今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去３年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日になんと無料公開！


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編；勝負レースだった中京7Ｒで、3連単10770円の万馬券が2点目的中で、先週に続いて3点目以内の万馬券的中がありました。

今；本命はいろいろ走ったけど、相手がズレたりが多かったよね。小倉を中心に馬場を修正しとかないとだった。いずれにしても当たるときは3点以内、特に2点目以内が万馬券でもなんでも多いよ。その中でも多いのが2点目での的中じゃないかな。

編；それはどうしてですか？

今；3連複とか3連単の場合は特に、1点目は穴予想が多くなるからね。結局同点で3番手とかになった人気馬の方が相手に来て、2点目になっちゃうパターンだ。だから1点目より2点目が確率的には多くなるかもだけど、いずれにしても3点目、その中でも2点目以内を厚めに買って、あとは高配当とか、馬体重、馬場が合ってるのを買うのが理想だよ。

編；確かにこのレースも同点の1番人気が2着に残っちゃって、2，3着が入れ替わっていれば360倍が1点目的中ですから、ちょっと残念でしたもんね。なんか、福永の人気馬にやられちゃうケースが多いですが・・・。日曜は6.5点レースは両方本命が勝って、勝負レースも単勝4.7倍と7.4倍の本命が勝ってと、狙ったレースはだいたい本命が勝った感じでしたね。万馬券的中だった中京7Ｒは、日曜勝負レースで唯一のＷレースでしたし。

今；日曜の勝負レースで本命が勝たなかったのは重賞だけだったけど、重賞は自信があろうがなかろうが予想するルールにしてるんで、ペースが読めないレースだと難しい部分はあるね。

編；中京7Ｒは、先週も万馬券が全く同じ2点目で当たった中京のダート1400mでした。先週、中京のダートはまだまだ稼げるという話通りでしたね？

今；摩擦がある状態だからね。土曜に急に雨が降って少し軽くなって、日曜も予報外の雨があって少しずついろんなことがズレて、あのレースも危なかったけど、なんとかなったよ。土曜の最終だって、雨でレース質が急に軽くならなければ、延長の先行馬だったロイヤルは苦しいんで、先週に続いてまたドウドウキリシマで高配当が当たってたんじゃないかな。

編；時計、速くなっちゃいましたもんね。レース見ると、普通に捌いていれば2着でなく勝ってた気はしますが。

今；中京と中山のダートは重くて摩擦のある状態だから、いずれにしても暖かくなって馬場管理の仕方が急に変わったり雨とかで馬場が軽くなりすぎなければ、ストレスのないステージ鮮度が高い馬をそのまま買っとけば、美味しい配当が当たりやすいだろうね。中京開催はしばらく続くし。それより度肝を抜かされたのは、小倉の芝だったよ。開幕でも冬場だからちょっと速い程度で予想したら、とんでもない超高速馬場だった。最初の芝だった土曜の2レースで、完全に脳内が破壊された感じだったよ。慌てて日曜は、高速前残りに1200mは修正して、中距離は差しも間に合う想定で本命が勝った勝負レースとかも予想したんだ。当日は予想より馬場の劣化が早くて、1200mももう、日曜にはいつもの小倉に戻ってたけどね。あの感じでそのまま、適度に摩擦がある普通の良馬場で推移すると、万馬券も2，3点目以内で当てやすいんじゃないかな。荒れすぎたり、逆に速すぎる特殊馬場だと、展開や騎手が選択した場所の比重が大きすぎちゃうんで、万馬券を理詰めで3点以内とかは大変になるから、やっぱりフラットでかつ摩擦のある馬場が、一番理詰めで高配当は当てやすいよ。

編；日経新春杯は、ワンポイントアドバイスでも増えすぎると怖いということでしたが、サンレイポケットは16キロ増で4着でした。さすがに厳しかったですかね？

今；Ｃ系で6歳の差し馬だからね。一ヶ月ちょっとでは、増えすぎだった。昨年本格化してからの馬体重より随分増えちゃったし。ただ、ちょっと馬場の計算ミスもあったよ。行く馬が少ないから好位の内が絶対有利と考えたけど、騎手も同じでそこに殺到するんで、荒れ馬場のぶん、ずっと好位のインに閉じ込められると、スローじゃないとかなり消耗する馬場だった。
編；ショウリュウイクゾは、ワンポイントアドバイスで有利になるって話してた通りの位置取り、ラップになって、そのまま勝っちゃいましたもんね～。

今；解説してるときは内に入ったらガツンと狙おうと思ったけど、緩そうな流れで多頭数の大外だったから。緩い流れの好位の外々回ってアウトのイメージで押さえにしたけど、団野がしっかり出していったね。枠に拘り過ぎず、素直にＭで良い馬を狙えということだった。よく考えれば1，2番人気が内枠でなく並んだ中枠なんだし、そんなに外を嫌う馬場ではなかったのかな。甘かったよ。アドマイヤビルゴが、間隔開いたディープインパクトの軽量馬なのに4キロも減っていたんで危なくなって、ヴェロックスも絞れないしで、これなら16キロ増でもサンレイポケットで勝負出来るとそのまま買ったんだけどね。

編；京成杯は対抗のルメールでしたね。

今；これは、内と前しかどんな馬でも物理的に用なしのとんでもない超スローになったから、対抗のルメールで、もうどうしようもないよね。

編；それでは今週も3点目以内で万馬券を当てて貰おうということで、早速データ分析にいきましょうか。今週は、AJCCにしましょう。昨年は、凱旋門賞11着後のブラストワンピースが勝ちました。ただ、今年は海外組はいません。2着のステイフーリッシュは、チャレンジC10着後の5番人気ステイフーリッシュでした。チャレンジC組はどうですか？

今；数が少ないから似た条件で行われたときの鳴尾記念を入れてみようか。それでも4頭だけだね。それで、同馬だけが3着以内だ。データ数が少なすぎてこれだけでは分析はちょっと厳しいね。一応見ておくと、この4頭は前走4～15着で、4着だった馬は6着に凡走してたように、あまり着順は関係ない結果だ。ちなみに同馬の場合は、2走前に連対して前走そのストレスで凡走してストレスが薄れた、Ｍの基本タイプだったよ。あと前走6番手から2番手と、前に行く位置取りショックも嵌まったね。稍重だったのもあるけど。

編；3着は中日新聞杯2着後の4番人気ラストドラフトが来ましたが、このステップは登録がありませんので、前年にいきましょう。

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