今井雅宏「重賞ステップ解析」七夕賞
重賞ステップ解析とは
今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日に公開!
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七夕賞
編;今週の重賞は七夕賞ですよ。
昨年は超人気薄で激走したオニャンコポン含めて予想上位に取りあげた馬が5着以内を独占しましたが、本命だった10番人気がほぼ最後方からで間に合わなかったんですよね。
走れる馬が分かってるだけに悔しかったです。
今;人気の対抗からにしとけば良かったレースだったっけ。
今年はリベンジしないとだよね。
編;その前に回顧ですが、先週は天候が読めない上に変な体重の馬も多くて大変でしたよね。
今;う~ん、勝負レースに選んだジュライSも本命が休み明けで12キロ減だったりとかで参ったよ。
編;理想体重と逆ベクトルで理想体重より16キロも細いので、さすがにこういうレースは対抗のミッキーヌチバチからですかね。
5番人気と人気もなくて馬体重も問題無かったですし。
今;まぁパワー型の先行馬があれだけ減っちゃうと粘れないかな。
土曜の勝負レースだったTVh杯も同じだったよ。
編;本命が突如10キロ増で、連対時最高体重より14キロ増えちゃったレースですよね。
確かに体重に問題のなかった対抗の5番人気メルトユアハートが連対してと、ジュライSと全く同じパターンでした。
これはさすがに回顧の読者なら、体重で対抗から買って当てた人は多かったでしょうね。
今;本命はカテゴリー鮮度のない5歳牝馬の差し馬で、しかも前走4キロ増えた後の非L系だからね。
全ての面でM的には10キロ増だとアウトだったよ。
編;いつものように馬体重の合ってる馬からしっかり勝負ということでした。
今;両レースとも、対抗は馬体重が問題ない上に人気もないわけだから余計にだったね。
編;それと北九州記念は前残りを出遅れちゃいました。
今;想像以上に乾くスピードが速かったよね~。
内から乾く馬場になったから、出遅れた瞬間に終わりだった。
ただこれは馬場設定が合わないと当てられないレースだから、何れにしてもお手上げだったけど。
ジェニファーは鮮度があってもちろんM的には良いけど、過去のレースからも重い馬場だと体力不足になるんで、1分9秒以上掛かって内が荒れて重くなってると物理的にアウト。
そういう馬だから、前日の馬場と雨予報の感じでは押さえ評価になっちゃうね。
ちょうど良い普通のクッションの利いた程度の軽い馬場になって、かつ内から乾く馬場にもなったんで、体力切れを起こさず鮮度に伴うしぶとさを存分に活かせたけど。
馬場設定が全てのタイプ、枠なんで、天気予報を読めない限り無理だった。
まぁそもそも少頭数で天気が読めないレースでは、レースの意味そのものが焦点を結びようもなく儚いけど。
編;あと日曜は最初と最後の両方で締めましたよね(笑)。
最初の福島1Rで単勝8倍の馬が勝って、馬単77.8倍的中で、最後の福島最終も的中でした。
今;2頭とも、馬場、馬体重共に特に問題なかったからね。
福島1Rのオウケンハニーは休み明けで増えなかったけど、前走が8キロ増で凡走した馬だから、かなり増えた方がむしろ怖い。
まあ減りすぎも嫌だけど。
それとまだデビュー2戦で5着以内に好走したことが一度もない、カテゴリーストレスの全くない馬だから、馬体重はかなり流動的になってくる。
編;カテゴリーストレスの薄い馬は馬体重の流動性が高いのが、Mの体重理論の基本ですね。
今;特にS系はね。
TVhみたいなカテゴリーストレスが高い上に古馬だと、体重が10キロとかズレると走る前からほぼアウトだけど。
編;この1レースはスタートで先行した瞬間に勝ったと思いましたよ(笑)。
前に行く位置取りショック指定での本命でしたから。
これは2走前に芝でも先行しているくらいで、行く気になればダートなら楽に先行出来るという読みでした?
今;まぁそれもあるし、陣営が強気に押し切るって話してたからね。
木幡も先行が基本の騎手だから、押してでも先行するだろう。
これで言ってることとやることが違って差したりしたら、幾らなんでもショック過ぎるよ(笑)。
しかも行こうと思えば楽に行けるスピードもあるわけだからね。
陣営のコメント、馬のタイプ、騎手、その全てが先行したいわけだから、あとは騎手がそれを実行するだけだった。
馬が楽に実行出来る状態で、かつ騎手もそれを望んでいる、「約束された位置取りショック」というやつだよね。
編;やっぱり体重が問題なくて指定通りに乗ると人気薄でも勝ちますよね。
あと福島の7Rはショックでした。
かなりの人気薄だった対抗が激走しましたが、本命が途中で下がって下馬してと、何かアクシデントがあったような走りでしたから。
今;レース前の放馬のアクシデントでかなりテンション上がって、馬がおかしくなっちゃったのかな。
対抗の人気薄が走っただけに残念だったよね。
なにか踏んだり蹴ったりだった。
編;本命の馬体重がおかしかったりもあって、やけに人気薄だった対抗の方が来ちゃうレースが多かったですね。
今;天気予報が分からないと絞りきれないんで、人気次第では対抗からも買っといた方が良いのはあったかな。
編;それと体重で対抗からもですね。
ではデータ分析ですが、今週は七夕賞です。
昨年は、3勝クラス勝ち後のコスモフリーゲンが勝ちましたが、今年は条件戦からの登録はないんですよ。
2着には、エプソムC2着後のドゥラドーレスが来ましたが、このタイプもいません。
3着は1800mのOP特別10着後だった11番人気オニャンコポンが来ました。
この馬も上位評価でしたが、凡走馬も巻き返せますか?
今;1800m、2000mのOP特別6着以下だと、26頭中3頭が3着以内だよ。
来たのは前走3角7,12,12番手。
前走4角でも12番手以下だった馬だと、6頭中2頭が来ている。
巻返しステップだけに極端な脚質が嵌まらなかったタイプ、特に差し不発だった馬が小回りの流れ激化で嵌まるみたいなタイプには注意。
今回の位置取りは3角5,8,12番手だった。
2走前は、OP特別2頭とGⅠで、共に9着以下だから全く蓄積疲労の心配はなかった。
まぁそんなステップの馬がほとんどのデータだから、どこまで意味があるかは微妙だけど。
距離は1600m、1800m。
OP特別を差して凡走という活性化の弱い3頭だったから、それまでに何かしらの方法で活性化させていた方が対応しやすかったということだよね。
もちろんカテゴリーストレスも薄れるし。
3走前は、1800mの重賞2頭と1600mのOP特別。
とこかでS質を刺激するタイトな経験はしていた方が無難になる。
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