倉本匠馬の重賞展望「有馬記念」

■告知■
有馬記念は月に最大2レース配信の自信度穴☆☆☆☆指定レースです。
2017年度に高回収率を残した勝負レースコースで配信されている内容ですので、よろしくお願いします。

こんばんは!
倉本匠馬です!


今週はいよいよ年末の大一番である有馬記念が行われます。
キタサンブラックのラストラン、3歳勢であるスワーヴリチャード、牝馬代表のミッキークイーンなど楽しみなメンツが揃い非常に楽しみな一戦となりそうです。

そして、今回は有馬記念から8頭にピックアップし、現時点での評価付きで取り上げています。


①有馬記念当日の想定馬場
→良馬場

②現時点における想定ペース
→スローペース


1.キタサンブラック(武豊騎手)

斤量:57キロ

前走のジャパンカップはマイペースに運ぶ中での3着で、勝ち馬を素直に褒めるべきレースであった。
ただ、今年の宝塚記念で敗れているように休養明け3走目のレースがイマイチな印象で、見えない疲れやタフな競馬による反動などが不安要素として挙げられる
上記のことを考慮すると、今回も楽なペースで先手が取れるメンバー構成や過去の実績を評価しつつも、やはり対抗もしくは単穴までの評価が妥当だろう。

現時点での評価
C


2.サクラアンプルール(蛯名騎手)

斤量:57キロ

前走の天皇賞(秋)は極端な不良馬場が響く敗戦で、函館記念同様に残念な競馬であった。
しかし、今回は前走以上にメンバーが揃っていることに加えて距離延長はマイナスに働きそうで、さすがにG1メンツでは力が足りない
ここは無印評価で全く問題なさそうで、次走以降のG2路線もしくはローカル重賞辺りで狙いたい1頭である。

現時点での評価
E


3.サトノクラウン(ムーア騎手)

斤量:57キロ

前走のジャパンカップは直線では全く手応えのない敗戦で、正直言って残念な競馬による大敗であった。
やはり、過去の走りなどを見ても距離の壁や馬場面など様々な好走条件が必要な1頭で、理想は雨が降って渋った馬場状態である。
もちろん当日の天候などには気を付けたいところであるが、基本的には相手候補の1頭までの評価までとしたい。

現時点での評価
D


4.サトノクロニクル(戸崎騎手)

斤量:57キロ

前走のチャレンジCは内枠を最大限に生かすMデムーロ騎手の好騎乗が光る勝利で、3歳の勢いを象徴する重賞制覇であった。
また、距離延長こそ若干気にはなる要素も、先行力のある競馬は魅力的で内枠を引いてロスなく運ぶ競馬が出来れば絶好の展開となる。
内枠を引けば買い外枠ならば無印と徹底したい1頭で、理想は1~3枠からラチ沿い追走で2.3着のパターンである。

現時点での評価
D


5.シュヴァルグラン(ボウマン騎手)

斤量:57キロ

前走のジャパンカップはワールドクラスのボウマン騎手の好騎乗が光るレース内容で、内枠の利を生かす素晴らしい内容であった。
ただ、昨年の有馬記念で敗れているようにG1制覇には展開や枠順など何か一押し恵まれた条件が必要で、コーナーが多い中山2500mならばやはり再度内枠が欲しい
もちろん枠や展開、馬場状態など様々な面を見た上での予想となるが、条件が揃いさえすれば前走同様に勝ち負けを意識できる存在だろう。

現時点での評価
D


6.スワーヴリチャード(Mデムーロ騎手)

斤量:55キロ

前走のアルゼンチン共和国杯はハンデ戦だったとは言え、後続勢をぶっち切る素晴らしい勝利で、着差以上に余裕のある勝ち方であった。
ただ、今回は皐月賞で6着に敗れてしまった右回りの中山におけるレースで、短い直線だと手前の部分で若干の不安がある。
理想はやはり前走のようなレース運びとなるので、当日の馬場状態や枠順、最終追い切りの動き、実力面などを総合的に見た上で最終的な判断を下したい。

現時点での評価
C


7.ミッキークイーン(浜中騎手)

斤量:55キロ

前走のエリザベス女王杯は外を回る競馬ながら直線では素晴らしい脚を見せる3着で、休み明けでなければさらに際どいレースになっていた可能性があった。
ただ、昨年の有馬記念を見ても牡馬相手だとやはりワンパンチ足りない印象で、脚質面を考えても勝ち切るには相当厳しい
ここは叩き2走目で昨年よりも出来が良い以上2.3着候補として取り上げたいが、基本的には△評価で問題ないだろう。

現時点での評価
D


8.ルージュバック(北村宏騎手)

斤量:55キロ

前走のエリザベス女王杯は特に良い面がない9着で、オールカマーの出来の良さを生かせない残念な結果であった。
また、過去の有馬記念での走りを見てもやや距離に不安がある印象で、よほど騎手が上手く乗らない限りは相当厳しい競馬が予想される
メンバー強化のここは外枠を引いた場合は基本的にはバッサリ切りたいところで、内枠でロスなく運べそうであれば再度評価を考え直したい。

現時点での評価
E


今回も人気に支持されそうな馬を中心に8頭ピックアップした。
キタサンブラックに関してはやはり秋3戦目の分不安要素が大きく、力を出し切れなかった場合は3~4着に沈む可能性がある。
そして、今年の有馬記念は出走馬の中で勝負したいと考えている渾身の穴馬◎から自信度穴☆☆☆☆指定レースとして勝負したいと考えているので、当日の予想を楽しみにして頂きたい。
有馬記念の予想は『倉本匠馬の馬券に丸乗り!後半レース予想』、『自信の4レース+重賞レース』で公開しますので、よろしくお願いします。