高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(24/12/7.12/8)

【土曜中京11R 中日新聞杯(G3)】
★デシエルト(牡 2019 父ドレフォン 母父キングカメハメハ)
◎成績:[6.0.1.7]~中日新聞杯(G3)
◎牝系:FNo.8-f(極軽系)~母アドマイヤセプター(京阪杯2着)、兄弟スカイグルーヴ(京王杯SC2着)、レガトゥス(クロッカスS2着)、近親エアグルーヴ(オークス、天皇賞秋)、アドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯連覇)、ドゥラメンテ(皐月賞、ダービー)、ソネットフレーズ(デイリー杯2歳S2着)、アドマイヤトライ(阪神スプリングJ3着)、ボーデン(スプリングS3着)
◎コメント:指数はまずまず。前走OP特別勝ちからハンデ1キロ増も、コース替わりを味方に楽に逃げ切った。

【土曜京都11R リゲルS】
★シャドウフューリー(牡 2020 父イスラボニータ 母父Pleasantly Perfect)
◎成績:[5.7.2.4]
◎牝系:FNo.9-f(バランス系)~母コージーロージー(ブエナビスタH)、兄弟デュアライズ(卯月S3着)、近親Lucarno(英セントレジャーS)、Lexicon(エインシェントタイトルBCH)、Thought Worthy(グレートヴォルティジュールS)、Flying Officer(ロングディスタンスC)、Ancient Fables(ジャージーベルH)、Lights On(ベット365マイル)、Be Exclusive(クロエ賞)、Karar(パン賞)、Cosmic Burst(ハニービーS)、Corelli(シングスピールS)
◎コメント:指数はイマイチ。2f目以降淀みない流れを先行し、バランス系らしい渋太さをフル活用して押し切った。

【日曜中山12R カペラS(G3)】
★ガビーズシスター(牝 2021 父アポロキングダム 母父スペシャルウィーク)
◎成績:[5.1.0.2]~カペラS(G3)
◎牝系:FNo.1-o(地力系)~母アンジュデトワール、近親エンゼルカロ(函館3歳S)、モガミフォード(中津記念)、 タケルオウジ(サンライズC)
◎コメント:指数は上々。力馬場&Hペースの消耗戦で、勢いと牝系の地力をフル活用して接戦を制した。

【日曜京都11R 阪神ジュヴェナイルF(G1)】
★アルマヴェローチェ(牝 2022 父ハービンジャー 母父ダイワメジャー)
◎成績:[2.1.0.0]~阪神JF(G1)
◎牝系:FNo.4-m(バランス系)~母ラクアミ、近親バックシートリズム(ガーデンシティS)、Connect(シガーマイルH)、モンドキャンノ(京王杯2歳S)、Native Regent(ジェネラスS)、カリボール(福島テレビOP)、レイズアンドコール(アイビスSD3着)
◎コメント:高指数。指数は上位で、前走千八組が上位を占めたように、時計&ラップ以上に荒れ馬場のタフな競馬で渋太さをフルに。