今井雅宏「重賞ステップ解析」クイーンS

正攻法より大胆な戦法!?
先週は土曜函館10Rで3連単17,520円の万馬券的中など、北海道猛威を振るうMの法則!
クイーンSのステップでは3着馬と5着馬が出走するヴィクトリアマイルを中心に解析します!

重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日になんと無料公開!


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;今週は噴火湾Sで予想の順番通りに決まって3連単17520円をズバリ1点目的中など、例によって本命の馬体重が良かったレースはよく本命が来ましたね。北海Hも理想的に絞れてたので勝ちましたし、函館最終も本命が問題ない馬体重でしっかり勝ちました。

;勝負レースで、本命の馬体重がよくないレースが多かったのは残念だったけど。

;日曜は、「絞れて欲しい」本命が2頭とも絞れなかったですよね。UHB杯も絞れた方が良い本命が絞れずに増えた方が良い対抗が増えてきて、やっぱり対抗が7番人気で2着に激走しました。新潟最終も絞れずに、買い目評価の1頭だった11番人気の馬が勝ちましたしね。僕は、土曜の勝負レースの越後Sで、今井さんの本命がまずい馬体重だったんで、対抗だった9番人気から流して、万馬券が当たって良かったですよ(笑)。8番人気の本命が4着で、9番人気の対抗が2着だったレースです。

;松本が変なとこに入って捌ききれなかったやつだよね。そういうリスクも込みで戸崎でなく減量のない松本の方を敢えて選んだんで、ある程度は覚悟してたけど、やっぱりすこし悔しかったね。

;あれも松本のが10キロ増えて、対抗の戸崎が理想的に絞れてたんで、こうなると馬体重的にも戸崎の方が無難だろうと思って、対抗から流しました。いずれにしても人気薄ですし。

;でも松本のは、増えてきて良いステップだったんだけどね。休み明けでない6歳馬が10キロともなると、さすがに多少パドックでも重かったけど、それなりにこなせる範疇ではあったよ。

;同じ勝負レースの土曜函館最終は、「増えて欲しい」でも22キロ増だったんで、流石に心配だったですが、2着には来て22倍が当たりましたね。

;あれは10キロ増くらいで良かったんだけど、増えすぎたんで、「どうかな」とはちょっと思ったよ。積極策で切れ味勝負にしなかったぶん、残れたけどね。差しに回ったら、あの馬体では伸びなかったと思うよ。

;今井さんにLINEで、パドック大丈夫ですか?って訊いたら、「ぬいぐるみ状態だけど気分は良さそうだよ」って話だったんで、ちょっと金額抑えて買いました(笑)。さっかくのWレースでしたし。

;減るよりは22キロでも増えた方が良いからね。確かに脂肪は凄かったけど。同じ増えすぎでも、硬くなってるとアウトだよ。

;アイビスSDは結局外の2頭でしたね。

;土曜の競馬見て、中枠から外に寄った方が良いのかなと思ったけど、日曜だともう中は荒れて来ちゃったね。上位人気3頭以外、穴馬の選択が凄い難しいレースだったんだけど、直線競馬で上がり勝負になっちゃうとキンシャサノキセキ産駒は一押しできないのかなぁ。タマモメイトウとロードエースが危なかったから、なんとか人気薄本命でも当てられるかと思って予想したけど。ただ、いずれにしても1番のあの騎乗は読めないよ。

;あれはびっくりでした。最内だけ硬くなってるんですかね?

;いくら何でも、ぎょっとしたよ。あとそろそろブログも更新しないとね。いろいろ忙しくって更新してないけど、ちょっと気になったことがあったキズナ産駒と新種牡馬でも、詳しくやろうと思うよ。

;それは楽しみですね。

;ただ、やることがあるんで、もうちょっと待ってね。

;更新したら教えてください。ではデータ分析ですね。今週は牝馬限定戦で楽しみなクイーンSです。昨年は、マーメイドS8着後の11番人気レッドアネモスが勝ちましたが、マーメイドS惨敗馬の登録はないですね。2着のビーチサンバは、ヴィクトリアM9着後の4番人気でした。ヴィクトリアMからは3着馬と5着馬が登録していますよ。

;それならヴィクトリアM2~6着くらいで見ていこうか。そうすうると、6頭中4頭が3着以内だよ。レース間隔が開いて疲れが少ないんで、率は高いね。来た馬はみんな2番人気以内の人気馬だったわけだけど。来た馬は前走3角4番手以内で、今回は3番手以内。今回3番手以内になった馬は5頭中4頭が来ている。Mの基本ショック、「先行馬の距離延長」だね。ただ該当6頭は全て前走3角4番手以内で、差し馬の出走はないから、これをして差し馬が不利というデータには、もちろんならないけど。言えることとしては、前走先行した馬で今回も先行する馬は、率が高くなるということくらいかな。あと来た4頭は、2走前に全馬重賞を2番人気に支持されて、2~8着だから、力を出し切ったわけでもなかった。来なかった2頭は逆に、2走前に重賞で5番人気と10番人気という人気薄で1着だから、大激走をしていた。蓄積疲労が大きい馬は、GⅠ後だから反動も怖い。

;3着のスカーレットカラーは、ヴィクトリアM15着後の1番人気でした。

;ヴィクトリアM7着以下は、22頭中10頭が3着以内だよ。数が多いんで脚質でとりあえず分けると、

;今回の該当馬は追い込みでしたよ。

;それなら、前走7番手以降で見てみると、11頭中5頭が3着以内だね。今回は、3角10番手以降が3頭と3番手が2頭。巻返しステップだけに、大胆に前に行く位置取りショックか、追い込みに徹したタイプが来ていて、好位から正攻法の馬は消えた。極端な脚質をして展開に嵌まった馬が来たというパターンだね。2走前は、1頭を除くと1600m以下。1800m以上で来ているのは小回り福島を5番手で競馬をした馬。前走追い込みだけに、ある程度はS質を活性化させているステップの方が良い。





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