しく人気サイドの予想でしたもんね。
今;堅いというより、買いたい穴馬が全くいなかったよ。強いて言えば1番人気が蓄積ストレスで怪しいくらい。それでも「勝ちきれないだろう」程度で、休み明けでフレッシュだから大きく崩れるシーンも思いつかないしね。人気馬が危ないのは、阪神と中山の10Rだけだった。
編;さっきの総武Sですよね。確かに1番人気が7番手評価、2番人気が6番手、3番人気は最低の15番手評価でした。やっぱり「上位人気馬の評価が低いレースで勝負!」に限りますね。
今;阪神10Rもね。
編;これも1番人気が3番手、2番人気は完全切り捨てで、3番人気も切り捨て予想ですね。本命が6番人気、対抗は12番人気の振り回し予想ですから、やっぱり荒れるときの嗅覚は凄いですね~。結局、9,11番人気の決着で、2頭とも予想に入れていた馬でした。
今;まぁ勝ち馬は最後に挙げた7番手だったけどね。とにかく上位人気馬が明確に危ないのはこの2レースだけ。この2レースで必ず当てないと、日曜は恐らく面白い配当を一つも当てられないわけだ。
総武Sはいけそうかな?と思ったけど、阪神10Rの岸和田Sは人気馬が危ないことしか分からない。本来こういうレースは単勝爆弾なんだけどね。
編;確かに上位人気が今井さんの本命対抗でないときは大荒れの可能性が高いので、単勝爆弾が正解のケースが多いですね。
今;荒れるのは分かるけど、何が勝つかは分からない。というのも、人気馬が危ないんで勝つのは人気薄でほぼ間違いないわけだけど、その人気薄にあまりにも精神コントロールが難しい馬が多いんだよね。しかもそのコントロールの付くタイミングが流動的なタイプだ。
どの人気薄も、道中ちょっとでも嫌なことがあったり、流れが合わないと直ぐ投げ出す連中。だけど嵌まった場合は勝てるだけの力はある。つまり、道中の並びとペースがちょうどピッタリと嵌まって、気持ち良く走れた人気薄が勝つんだけど、それがどれかを事前に読むのは理論的に無理があった。
編;まさに単勝爆弾レースですね。
今;荒れることが分かってても、ここまで気分次第の馬が多いレースは普通予想しないんだけど、他のレースは人気馬が堅いからこれを予想するしかなかった。人気薄のどれかが勝つのは確かなんで、何回かに1回は超高配当が当たるのもまた事実なわけだしね。
編;総武Sはそうではないんですか?
今;これは走るタイミングの明白な人気薄しかいないから、分かりやすいよ。「気まぐれでアテにならない」と陣営が言う馬は多いけど、ほとんど特定の精神的な問題だから、走るタイミングはM的には分かりやすい。その激走ゾーンが著しく狭い馬しかいなかったのが岸和田Sなんだよね。
ピンポイントゾーンにどの馬が入るかは、例えば2週間後の天気を当てるような話で、バタフライ効果でちょっとした偶然のタイミングで決まる。逆に総武Sのアクションプランは揉まれないで気分良く走れば激走する馬だから、外枠引けばその可能性は普通に高い。
編;本命のブレイクフォースはどうです?
今;こっちは少し湿って、だけど時計の掛かる馬場だと一番集中出来るよ。
編;予想もそういう解説で、実際当日は想定通りの「時計の掛かる稍重」だったので完勝でしたもんね。やっぱり馬場設定が合ってるレースで勝負でした。
今;人気薄は走るゾーンが決まってるから人気薄なわけだからね。だからこそ、馬場設定の合ってるレースで勝負しないと駄目なわけだよ。実際、当日高速道悪になってたら、今回は勝ってない。それと年齢的に疲れの少ないときね。つまり1秒差以上負け後の今回になる。
あと初ブリンカーもあった。勝負所がズブいからかなり効くタイプになるよ。ブリンカーを付けてなければ3着前後だろうし、本命もアクションプランにしてた。ただ本命は追い込み馬だからね。当日の乾き具合で全く差せない馬場になったら無理なんで、怖さはあったよ。そう言う意味で綱渡りの一日だったわけだ。
編;そんな裏話があったわけですね。あと重賞ですがFレビューはショックでしたよ。5番人気本命、対抗4番人気で、予想上位3頭が4着以内に全て入りましたが、1頭変なのがいました。あれがいなければ3連複1点目ですもんね~。僕も本命が来たのでショックでしたよ。
今;内から乾く馬場になって、かつペースが落ちたからね。内枠競馬になったんでどうしようもない。最低でも前半33秒後半、基本は33秒前半を狙ってのデアヴェローチェだったけど、まさかの前半34秒台の速報ラップを見たときは目眩がしたよ。速いときは普通に33秒台前半になるレースだからね。
編;ハイペース想定で「超ハイペースなら」というような本命で、逆のスローペースになっちゃいましたよね。2着馬は、上り勝負ならの馬ですから。
今;しかも内から乾く馬場ね。あの流れと馬場では、切れない馬だからもっと前に行かないとあそこまでが精一杯になる。
編;あと中山牝馬Sは勝ったエセルフリーダの単勝でガツンと勝負してましたね。
今;▲だから、普通は当日の馬場や馬体重がいくら合ってても、予想した以上は責任取って本命の方の単勝を多めに買って、次点で他の馬の単勝を買うんだけどね。さすがに高速馬場想定が突然の道悪だから。しかも相当重い馬場になった。ちょろっとだけ降るという予報だったのが深夜に土砂降りで、参ったよ。夏ならまだしも、この時期にそんな突然の集中豪雨があるとはね。
編;ですよね~。本命は「上がり勝負なら」の馬ですから。しかも過去に重馬場では、少頭数で1番人気5着だった馬ですし。
今;挙げ句に差せって言ってるのに懲りずにまた前目に行っちゃったから、その瞬間に凡走決定だった。ただ道悪で本命が危なくなった以上に、エセルフリーダが道悪の短縮は鬼だからだよ。
編;「内枠で揉まれると?も、ペース上がってばらけてパワー競馬なら」という解説で、▲でしたもんね。当日は重い馬場のハイペースでピッタリでした。
今;もし天気予報通りの良馬場でペースが上がらなければ、捌けないで3着までの馬だよ。重い馬場だからばらけてのパワー競馬で勝ったけどね。先行馬だけど、消耗戦になればなるほど良いから。
編;そういう解説でしたもんね。
今;キタサンブラックは『ウマゲノム辞典』でも書いたように、牝馬の方が性格がきつくて、重いパワー競馬を強引に走って強い。その分揉まれ弱いわけだね。
編;今回みたいな状況がベストということですよね。これも前回のnoteの冒頭にちょうど解説が書いてありました。牡牝で普通の種牡馬と逆になるって。結局は辞典の解説通りに決まっていきますね。
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今;もう少し天気予報も精度を上げてくれないと、馬場が真逆ではね。
編;予報が当たった弥生賞は、馬連1点目、3連複も1点目的中でした。
今;土曜は内から乾く馬場でイン有利になったけど、日曜は外差しの利く馬場になったしだね。
編;ああなると外の鮮度が高い差し馬だったバステールが有利でしたかね?
今;このレースは人気薄の方が中山2000m鮮度が低いという、穴の狙いようがないレースだったよ。最初に話したように1番人気が勝ちきれない可能性が高いくらいしか、馬券的な意味はないレースだった。
編;ライヒスアドラーが「馬体増えればベター」で増えなかったので、この場合は対抗の勝ち馬の単勝勝負で良いですか?前のレースも外差しが決まってましたし。
今;ただ勝ち馬も3番人気だからね。量系ライヒスアドラーの単勝期待値は馬体重発表前よりもかなり下がったけど、敢えて予想をチェンジするほどでもないかな。人気サイドの予想なんで、いまいちの馬体重なら買う金額は減らした方が良いけどね。
編;ではデータ分析はスプリングSにしましょう。
昨年は、ホープフルS13着後の2番人気ピコチャンブラックが勝ちましたが、ホープフルS凡走馬の登録はありません。2着は1勝クラス3着後のフクノブルーレイクが来ました。確かこの人気薄が本命で的中でしたもんね。1勝クラスで連を外した馬は良いのですか?
今;1勝クラスの芝で連を外した馬は、22頭中4頭が3着以内だよ。来たのは3~5着馬だった。位置取りは、前走3角5~8番手。少頭数が多かったことを考えると差し届かなかった馬が来ている感じだね。
今回も3角3~7番手と差していた。ただ4頭とも4角では4番手以内で、今回4角4番手以内は9頭中5頭が4着以内。前半少し矯めて捲り気味に動いていくみたいな馬がよく来ている。ある程度置かれすぎない機動力はあった方が良いかな。
2走前は、未勝利~GⅠと様々。GⅠで11着だった馬以外は全て連対していて、そのストレスで凡走したタイプ。生命リズムにメリハリがあるとベターだよね。3走前は、新馬か未勝利で、鮮度の高い馬にも注意したい。
編;3着キングスコールは登録のない新馬からなので前年にいきましょう。
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