高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(25/6/28.29)
【土曜函館11R 青函S】
★エーティーマクフィ(牡 2019 父マクフィ 母父ハーツクライ)
◎成績:[5.10.6.7]
◎牝系:FNo.3-l(極軽系)~母テンシンランマン、近親テイエムダイオー(京都ハイJ)、エイシンセンネン(若駒
S)、プレミアムプリンス(マーチS2着)、プレミアムブルー(シンザン記念3着)
◎コメント:低指数。牝系的には芝向きで鮮やかな短差しを決めたが、レースレベルに恵まれた。
【土曜福島11R バーデンバーデンC】
★アンゴラブラック(牝 2021 父キズナ 母父ルーラーシップ)
◎成績:[4.1.0.1]
◎牝系:FNo.16-a(地力系)~母ブラックモリオン、近親ダンビュライト(AJCC)、ブラックスピネル(東京新聞杯)、ビップデイジー(阪神JF2着)、ラブラドライト(ダイヤモンドS2着)、インフィナイト(サウジアラビアRC2着)
◎コメント:指数は水準。小回りらしい速い流れでラスト1fを要して、地力をフル活用。
【日曜函館11R 函館記念(G3)】
★ヴェローチェエラ(牡 2021 父リアルスティール 母父Danehill Dancer)
◎成績:[5.2.1.3]~函館記念(G3)
◎牝系:FNo.9-f(バランス系)~母イプスウィッチ、近親Imperial Beauty(アベイドロンシャン賞)、Jan Vermeer(クリテリウムアンテルナシオナル)、Together(QE2世CCS)、Drain the Clock(ウッディースティーヴンズS)、Midnight Line(ロングアイランドH)、Communique(ジョッキークラブS)、Bellezza(シープスヘッドベイS)、Midnight Air(メイヒルS)、アグリ(阪急杯)
◎コメント:高指数。淀みない流れを外から捲り切って渋太さをフル活用したが、想像を絶する強さ。
【日曜福島11R ラジオNIKKEI賞(G3)】
★エキサイトバイオ(牡 2022 父レイデオロ 母父ゼンノロブロイ)
◎成績:[2.1.1.3]~ラジオNIKKEI賞(G3)
◎牝系:FNo.19(バランス系)~母アニメイトバイオ(ローズS)、兄弟クイックバイオ(ききょうS)、パイオニアバイオ(フローラS2着)、ビッククインバイオ(新潟2歳S3着)、近親レインボーライン(天皇賞春)、セキテイリュウオー(金杯東)、エースインザレース(兵庫ジュニアGP)、ホーマンフリップ(ファンタジーS2着)、メイショウウズマサ(プロキオンS3着)、シルクウィザード(福山スプリントC)
◎コメント:指数は水準。前走1勝Cで2着もハイレベルで、53キロの極軽ハンデと最内枠をフル活用して鮮やかに。