今井雅宏「重賞ステップ解析」フェブラリーS

 

今年のフェブラリーSは近年好走の多い根岸S上位組が不在。
まずはプロキオンSから探りを入れていこう。
土曜日は23年に12万馬券的中のあったダイヤモンドSもお見逃しなく!

重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日に公開!

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が掲載されます!

;今週は4重賞、土曜には23年に万馬券を得意技の1点目的中で、1200倍も当てたダイヤモンドSとかもありますから期待してます!
その前に回顧ですが、先週日曜は3点目以内的中ラッシュが炸裂しましたよ。京都3Rでは3連複39.9倍が2点目的中で、3連単万馬券も的中ですね。東京7Rは馬単23倍がズバッと1点目的中で、3連単266倍も的中です。東京8Rは馬連37倍3点目的中で、3連複46倍も3点目的中です。東京10Rは馬単21倍が3点目的中で、小倉12Rは馬単22倍が1点目的中、3連単208倍も的中です。
予想した10レース中4レースで3点目以内での的中ですから、絞って買えば圧倒的なプラス、絞らなくてもかなりのプラスという、例のパターンが炸裂した日になりました。

;3点目以内的中のレースは、確かみんな馬体重や馬場が問題なかったからね。そういうレースで絞って勝負という、いつものパターンだったよ。当たり前の話だけど、変な馬体重や想定と違う馬場で絞って買っても、そうそう当たるもんではないからね。ラッキーで当てたり外したりする予想ではなく、全部細かく計算しているわけだから。

;だからこそ、当たるときは今回みたいに2,3点目以内ラッシュということですもんね。

;ただみんな準勝負レースだったから、今週はしっかり勝負レースで3点目以内で当てないとだよね。日曜は重賞が見た瞬間にアウトっぽいメンバーだったから、残りのレースで当てないと全滅になるんで慎重に予想したのが良かったかな。ちょっと守りの予想だったかもだけど。

;京都3Rは単勝29倍の人気薄が本命でしたけどね。あれは種牡馬が聞いたこともない馬だったんで、焦りましたが(笑)。そういえば僕自身も辞典活用して、かなり稼ぎましたよ。その話はまた後でで、まず重賞の話ですね。日曜は重賞とも少頭数で、面白く無さそうでしたもんね~。

;しかもペースが緩みそうな少頭数だから、展開が読めないしだね。挙げ句に面白そうな大穴みたいな馬もいないんで、ああいうのは見た瞬間に気が滅入るよ。理詰めで予想しようにも、展開が分からないわけだから。

;本命のサフィラは7番人気で期待値高そうで楽しみにしてましたが、「4キロ増までに収まれば」の解説が10キロ増でした。一番来ないパターンになっちゃいましたね。

;内枠のC系で本命にしようと思ったら、陣営が「かなり増えて帰厩して本格化しているよ」ってコメントしてるんだよね。これは一番不味いコメントパターンだから止めようかと思ったけど、輸送で減る馬だし、結局当日は少しの馬体増になってる可能性も高いという判断だったけど。4キロくらいまでに収めれば好走は約束されている人気薄だから、本命にしないで増えすぎなかったらショックだし、後悔するからね。

;C系の差し馬が10キロ増で外回っても接戦のでしたもんね。

;何度か説明したけど、「馬体が増えて本格化している」というのは一番不味いコメントパターンになる。もちろん、前走減ってたり、馬体重が流動的な時期や、非C系ならそうでもないこともあるけどね。この馬は重賞戦線で走ってる馬だから、前走増えて過去最高体重の5歳牝馬が大幅に増えたらまずアウト。だけど馬体が増えると陣営は満足しちゃうことが多いんだよね。本格化したと勘違いして、そこから絞り込まない。

;よく解説してるパターンですよね。

;ただこのステップなら4キロ増くらいまでならまず3着以内は確実な7番人気だからね。だいたい陣営の馬体重のコメントなんてほとんどアテにならないから、大幅増でない方に賭けたけど、その賭けに負けたということだったよ。

;この場合は普通に対抗のエリキングからが正解ですかね?

;まぁ人気が全然違うからね~。さすがに内差し馬場になって内を突くというシナリオに賭けて、当初の3分の1くらいの金額に抑えてそのまま買うのが正解じゃないかな。

;ウマゲノムの解説にピッタリの、少頭数大外枠のキズナ牡馬にやられちゃいましたね。しかも非根幹距離の。

;ただこれは難しいよ。前走同様の競馬を選択したら、スローの外差しだからほぼ間違いなく凡走しているからね。スローになれば前に行く位置取りショックをするしかない。
だけど、騎手が前走追い込んで好走した馬で前走の走りで満足してる可能性も高く、先行の位置取りショックを仕掛ける確率が一体どれだけあるのか?もちろん、仮にスローの前残りになって前に行く位置取りショックをすれば有利ではあるけど、それはどの馬もほぼ同じだし、まぁこれが少頭数のスローの恐ろしさだよね。
騎手が取ろうと思えば取りたい位置を取れる。つまり騎手の気分次第でどうにでもなるということだよ。前走同様の競馬なら5着が精一杯のペースだったからね。理詰めで予想するにも、騎手が自由に動けるペースではブラックボックス部分を詰め切れない。もし確実な作戦があるとしたら、単勝爆弾しかないわけだね。

;前に行く位置取りショックを仕掛ければ来る馬を何頭も買う方法ですよね。

;そもそもペースが読めないわけだから、差しに回って嵌まる馬の単勝でも良いわけだけど、何れにしても極端に乗りそうな馬を何頭も買えば、そのどれかの騎手が位置取りショックを掛けたらその馬が勝つというわけだよね。この方法論なら、別に騎手がどう乗るか読む必要は全くない。誰か一人がやってくれれば良いわけだから。

;それが単勝爆弾ですよね。

;ただそれをやる場合はエリキングがほぼ確実に勝てないという保証がないとだけど。そこの判断は、このレースでは難しかったかな。確かに大幅短縮だから好走は間違いないけど、間に合わないで2,3着と決めつける判断があっても良いかもだけど、まぁ結果論という感じもあってその辺は難しい判断だったとは思うよ。

;クイーンCは、11番人気2着のジッピーチューンも1着馬も買い目には入っていましたが。

;これは別の意味で難しいレースだった。ジッピーチューンもそうなんだけど、精神コントロールが凄く難しい馬がかなり多かったんだよね。この馬も入れ込みが激しいから輸送をクリアするか自信がなくて本命にまでは出来なかった。結局、体重の増減を最小限に抑えて、前と内のバイアス、ペースになったんで、ロードカナロアの内枠が炸裂したわけだけど。

;これも辞典にある、ロードカナロアの相手強化+内枠ですもんね。

;ギャラボーグはスタートミスって外回って馬群に入れなかったから集中力が切れたということだけど、馬自体が反動で硬くなってた。判断ミスだったね。

;前走も本命でお気に入りの馬でしたが、あの内伸びの展開で外では集中力も切れちゃいますよね~。

;まぁあのレースを見て、「内と前」のバイアスだから、日曜8Rできっちりリベンジさせてもらったわけだけど。

;5番人気の1番フェイト本命で、ズバッと当たりましたよね。ただこれは辞典では、リアルスティールの「内」と「ダートから芝」がどうかと思ったのですが?

;競馬は相対的なものだからね。もちろん馬の特性が一番大事だけど、何より大事なのは異端性、鮮度だから。先週のマクフィだって内枠の短縮で良なのに好走したでしょう?

;13番人気で5着のシリウスコルトですよね。重なら確実に来てたと興奮してました(笑)。

;あれも結局異端性と鮮度ということだよ。競馬でそれに勝るものはないわけだから。ただ単に異端であるだけでは駄目だけどね。苦手な条件に向かうには、その為の周到な仕掛けが必要になるけど。フェイトの場合なら、2走前に東京マイルのダートを使ってるという仕掛けだね。
しかもこのときは2番手で前走は我慢している。このステップなら、内枠のリアルスティール牡馬、ダートから芝でも、異端の優位性で上回ることが出来る。
つまり正確に言うと、異端性と臨戦過程で個の問題を乗り越えるということだよね。もちろん、その臨戦過程における数戦前からの仕掛け自体がその馬にフィットしてないといけないわけだけど。ところで、1点目で当たった小倉12Rね。あれは当日かなり勝負で良いよ。

;3連単万馬券も当たったレースですね。前走減ってた非C系のアドマイヤマーズが増えてきましたもんね。

;それもあるし、馬場だよね。道悪になったから。馬柱を見れば誰でも分かるけど、唯一の道悪で過去に勝ってるし、アドマイヤマーズはダートなら軽い馬場も向くしね。

;あれも辞典に載っている、アドマイヤマーズの「揉まれない短縮」でしたよね。

;逆に勝負レースの小倉8Rは、当日の馬場でちょっと怪しくなったわけだけど。

;確かに「良馬場なら」というような解説でしたね。

;ニューイヤーズデイは小回りの道悪だと忙しくて競馬を放棄しやすいけど、良なら延長なんで気分良くついていけるわけだよ。

;やっぱり馬体重と馬場に注意してということでした。あと個人的には小倉1Rを辞典読んで稼ぎましたよ(笑)。

;予想しなかったけど、どんなレースだったっけ?

;勝った6番人気のエイシンフラッシュが坂が得意でない馬が中山で走って小倉でしたから。人気薄で3着のサトノダイヤモンドは、激走率が高いと解説にあった、「牡馬の1600m以上の短縮」ですね。

;なるほど。

;それと最初の京都3Rの人気薄の本命ですが。あの馬ってデータがないでしょう?なにせあの馬1頭しかJRAで走ってなくて、しかも新馬だけなので、データが1レースだけですから(笑)。それで、いきなり600mの短縮+芝からダートで本命なので驚きました。でAIに訊いてみたんですよ。そしたら、C系だっていうんで安心して買えました。合ってました?

;いや、たぶんC系じゃないけど。そんなことAIが言ってたんだ(笑)。まぁ確かに若干C要素もあるけどね。どれどれ、なんて言ってたの?

;・・・こうですけど(LINEの画面を送信)。

;・・・なるほど、S系の特徴を並べてC系だって解説だね~(笑)。AIはまだアテにならないから。でも面白いね。

;ところで、どうしてこの馬1頭だけしかいない、しかも1戦しかしてない種牡馬なのに、芝からダートで本命に出来るんですか?7番人気で。

;この馬は父の父も馴染みがないよね(笑)。まぁ一応初ダートの馬は細かく何代前までも配合も見てるよ。ただパドックそのものも、「短縮の芝からダート」に生まれてきたような馬だったね。差しに回って欲しかったけど。
でも、そのAIの話は面白いからnoteに載せておこうか。思った以上に忙しいんで更新遅れたけど、一応書いてはいるんだよね。あとは最後に見直して表を入れるだけだから、今度こそ日曜にだよね。表を作るのが案外大変なんだけど、それにしてもAIの話は面白いな~。

▽種牡馬辞典の内容をちょっとだけ紹介!noteの最新記事はこちらから!▽

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;ええ、適当ですけど進歩はしてますね(笑)。ではデータ分析はいろいろ楽しみなレースもありますが、さすがにフェブラリーSで。
25年は、根岸S1着後の2番人気コスタノヴァが勝ちましたが根岸S好走馬は珍しくいないんですよね。2着サンライズジパングはプロキオンS2着の5番人気でした。

;プロキオンS連対馬は2頭中1頭が3着以内。数が少ないから参考までに同じ中京1800mだった東海Sの連対馬も含めると、13頭中5頭が3着以内。一応こっちで見ていくと、来たのは前走3角1~8番手と様々だった。そもそも該当馬のほとんどがこのゾーンだったしね。
今回の位置取りも、3角1~13番手と様々。ただ2番手以内2頭と、7番手以降3頭で、2番手以内だと3頭中2頭、7番手以降だと7頭中3頭が3着以内だから、どちらかというとメリハリ付けて乗った方がベター。まぁストレスはあるからね。展開に嵌め込んだ馬が来ているとも言えるわけだけど。
2走前も3勝クラス~GⅠと様々。GⅠの2頭以外は連対していた。あと3勝クラスは来た1頭だけで、もちろんトップクラスカテゴリーストレスの薄い馬は怖い。

;3着ミッキーファイトは、名古屋大賞典1着後の1番人気でしたが、このステップはいませんね。


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