高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(24/12/21.22)
【土曜中山10R 中山大障害(JG1)】
★ニシノデイジー(牡 2016 父ハービンジャー 母父アグネスタキオン)
◎成績:[6.3.4.19]~中山大障害(JG1)(2回)、札幌2歳S(G3)、東スポ杯2歳S(G3)
◎牝系:FNo.2-s(極軽系)~母ニシノヒナギク、近親ニシノフラワー(桜花賞、阪神3歳牝馬S、スプリンターズS)、Personal Business(ジョンA.モーリスH)、ネロ(京阪杯)、チャームアスリープ(南関牝馬3冠)、ニシノシンフォニー(セントライト記念2着)、ニシノマナムスメ(マイラーズC2着)、ニシノヘブンズドア(新潟ジャンプS2着)、マヤノライジン(函館記念2着)、ニシノマオ(小倉2歳S2着)、ニシノタカラヅカ(ファンタジーS3着)、ニシノミチシルベ(アルテミスS3着)、マキノチーフ(ロジータ記念)、タガノギャラクシー(金沢スプリントC)
◎コメント:大障害不向きな馬やデキが戻らない馬らを尻目に、良馬場の大障害コースで躍動した。
【土曜京都11R 阪神C(G2)】
★ナムラクレア(牝 2019 父ミッキーアイル 母父Storm Cat)
◎成績:[6.5.5.4]~阪神C(G2)、小倉2歳S(G3)、函館SS(G3)、シルクロードS(G3)、キーンランドC(G3)
◎牝系:FNo.2-d(極軽系)~母サンクイーン、兄弟ナムラムツゴロー(日本海スプリント)、近親バゴ(凱旋門賞)、Senga(仏オークス)、Coup de Genie(サラマンドル賞)、Denebola(マルセルブサック賞)、Emollient(アメリカンオークス)、Maxios(ムーランドロンシャン賞)、Pista(パークヒルS)、Babylone(マルレ賞)、Raclette(マルレ賞)、Laurel River(パットオブライエンS)、FLoving Kindness(カブール賞)、ファンディーナ(フラワーC)、マカオンドール(京都新聞杯2着)
◎コメント:指数はイマイチ。直線平坦の京都が合うし、荒れ馬場もDコースの外差しで突き抜けた。
【日曜京都11R りんくうS】
★ドンアミティエ(牡 2020 父アジアエクスプレス 母父キングヘイロー)
◎成績:[5.2.3.5]
◎牝系:FNo.1-b(地力系)~母クラシックス、兄弟ライトヴェール(フロイラインスプリント2着)、近親ローレルゲレイロ(高松宮記念、スプリンターズS)、ディープボンド(阪神大賞典連覇)、ノースブリッジ(札幌記念)、リキサンマックス(きさらぎ賞2着)、リュヌルージュ(中山牝馬S2着)、アメージングムーン(ファンタジーS3着)、ウィンシュール(イノセントC)
◎コメント:指数はイマイチ。母の伴性血縁上にBuckpasser5×5を持つ1号族地力系の好血で、地力強化中。
【日曜中山11R 有馬記念(G1)】
★レガレイラ(牝 2021 父スワーヴリチャード 母父ハービンジャー)
◎成績:[3.0.1.4]~有馬記念(G1)、ホープフルS(G1)
◎牝系:FNo.2-f(極軽系)~母ロカ、兄弟ドゥラドーレス(毎日杯3着)、近親ディープインパクト(皐月賞、ダービー、菊花賞、天皇賞春、宝塚記念、JC、有馬記念)、レイデオロ(ダービー天皇賞秋)、ステレンボッシュ(桜花賞)、アーバンシック(菊花賞)、ウインドインハーヘア(アラルポカル)、ゴルトブリッツ(帝王賞)、ブラックタイド(スプリングS)、Jeremy(ベット365マイル)、ルフトシュトローム(NZT)、ヴェイルオブアヴァロン(デラローズH)、アドマイヤミヤビ(クイーンC)、レイエンダ(エプソムC)
◎コメント:指数はボチボチ。前鞍上がイケズな駄乗を繰り返したが、乗り替わってロスなく運んで本領発揮。