高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(17/12/28)

【木曜中山11R ホープフルS(G1)】
★タイムフライヤー(牡 2015 父ハーツクライ 母父ブライアンズタイム)
◎成績:[3.2.0.0]~ホープフルS(G1)
◎牝系:FNo.14(バランス系)~母タイムトラベリング、近親サクラローレル(春天、有馬記念)、Steamer Duck(伊グランクリテリウム)、タイムパラドックス(JCD、川崎記念、帝王賞、JBCクラシック(2回))、Gentoo(カドラン賞、ロワイヤルオーク賞)、エピセアローム(セントウルS)、カポーティスター(日経新春杯)、Mobaco(アンドレバボワン賞)、Los Cerritos(ヘルツォークフォンラティボアレネン)、サクラシャイニー(黒潮マイルCS(2回))、スタークニナガ(知床賞)
◎コメント:指数はまずまず。流れも向いて、鈍重血統らしさをフル活用。

【木曜阪神11R ベテルギウスS】
★ルールソヴァール(セ 2012 父フレンチデピュティ 母父フジキセキ)
◎成績:[6.6.0.10]
◎牝系:FNo.22-b(地力系)~母キョウエイトルース、兄弟サウンドトゥルー(東京大賞典、チャンピオンズC、JBCクラシック)、コンフォーコ、ツインクルスター、近親キョウエイヨシノ
◎コメント:指数は平凡。血統の良さを発揮したが、相手に恵まれた感。


【注目レース勝ち馬の牝系解説とは】
先週行われたレースの中から、注目度の高いレースをピックアップし、牝系を解説します。
牝系とは母方の血統のことで、19世紀にブルース・ロウが考案したファミリーナンバーを元に、高柳氏が「地力系」「バランス系」「極軽系」に三分類。勝ち馬がどの系統に分類されるかでレース傾向を探ります。
さらに勝ち馬の近親馬を列記することで、その牝系の特色をつかむことができます。
また「高柳式スピード指数」によるレースレベルの評価も記載してしていますので、ぜひ参考にしてください。