今井雅宏「重賞ステップ解析」アルゼンチン共和国杯

 

今週は秋のMの祭典、アルゼンチン共和国杯!
昨年は2600mのOP特別で3着だったハヤヤッコが10番人気1着と激走!今年も2600mの好走馬が出走するが、はたして??

重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日に公開!

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;今週は秋の楽しみ、アルゼンチン共和国杯がありますよ。22年には単勝17倍の本命が勝って馬単万馬券3点目的中とか、いろいろな伝説予想を繰り広げてきたレースなので期待してます!

;昨年は酷い目にあったからね~。

;そういえば珍しく1番人気だったクロミネンス本命で、対抗が6番人気のタイセイフェリークでワイドの1点目的中になっちゃったんですよね。10番人気のハヤヤッコに激走されて。

;カテゴリーストレスのないときの、キングカメハメハの長距離にやられちゃったよね。

;今井さんは66点のハヤヤッコも結構買って稼いでましたよね?

;どうだったかもう忘れちゃったけど、確かあの日は極端な差しバイアスじゃなかった?それで午後は内から乾いていく馬場でもあったような。天候が不安定で読むのが大変だった気がするよ。先週も豪雨の後で大変だったけどね。

;集中豪雨の後で読みにくかったですよね。

;ただ今まで記憶にない調子の悪さで申し訳なかったからね。今週はしっかり馬場も読んで当てていないと。

;今週からまた3競馬場で得意の福島も始まりますしね。天皇賞はどうでした?

;まさかの超スローで団子状態の差し競馬になったからね。斤量の軽い3歳馬に有利になったのもあるし、2頭とも量系だから上がり勝負はピッタリだった。
ただなんで武豊があんなスローに落としたのか?だよね。団子状態の上がり勝負では絶対に勝てないのに。岩田の馬もあんなスローではキレないから、あのペースなら折り合って喜んでないで強引にハナを奪いにいって飛ばさないと無理だし。先行馬が上がり勝負向きではないから、そんなにペースダウンしないと思ったけど、あのペースで仕掛けないようだとみんな共倒れだよ。

;離し逃げなら、ということでしたもんね。

;一体どうしちゃったんだろうね。タスティエーラも2000mの上がり勝負向きではないから、上がり33秒前半を割ってくるような超スローではまず無理だよ。
他の先行馬がみんな今回は走りそうにないんで、1頭残るとしたらこの馬くらいで、しかも差し馬では同じ差しの1番人気を逆転出来る馬も見つからないんで縦長の前残りに賭けたけど。ただ昨年と違ってもの凄い発汗してたんだよね。

;対抗だった昨年は落ち着いてましたよね。

;陣営が重くて息づかいが悪いって話してたけど、実際そういうことだったのかな。堀厩舎はそこそこ自信あるとマイナスの話をし出すのが特徴だから、逆に仕上がってると思ったけど。まぁ何れにしてもあのペースでは無理だから、どうしようもないけどね。
土曜京都は内が荒れて伸びない馬場になってたから、日曜は外差しに切り替えたら、もうみんな伸びない内ラチは最初から避ける競馬になっちゃって関係なくなったね。

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;まほろばSのメイショウシンタケはショックでしたよ。超人気薄だったのに直線で挟まれて立ち上がっちゃいましたよね。

;揉まれ弱いからね。外差し競馬で外を回るのを期待したら、一番ばらけない苦手な密集馬群に突っ込んじゃった。あれだけばらける馬場なのに、揉まれ弱い外枠のL系馬がよりによって内の密集馬群に突っ込むわけだからビックリだよ。
土曜は本命取消が2頭も出るし、まさに呪われているかのようだった。お祓いしないと。

;ところでかなりダウンしてましたが、大丈夫ですか?亀谷さんの対談コーナーも出来なかったみたいですが。

;どうも変だと思ってたら、コロナだったよ。ここ2週間くらい厳しかったけど、週明けから徐々によくなって来たかな。先週末は毎週のレース回顧の表も全部作りきれなかったりとか、いろいろ迷惑を掛けたけど、今週は回顧表もたぶん全部揃うはず。

;やっぱりそろそろ一人で辞典を書くのも体力的に厳しかったですかね~。

;エネルギーを使うんで病気とか併発すると大変だよね。スケジュール狂うし。それでもようやく完成までの道筋が見えて来て一段落しそうだよ。
今回はトップ種牡馬は1頭4ページで、牡牝と年齢によるタイプ変化にも分量を割いていく感じになってる。調べていくとカテゴリーストレスの増加でかなり劇的に変化する種牡馬もいるよ。

;それは楽しみにしてます!では早速お待ちかねのアルゼンチン共和国杯のデータ分析ですね。昨年は2600mのOP特別3着後の10番人気ハヤヤッコが勝ちました。2600mの好走馬からは連対馬が登録してますよ。

;それなら2600mのOP特別連対馬を見てみると、14頭中1頭が3着以内だね。他に4着馬も1頭。来たのは前走1番人気で、このタイプだと3頭中2頭が4着以内で、激走でなく疲れの少ない馬は注意。位置取りは前走3番手から今回10番手だから、相手強化で後ろに回る基本的位置取りショックだった。まぁ4着馬は2走とも差していたけどね。
2走前は天皇賞で16着惨敗。あわやの4着馬は目黒記念5着。2走前が5月だったのはこの2頭だけで、蓄積疲労の少ない馬は長距離のオープン連対馬だけにもちろん注意。3走前は3勝クラスで、3走前条件戦で連対していたのは同馬だけ。鮮度と勢いのある馬はもちろん注意。あわやの4着馬はOP特別1着で、何れにしてもリズムにメリハリがあると良いね。

;2着クロミネンスは目黒記念3着後の1番人気でした。ただ目黒記念からはいませんね。3着タイセイフェリークは3勝クラス2着後の6番人気でした。3勝クラスからは4着馬が登録してます。

;なら3勝クラス3~6着で見てみようか。そうすると12頭中2頭が3着以内。来たのは2400mで3角5,8番手から差して3着だった馬。今回は4番手だった。ある程度ついていける馬だと良いね。あわやの4着には今回14番手以降が2頭いて、追い込みに徹して嵌まりそうな馬も少し注意だけど。
2走前は、2000mの3勝クラスで7,10着。短い距離でS質を活性化しつつ全く疲労のない馬も注意。3走前は、OP特別と重賞で、どこかでタイトな経験もしているとベター。


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