今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去３年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日になんと無料公開！


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編；先週は、土曜に3点以内での万馬券的中が2レースあって、日曜は勝負レースでも万馬券が当たってと、3レースで5点以内の万馬券的中がありました。随分と馬券的には稼げた週でしたね。

今；馬券的には良かったね。重賞で万馬券当てたかったけど、重賞の方は1番人気が鮮度の高い馬ばかりで、堅かったりだったしね。

編；土曜は京都7Ｒで、本命が勝って上位3頭が3着以内独占で、馬単9750円が2点目、3連単49230円の万馬券も2点目、もちろん3連複は1点目的中でした。10Rの都大路Ｓでも、3連複15870円が3点目的中で、得意の3点以内の万馬券的中が連発しましたよね。日曜は、勝負レースの與杼特別で、予想上位3頭が3着以内独占して、馬連3020円1点目、3連複1900円も1点目、3連単の万馬券は2位－1位－3位の順で入線ですので、5点目の的中でした。

今；あそこまでいけば、単勝15倍ついてたし本命に勝って欲しかったけど、人気馬に最後、足下をすくわれちゃったよ。

編；勝ったと思ったところを、内からするする抜けられちゃいましたよね～。もう少しで、万馬券も1点目的中でしたから、ちょっと悔しかったです。例によってここだけの話ですが、土曜の4万馬券2点目的中も準勝負レースで唯一のＷマークレースでしたし、日曜も與杼特別 が勝負レース唯一のＷマークレースで、日曜の準勝負レースのＷマークレースも3連単4020円がズバリ1点目での的中ですから、余計に美味しかったですよ。

今；このサイトは締め切りが遅いからね。予想した中でどれが一番期待値高いか、じっくり考えてから、おまけで後で入れてるんだよ。

編；ですね。

今；4万馬券が当たったレースは、勝った本命が休み明けでちょうどよく増えてきたし、対抗の方は逆の馬体重だったから、余計に勝負しやすかったよね。

編；そうですね。馬体重に問題なかった3番目の馬を対抗よりも厚めに買えば、実質1点目で馬単90倍も、3連単の4万馬券も当てられるんで、やっぱり馬体重は大事ですよね～。

今；日曜の勝負レースも、本命の馬体重が良かったこともあるけど、「上がり掛かれば」というような解説で、他の馬はほとんどが「道悪で軽い馬場になれば」というような解説だったから、当日は雨がほとんど降らなかったんでライバルより有利になって、勝負レースの中でも、かなりの勝負レースになったよ。思わず天気見て、ガッツポーズしちゃった。単勝も15倍と、結構ついてて美味しかったしね。

編；いつもの、馬体重、馬場、オッズで期待値の高いレースを選択して勝負ですよね。ダービーはダーリントンホールが出遅れて、外々回ってで、縦目での馬単的中に終わっちゃいましたね。

今；あの馬場でスローでは、外々回った追い込み馬は物理的にアウトだし、高速上がり向きでもないから、出遅れた時点でもう終わりだった。パワー勝負にならないと、あの馬場でスローだと、差し馬は内枠以外用なしが基本で、上がり勝負向きとは言え、外目の枠の差し馬だったサリオスはよくあの流れで連対したよ。結局人気2頭が年内1戦で鮮度が一番高かったりするから、Ｍ的に馬券妙味のないレースだったんで、配牌からして詰んでたけど。目黒記念も、あの馬場でスローだと、外枠の差しは最内に潜り込まない限り終わりだから、内の馬と中の先行馬で決まった。ちょっと今期の東京芝は馬場が軽すぎて、レースが単調過ぎるよね。それで1番人気が鮮度馬だったり、年内に使われてなかったりで疲労の少ないレースが続いているから。やっぱり、基本は人気馬の危ない期待値が高いレース、今週だと與杼特別や、先週で言えば烏丸Ｓみたいなレースで勝負した方が、馬券的には美味しいよ。

編；両方勝負レースで、馬体重も馬場もぴったりで、そのまま万馬券的中でしたもんね。
　では、今週は重賞で万馬券ということで、安田記念のデータ分析にいきましょう！昨年は、マイラーズＣ4着後の4番人気インディチャンプが勝ちました。

今；マイラーズ3～5着は、12頭中4頭が3着以内だよ。来た4頭中3頭が2走前に重賞を連対して、そのストレスで連を外したタイプ。このタイプだと、5頭中3頭が来ている。そのうち来なかった2頭は3走前も年明けのマイル重賞で連対していて、来た3頭は準勝負OPとOP特別と昨年のマイルＣＳ6着。Ｍ的には当たり前だけど、マイルのトップクラスストレスが薄い馬の方が有利だ。2走前に連を外して来た馬は、2走前が香港のレースだったから、鮮度が高かったよ。3走前が重賞でなかった馬なら、2頭とも来ている。あと今回3角3番手以内の馬は4頭とも消えている。相手強化で勝ちに動きすぎると危ないね。ただ、今のとんでもなく軽い馬場が継続しているようだと、トップクラスの短距離は速い上がりが出せる量系の先行馬なら、前が止まりにくいからね～。レース摩擦が弱すぎると、どうなるか微妙にはなるけど。

編；2着にはヴィクトリアＭ5着後の3番人気アエロリットが来ました。

今；ヴィクトリアＭ3～5着は、9頭中3頭が3着以内だよ。来た馬の2走前は、1400mと1800mの重賞と、米国の1900ｍ。3走前は秋華賞と準OPとマイルＣＳ。マイルＣＳの馬は12着惨敗で、前走が米国の馬。2走続けて、1400m～1800mの国内重賞だった馬は4頭とも消えた。つまり、いつものようにＭ的には常識だけど、国内マイルトップクラスのカテゴリーストレスの薄い馬が有利ということだね。前走の位置取りは3角1番手と2番手と11番手。今回3角5番手以内になった馬なら4頭中3頭が来ていて、前に行った方が有利だ。ただ今回11番手だった馬で、15番人気4着とあわやの走りを見せた馬も1頭いたから、一応差し馬も注意。その馬は、前走3番手だったから、かなり思い切った位置取りショックだった。大胆な位置取りショックが流れに合っていれば、どんなステップでも激走確率が上がるのはＭの基本だからね。

編；3着のアーモンドアイは、前走ドバイターフ1着からでしたが、ドバイ帰りの馬はいませんね。

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